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『君と歩く世界』(映画メモ)

『君と歩く世界』(2012年、ジャック・オーディアール監督)

シャチショーの調教師ステファニー(マリオン・コティヤール)は事故で両足を失うが、失意の中、(シングル・ファザーで)警備員&格闘家のアリ(マティアス・スーナールツ)と出会う。

粗暴であるが人間味のある彼との交流を通じて、生きる力を取り戻していくというストーリー(ちなみに実話)。

何が凄いかというと、両足を失った後の映像が全てCGであること(非常にリアル)。

始めは義足を隠していたステファニーが、後半では義足を自分の一部として露出するようになり、観ている方も、堂々とした義足姿のスタファニーが恰好良く見えてくる。

度々訪れる悲劇や事故の中で、人間が「もがきながら、助け合いながら生きる姿」が描かれている点が良かった。

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