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『幸せの教室』(映画メモ)

『幸せの教室』(2011年、トム・ハンクス監督)

学歴のために大手スーパーをリストラされた中年のラリー(トム・ハンクス)は、一念発起して大学に入学し、「スピーチ」と「経済学」の授業を履修することに(ちなみに離婚しているので独身)。

スピーチを教えるテイノー先生(ジュリア・ロバーツ)や、女子学生タリア(ググ・バサ=ロー)と出会い、新しい世界が広がる、という物語。

トム・ハンクスが「冴えない中年」を上手く演じているのが印象的である。

なお、ラリーはスーパーに務める前に、海軍の料理人として20年間働いた経験を持つのだが、リストラ後、販売店では雇ってもらえず、結局、レストランのコックとして働く場面がある。

やはり「芸は身を助ける」といえる。

最近、「学び直し」の大切さが叫ばれているが、「自分の強み」を生かしつつ、「新しいことを学ぶ」ことがポイントになる、と思った。
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