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『ハンガー』(映画メモ)

『ハンガー』(2008年、スティーヴ・マックイーン監督)

1981年、北アイルランドの刑務所に収監されている政治犯(IRAメンバー)の抵抗を描いた作品(実話)。

アイルランド人の誇りが伝わってきた。

政治犯として適切な扱いを求めるIRAメンバーたちは、いろいろな抗議活動を展開するが、究極の作戦はハンガー・ストライキである。いちどにストライキにはいらず、一人ひとり順番にハンストするのだが、その一番手がボビー・サンズ(マイケル・ファスベンダー)。

ハンストに入る前に、神父と二人で会話する長い場面が圧巻である。

俺の信念は単純だからこそ強い

という言葉が心に響く。

地球の様々な地域で民族紛争が起きているが「民族の誇り」にこだわる人たちの気持ちが伝わってきた。
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