ロンドンオリンピックも、ついに終わってしまいました。
柔道の出足が不調で、心配されましたが、結果は史上最多のメダルの数だそうで、よかったよかった。オリンピックは「スポーツの祭典」だけに、遠く離れて、テレビで観戦しているにもかかわらず、見ているこちらまで、感動や熱意が伝わってきて、いろいろ「勉強」になったりもするから、やはり凄いですよね。
ところで、家族で、何かの拍子に、私の時代に流行った「スポ根アニメ・ドラマ」の話題になり、今考えれば「ありえない」技がたくさんあったのを思い出しては、夫と共に「バカウケしながら」子どもたちに語って聞かせることとなりました。
☆「稲妻落とし」(サーブ) (「サインはV」より)
後ろを向いて構え、腕をグルグルと回して打つと、稲妻のようにボールが動いて落ちる。
かつての子どもたちは、「稲妻落とし」~と言っては、このポーズでよくサーブを打っていたものでした。
☆「魔のX攻撃」 (「サインはV」より)
実は私、この技を完成するために行っていた、二人揃って「ダッシュ」する練習法に憧れ、実際に二人揃ってダッシュする練習をしてみたりしてました。
「X型に」ジャンプはできるとしても、その後空中で一回転して降りるのまでは、無理だろうと思う、昨今?であります。
☆「トビウオターン」 (「金メダルへのターン」より)
この当時、野球・バレーボール、に始まり、いろんなジャンルのスポーツネタの作品が登場してきましたが、これは「競泳の世界」の実写版ドラマでした。
そこで、主人公が得意としていた技が、この「トビウオターン」。今は「バサロスタート」が主流で、ターンしたときも、その方法を使っているようですが、この「トビウオターン」の場合、ターンした後に、本当に「トビウオ」のように、水面の上を「飛ぶ」泳法でした。たぶん、どう考えても「あり得ない」と思うのですが、当時は「真剣に」見つめていた私でした。(他の人たちがどうだったかは不明。)
☆「大リーグボール:消える魔球」 (「巨人の星」より)
私は、このアニメを断片的にしか観ていなかったので、果たして「消える魔球」が第何号だったか? よく憶えていないのですが、印象的だったのは、投げる前に上げた足が、完全に「真っ直ぐ」状態になり、耳にまでくっついてしまう瞬間でした。
このシーンに関しては、同級生の男子が、ソフトボールごっこをしているときなど、よく真似してましたね。「大リーグボール!」と叫んでは、足を高く上げ、耳まで届かせようとするものの、届かないので、耳の方を近づけてみたり...。
「スポ根アニメ・ドラマ」で育ち、やがては「青春モノドラマ」を見て、何かを考えさせられ、我々の世代は、自分たちの成長と共にテレビ番組が傍にあった感覚でしたが、それは、我々の世代が、テレビが出来たのと同じ頃に生まれたからなんでしょうかね?
そういえば、こんな歌もあった。
♪ 生まれてきたのはなぜさ 教えて僕らは誰さ 遠い雲に聞いてみても 何も言わない だから探すんだ君と でっかい青空の下で この若さを全て賭けていい何かを 愛する人がいるなら 求めるものがあるなら 何にも怖くはないさ そいつが青春 涙は心の汗さ たっぷり流してみようよ 二度と戻らない今日のために... ♪ (ドラマ「われら青春」の主題歌 だったと思う...。
)
この歌(「帰らざる日のために」という曲名だったことが判明。)の歌詞が好きだった私は、よくノートに書き写していたものでした。子どもたちの世代、その下の世代にも、伝えていきたい気分の私ですが、こういう「熱い」思い?って どうなんでしょうねェ、「暑苦しい」って思われるだけかな?