みどりの野原

野原の便り

5月6日 ナンジャモンジャを見に安土へ  (ブログ遅れてます)

2008年05月06日 | Weblog
ブログ遅れてます。2・3日更新していないので、
「里山遊び広場」3日間通しで出たの疲れて寝込んでいる?のかと
思った人もいるようで・・心配掛けてすみません。大丈夫です。

さて、ナンジャモンジャのきれいなところがあるというので、友
達に案内してもらった。
最寄駅を7:30出発し、JR安土駅で9:41待ち合わせ。

安土駅ははじめて降りる。
親切な観光案内所で地図をもらい、変わった建物の地下道をくぐり、
目指すは「沙沙貴神社」


途中で見た白いナガミノゲシ アルビノ?確かに「長実」だったよ。
朱色の花に混じって何本かあった。

森が見えてきた。鳥居を入ると、咲いてる咲いてる!
木一面にまっ白に花が咲いた「ナンジャモンジャ」があった。

  
よく見るとまだツボミもあって8分咲きぐらいか。

ナンジャモンジャはヒトツバタゴという落葉樹で
その昔、村人がそこをお通りになった弘法大師にそこに咲いている
珍しい木の名を
聞いたところ、困った弘法大師さまが「う~んナンジャろうか 
モンジャろうか」と呟かれたところから名がついたとか。

このごろはちょいちょい見かけるようになったが、そのころは珍し
かったこの木が、愛知県へ行った時、名古屋城の梅林の中にまっ白
い花を咲かせ、街路樹にもなっているのにびっくりしたが、元々、
対馬と木曽川沿いなどに自生地があるとのことで納得。

沙沙貴神社のナンジャモンジャもなかなかすばらしい。
ちゃんと2代目も育成中。花を咲かせていた。

沙沙貴神社
「少名彦名の神がササゲの豆の鞘の船に乗って海を渡り
ササキの郷に来られた。
佐々木氏の氏神として厚い信仰を受けた」という。
安土は佐々木源氏の発祥の地ともいわれているらしい。

 
      立派な楼門           樺色レンゲ

シジミバナ・樺色ニオイツツジ・シュロ・フジ・ニシキギ・ツリバナ
・ギョリュウ・ヒョウタンボク。ツキヌキニンドウ・斑入りヤマブキ
・シャガの群生・ツツジなど見ごろ。

広い鎮守の森にはウラシマソウの自生地がある。
カイノキも数本、他にもいろんな木や草花があり見ごたえがある森だ。

観光客らしい人もなく静かなのが不思議。

神社を出てお弁当を食べ、

湧水を見て、田んぼ道を安土城址へ向かう。


     梅川湧水
北川湧水もある。コイが放されていた。水の豊富なところだ。
田圃は農薬などを減らして水を汚さない取組みをされている。
  
 
   田植えの済んだ水田        そろそろ麦秋

安土城址
織田信長が天下統一を願って築城させた。以後戦乱ごとに信長~
明智光秀~秀吉と
変わるうち、天主本丸も焼失、信長が場内に建てた「総見寺」が
城跡を守っている。

 
大手道 天主址への石段は全部で405段
         石段の縁石などにいくつも石仏が利用されている。
城の普請の際、石仏や墓石なども利用されたらしい。
プレートがなければ踏んでしまいそう。

前田利家邸址・森蘭丸邸址・羽柴秀吉邸址など屋敷跡が石段の
左右に続く。


標高199メートルの天守閣跡から展望
今は干拓されて一面田んぼだが、昔はすぐそこまで琵琶湖の水面
だったそうだ。

織田信長の廟は切り石をきっちりと積んだ「穴太積み(あのうづみ)
」とよばれる石垣が周りを取り囲んでいた。

 
      総見寺3重の塔      西湖を望む

下って総見寺3重の塔と楼門を過ぎて降りてきたらもう5時半に
なっていた。
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

5月5日 里山あそび広場 3日目最終日

2008年05月05日 | Weblog
最終日の今日は朝から小雨が降り出した。


せっかくの鯉のぼり、雨に濡れない内にと下ろされた。

幸いにもあまり激しく降らず、予定通りイベントは行われた。

今日は「みこし担ぎ体験」があった。


Kさんの手作り神輿

お神輿の製作者で、我が11期の仲間で飛鳥里山クラブ最高齢のKさ
んもお元気で参加されていた。

「自然あそび」コーナー
草笛名人のKさんがスタッフで参加され、いっそう盛り上がって、
テントの中は草笛の音が響いていた。

 
      草笛できるかな?


       親子草笛競演


      バッタ・カタツムリなど

11期の3人娘?で「飛鳥美人コーナー」で古代衣装を着たりもして、

無事3日間の「里山あそび広場」は終了した。
コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

5月4日 里山遊び広場 2日目 ちょっと余裕?

2008年05月04日 | Weblog
2日目、朝の車の中から高架下のフェンスの向こうにヒレアザミらしい
もの発見。この辺では新顔だ。また近いうちに確認に来よう。


満開のシイの花が目立つ橿原神宮の森。

昨日も同じコースを通っているのに、全く目に入らなかった。
気持に余裕がなかったのかな?

さて、今日もだいぶ早く到着。

「里山遊び広場」会場 朝の芝生公園

「里山遊び広場」と書いたビニールの風船アーチも、空気を抜いて地
面に置いたまま。

各サークルのテントブースも前幕がかかっている。
夜間は警備員が見回りされているそうだ。

お天気はよく、この時間、もうハイキングやサイクリングの人が行き交
っている。

「自然あそび」(自然観察サークル)
草花を摘んできて展示用の草花を新しいのと活け変える。

  
      草花展示              読めるかな?

昨日は「シュロのバッタ」や「イヌマキの手裏剣」つくりがほとんど
だったが、今日は草花の展示を見てくださったり、「この植物はなんと
読むの?」植物名の読み方を見てくださるお客様も多くて、ヒントを出
したりしてお客様との交流も楽しめた。

若い人は、イタドリやウド、シャガなど、漢字というよりも植物そのも
のを「知らない」という。
子供でも関心の高い子もいて、その人の自然との関わりがわかる気
がした。

「草笛」は今日も人気。
昨日今日、Nさんが一手に引き受けて子供を指導してくださった。
上手に鳴らせた子供はこれからも草笛に親しむことだろう。

    
    草笛上手に吹けたよ          バッタ完成

Nさんは時々ハーモニカも披露して子供の草笛と合奏されていた。
今日は私も草笛に挑戦。鳴らせるとうれしいのは大人も子供も一緒だ。

2日目の余裕で?(ちょっとの間、他のスタッフに任せて)他の出し物
見学

「野鳥あそびと野鳥観察」(野鳥サークル)


1日2回野鳥観察。ブース内では鳥の折り紙や塗り絵をされていた。

「ヤマユリの種子となでしこ苗等のセット頒布」(園芸サークル)
昨日と明日種から育てた野草の苗を配布・販売され、今日はお休み。

「自然素材を使った自由クラフト」(クラフトサークル)
クラフト本部にはクラフト見本や道具類の貸し出し。
ボンドや目玉やピンやひもなどなんでもある。
  
前には大型テントが張られ、木切れや草の実や木の実が「どんだけ~」
というほど取り揃い、のこぎりなども貸し出して、参加者が自由に作品
を作れる。
毎回大賑わい。大人も子供も熱中できるコーナーだ。

「丸太切り」」(森つくり隊)

100グラムを目指して丸太を切る。
去年は挑戦したが、大幅にオーバー。なかなか難しい。

「あなたも飛鳥人」(野外サークル)
古代衣装を着て、写真を撮ってもらえるコーナー
これも去年は体験した。

 
         古代衣装がお似合いの家族

「昔遊び」
竹馬やこま回し・ケン玉・紙鉄砲(野外サークル)
笹を切って鉄砲を作り、濡らした新聞紙を詰めて打つ。
「ポンッ」と小気味よい音がして玉が飛び出す。懐かしい遊びだ。

入口、本部テントに近い所には「奈良お手玉の会」
「土鈴の絵付け」コーナーがある。

また、昨日の「ジャンボ万葉歌留多」(万葉文化館)に代わり、今日は
「飛鳥蹴鞠」(飛鳥蹴鞠の会)の実演もあった。


古代衣装の人たちが鹿革のボールを蹴り合う。体験もできる。

「万葉歌碑の案内と俳句展示」(文化サークル)

「飛鳥のみどこ
ろ伝えます」
(歴史サークル)は、
飛鳥駅前で見どころ紹介や史跡の解説、遊び広場の案内。

2日目も、どのコーナーも盛況。大勢のお客様が飛鳥を楽しんでくださ
った。





コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

5月3日 里山遊び広場 1日目

2008年05月03日 | Weblog
今日から3日間行われる「遊び広場」の初日

昨日と打って変って快晴。

集合時間より1時間前、8:30に公園館に到着。
スタッフの車は公園館の奥へ詰めることになってて、壁画修復館の奥
の奥へ止めることになっちゃった。
(帰りにはバックでEさんに出してもらった。サンキュー)

ぼちぼちスタッフも集まり、芝生公園へリヤカーや一輪車で各サークル
の準備物を運び、開始の挨拶の後、こいのぼりの泳ぐ芝生公園へ。

自然観察サークルの出し物は、
「草花展示」・植物の読み方「何て読むの?」「シュロのバッタ」・
「イヌマキの手裏剣」・「草笛」・「クズのツルかご」・「笹舟」

今日のスタッフは9人

さっそく何人かが近くへ草花を取りに行き、先日準備した竹の花入れへ
活け、草花名を付けて展示。

シュロやイヌマキ、その他の準備・・・

イベント開始時間の10時半になる前から早くもお客様がみえる。

  
付け焼刃で作ってきたツルかごの試作品を見て、「かわいい~!こんな
の作れるんですかあ?作りたいですう」という若いお母さんなどに、
クラフトサークルのテントの片隅を借りて、立て続けに3つ、小さな
「ツルかご」を講習した。

出来上がったツルかごに、大感激される姿を見て、こちらも大満足。

クズのツルは隣のクラフトサークルでもらってきた木の実などをつけて
リースにする人もいた。

ブースの方も賑わっている。すぐに駆けつけ、バッタ作り。
笹舟や手裏剣も子供に人気だったが、後半はバッタと草笛、特に「バッタ」
は閉会時間4時まで賑わった。

 
小さな子供から若いお母さんお父さん、年配の人、どの年代にも人気だっ
た「シュロのバッタ」。


がんばって完成した時の笑顔は特別だ。世界に一つだけのものって最高。


草笛の得意なスタッフはその辺の葉っぱで子供たちに教えて、子供も
上手に鳴らしているので、ちょっと私もやりたいなと思うが、そっちに
行ってる間がないほど次々のお客様。

ふと鳥の声に気づいて上を見上げると、すぐ上の木でイカルが鳴いてい
るのが見えた。
イカルの声、ウグイスの声。なんていいバックミュージック!


今日は4:00終了まで、お昼弁当を交替で食べるのがやっとの大繁盛だった。

忙しかったけど、喜んでもらえて最高。うれしい疲れだ。


    一日お疲れ様

スタッフのみなさんと、明日も、がんばろう。

今日は他のサークルのブースを見る間がなかった。
明日は他のブースもちょっとのぞいてみたいな。
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

5月.1日 里山遊び広場 準備

2008年05月01日 | Weblog
5月3日~5日のイベント「遊び広場」の全体の準備day 

全部のサークルから相当な人数のスタッフが集まった。

「自然あそび」を担当する「自然観察サークル」もスタッフ9人が集
まった。

おもな仕事は、道具出し・「竹の花入れ」つくり・「看板書き」・
「植物名読み方」の問題書き・シュロやイヌマキなどを集める・ク
ズのツルの整理・他

書く・竹を切る・シュロ集め・・とそれぞれ分担した。

 
      看板書き

ちょっとやり残したこともあったが3時までにほぼ仕事を終えた。

竹は裏山から3本切り出した。
私とMさんとで1本切り、後の2本はKさん。
斜面の下側からのこぎりを入れ、切り残し、上側からまたのこぎり
で切り込む。
切り方を見て「ずれてるよ」と言ったら、「ずらしとんね」と言わ
れる。

「へえ」と見ていたら、半分ぐらい切ってからポンと根元を山側へ
押すと、見事に竹はすぐそばに落ちた。 
さすが森の達人! ずれたんではなくて、計算された技だった。

    
       切り口               花入れ作り

隣では野外サークルが竹馬作り、クラフトさんも材料の整理など。
園芸サークルの花の苗も並んでいた。


帰りに植木越しに広場を見たら、今日立てた「鯉のぼり」が並んで
いるのがちらりと見えた。
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする