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『ロスト・イン・パリ』(映画メモ)

『ロスト・イン・パリ』(2016年、ドミニク・アベル&フィオナ・ゴードン監督)

パリを舞台としたおしゃれなコメディ。道化師でもある二人の監督が主演である。

数十年前、カナダの田舎からパリへと旅立ったダンサーの叔母から「すぐ来て」という手紙を受け取ったフィオナ(フィオナ・ゴードン)。

司書の仕事を休み、田舎者丸出しの姿でパリに着いたものの、叔母は行方不明。様々な騒動に巻き込まれるうちに、ホームレスのドム(ドミニク・アベル)と出会う。随所にパントマイムや踊りが挿入され、舞台を観ているような気になった。

国や言語、職業が違っても「心が通じ合う人」と出会えることは幸せだな、と思わせる作品である。

なお、おまけのショートムービー「Walking on the Wild Side」(13分)も良かった。
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