みどりの野原

野原の便り

8月13日 済浄坊の滝 ウラジロマタタビ マタタビ ナンバンハコベ

2019年08月13日 | Weblog

急に思いつきで済浄坊渓谷に行くことになった。
昔は何度か滝道を登り切り、屏風岩の方へ行ったりしたものだ。
最後に来てから5年ぶりになる。どうなっているのか・・

 
兜岳 鎧岳  お天気が怪しくなって、小雨が降ったり止んだり。
下界はあんなにカンカン照りだったのに。       

 
済浄坊渓谷の入り口まで車で行こうと思っていたが、手前で通行禁止になっていた。
行けるところまで行ってみることにした。 右)大きく崩れたところ。
山際の端を歩いて奥へ。

 
    済浄坊渓谷入口           渓谷への遊歩道

 
日照り続きで渓谷の水は少なく、緑色の藻が川底に靡いて、渓谷の風情もない。
                右)渓谷沿いの道を登っていく。涼しい。

 
渓谷沿いにしばらく歩くと、その先に流木や倒木の山が見え、ロープが貼られて通行止め。

ロープから少し入ったところにイワタバコがたくさん咲いていた。
 

 
イワタバコ 満開  ここまででも来れてよかった。 イワタバコを見れてよかった。


ここで引き返すつもりだったが、流木の山の向こうに滝が見えた。すぐ奥だ。
せっかくだからあそこまで行こうということになったが・・

 
滝の近くへいくには谷を渡って・・・川向う、右岸の山の中を少し歩き・・・
 右)その先で、谷の半分まで架かった木の橋を渡り、岩を超えて谷の左岸に出る・・
怖い・・怖い・・怖がり全開・・「ここで待っとく」と言いたかったが、なんとかクリア。
「済浄坊の滝」の前に出た。
 
済浄坊の滝 水量は少ないがきれいだ。これが1つ目の滝で、この上にいくつかの滝がある。
       右)滝の左横。高くまで岩が露出して切り立った崖。

 
あんなに怖かったことは一時忘れて・・やったー!と記念写真。  
ここから登る見覚えのある道が見えたが、谷の上流はどうなっていることやら・・
ここで引き返す。  右)戻りの木の橋、ぐらぐら揺れて来る時よりも怖かった。

・・と言うわけで何とか済浄坊の滝を見れたのだった。ふ~・・
時々傘をさしたが雨もたいしたこともなく、滝道は涼しかった。

今日、見れてうれしかった植物

 
   ウラジロマタタビ 果実    マタタビも果実がたくさんついていた。

 
左)上)ウラジロマタタビ果実 樽型 ガクは目立たない。下)マタタビ果実 先が尖る。ガクが目立つ。   右)上)マタタビの葉 下)ウラジロマタタビの葉 
マタタビの葉(若い葉)は粗い毛がありザラザラだ。
ウラジロマタタビはサルナシに似るが、葉裏が紛白色(下の写真)

 
ウラジロマタタビの果実を切ってみた。切り口はキウイそっくり。果実表面にキウイのような毛はない。   右)マタタビの果実 これも切り口は似ている。どちらも同じマタタビ科

ウラジロマタタビの果実を齧ってみた。未熟なので当然酸味がある。熟すと食べられる。
マタタビは? ピリッと舌を刺す刺激があった。 生食には向かないようだ。

 
道から離れた窪地に・・ナンバンハコベが繁っていた。 久しぶりに見た。
 右)まだつぼみもあり、咲いているのもあった。花は変わった形。見れてうれしかった。

 
ギザギザの葉 ツルアジサイはこんな葉もある。
  右)カラスザンショウに付いていたのは 何アゲハかな? 調べ中

コメント
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