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『オール・ザット・ジャズ』(映画メモ)

『オール・ザット・ジャズ』(1979年、ボブ・フォッシー監督)

これはかっこいい映画である。

ボブ・フォッシー監督の自伝的なミュージカル映画なのだが、目が釘付けになる

女たらしだが凄腕の演出家ジョー・ギデオン(ロイ・シャイダー)の朝は、目薬をさし、シャワーを浴び、覚せい剤タブレットを飲んで「イッツ・ショータイム!」という気合で始まる。

何人もの女性ダンサーと関係を持つジョーだが、演出に関しては妥協を許さない。いわゆる仕事人間である。この映画を観ていて感じたのは、彼にとって女性との関係は仕事のための原動力or手段ではないか、ということ。

家庭のことは奥さんにすべて任せて、自分は仕事に打ち込むビジネスパーソンとジョーの姿が重なった。


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