ようやく、あるプレッシャーから解放されました。
というのも、去年初めて、「公民館講座」の一つを開講して、今年度は「二年目」となるのですが、その「合同開講式」なるものが開かれた際の、「講演」の講師役が、私に回ってきたわけです。
まあ、少し話して、あとは、講座でやっている内容を、集まった皆さんに体験してもらう形で、ということでしたが、問題は「講演」の方。
この私、子ども相手ならば、けっこう平気なのに、大人の人たち、しかも「お偉い方々」までいらっしゃる前では、どうにも緊張してしまう性質。
「講座を開くに至った経緯」を、私のこれまでの音楽との関わりを中心にお話ししようと、何度もシュミレーションしてみたわけですが、さすがに、当日の朝は、「食欲がない」経験は「つわりの頃」以外は経験のない、この私が、「まったく食欲がわかない」状況でありました。
それでも、いよいよ「講演」の本番になってからは、「しゃべるのは下手ですが...。」という前置きで話を始め、なんとか、考えていた内容を話し終わると、皆さん、それなりによく聞いていてくださった感じだったので、ホッとしました。
「歌」が始まれば、「いつもの通り」なので、特に緊張することもなく、楽しくできて、「まずまず」といった感じでした。
中には、早めに行って練習していた私の近くに来て、一緒に歌っていた方が、気がつけば最前列に来ていて、「朗々と」歌っている姿も見えて、ちょっと面白かったり...。あとは「いや~`学生街の喫茶店’が懐かしかったです!」とわざわざ言いに来てくれた職員の方もいて、嬉しくなりました。
実は、ちゃんとした「声楽の曲」も少し御披露しようか? とも考えていたのですが、伴奏者の都合がつかず、私自身も、風邪の後遺症で、声が本調子ではなかったこともあり、断念しました。「私一人の歌も聴いてみたかった」と言ってくれた人もいて、ちょっと嬉しい気分にもなりました。
というわけで、なんとか「大役」を果たせて、スッキリした気分です。
昨日歌った曲目: ♪ 「背くらべ」 「あざみの歌」 「涙そうそう」 「学生街の喫茶店」 「荒城の月」
密かに計画していた独唱曲:♪ 「この道」 オペラ`フィガロの結婚’より「恋とはどんなものかしら」