先日、会社の検診で引っかかった夫(悪玉コレステロール高値)と共に、私のダイエットを兼ねて、水戸の千波湖一周ウォーキングを行ってきました。
近くは通過するものの、歩くのは久しぶりだったので、この周辺の景色の美しさを堪能しながら、楽しく歩きました。
しかし、いいシャッターチャンスがあると、私がしょっちゅう立ち止まるので、「ウォーキングにならないよ!」と、夫からは苦言が...。
黒鳥と、ちょうど咲き出した花菖蒲とのコントラストが、涼しげでキレイ...。
映画「桜田門外の変」のセットが作られたと同時に、喫茶コーナーや噴水などが新に作られ、「見所」が増えたようです。
所々で休んでる姿が見られる、この鳥は、アヒル? カモ? どちらにしても、のどかな気分にさせてくれる光景であります。
黄色い花菖蒲も、ステキ。 そういえば、私が生まれ育った昔の家の庭にも、この「黄色い花菖蒲」があったっけ...。
ふと、向こうから泳いでくる「何か」に、目が釘付けに...。あれは何? 急いで近付いてみると、なんと、カルガモの親子でした。よく、東京の道路を歩いている姿が話題になるけど、水面でも、こんな風にぴったりと一列に並んで、移動するんですね。
今回のウォーキングは、駐車場の関係で、いつのも反対周りで歩いてみましたが、肝心の「出発点」に当たる場所に着いてみて、少々(いや、かなり)がっかりしたことが...。
う~む、これはあくまで、私の個人的な感想ですが、「開発の手を入れすぎ」た感じですな。 私は、あの「土が見えてる」自然なままの風景が好きだった。野鳥たちもたっぷりいて、子どもたちが近付いて餌をあげたりしてる光景も見られたし...。
それに、湖畔の遊歩道も、なんとも古びた、いい風情があったものですが、それも「キレイに」整備されてしまっている...。
朽ちたハスの葉の景色、護岸が整備されていない部分の「味」、そういう所に「ビオトープ」のような効果があったはずなのに...。そういう所に、微生物が住み、それを食べようと、小魚が繁殖し、その小魚を狙って野鳥たちが集まる...そういう現象を、理解した上での「整備」だったのか...?
どういう関係の方々が計画したのか、知らないけれど、そういうメンバーの中に、生物の生態系に詳しい人、美術的な「侘び・寂び」を理解している人、そういう人も加われば、こんな安直な?整備の仕方をしなかったろうに...。
なんとなく、千波湖に行きたくなる楽しみが、減ってしまった気がする、私です。野鳥の数も、減っているような...。
↓ こちらは、約1年半前の、千波湖の写真。