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『力の結晶』(読書メモ)

中村天風『力の結晶: 中村天風真理瞑想録』PHP研究所

少し心が弱っているときに本屋で見つけて読んだところ、とても励まされた。

講義録なので、まるで本人が目の前で話しているかのような臨場感がある

本書のメッセージを要約すると「人間は宇宙霊(神)からエネルギーを得ているが、そのパイプが心である。心をポジティブにすれば、たくさんエネルギーをもらえるが、ネガティブになるとパイプが詰まってしまう。だから常に心をポジティブに保て!」ということ。

各章の最後に「誦句」が掲載されているのだが、その一部を紹介したい(運命の誦句)。

「平素出来るだけ何事に対しても、感謝と歓喜の感情をより多くもてば、宇宙霊の与えたまう最高のものを受けることが出来るのである。かるが故に、どんな事がっても、私は喜びだ、感謝だ、笑いだ、雀躍(こおどり)だと、勇ましく溌溂と人生の一切に勇往邁進しよう。」(p.183)

個人的には「雀躍(こおどり)」が好きである。

ちなみに、この考え方は聖書の言葉とも共通している。

いつも喜んでいなさい。絶えず祈りなさい。どんなことにも感謝しなさい」(テサロニケの信徒への手紙I 5章16節)

心のマネジメントは、やろうと思えばできる、と思った。










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