みどりの野原

野原の便り

5月7日 栢森~高取城址へ

2008年05月07日 | Weblog
ハイキングの下見に同行。
飛鳥の栢森から高取城址を巡るコース。

カメバスで健康福祉センターから1ぐるっと飛鳥観光しながら栢森まで。



雌綱 後ろの山は甘南備といわれる。ここから山に入り、気持のよい
山道を30分ほど登ると、石垣が見えてきた。
今日は歴史の詳しいTさんの説明つきだ。

     
  岡口門        ミヤマナルコユリ

山道にはマムシグサが多い。シャガも満開。
また30分あまり登る。

    
      猿石             モチツツジ
ここは高取から登ってくる道との合流点だ。

猿石は元は飛鳥にあったものらしい。
高取城修復の時に運び込まれた??

ここから高取城へはちょっときつい登りとなる。
二の門跡・三の門跡・・と続く。二の門から上は城内になるそうだ。
想像できないが、山道の両側には侍屋敷があったらしい。
ちょっと右へ入ったところにある国見櫓跡へ行ってみた。


国見櫓跡からの眺め 

矢場門跡・宇陀門跡・千早門跡と続く。


大手門跡 扉石も残っている

二の丸跡からいよいよ本丸跡へ

   
   本丸下の石垣         井戸跡

角石の長辺を交互に積んできっちりと角の稜線と勾配をとった石垣。
石垣の積み方にも自然石を積み上げる「野面積み」や切り石を積み上
げる方法、「穴太積み」といった職人の技があることを教えてもらっ
た。

来る途中にもあった井戸跡や水掘の跡、頂上付近にもいくつか井戸
があったらしい。
麓からの446メートルある高低差日本一といわれる山城なのに、水に
恵まれていたことに驚く。

ここでお弁当。吹く風もさわやか。

 
すぐそばに「ツタウルシ」注意!花が咲いていた。

下りは元の猿石から七曲り、1升坂といった急な山道を降りる。

1升坂? ご褒美に酒1升もらえる??? 

町へ降りてから聞いてみると・・
築城の際、この急な山道を石や資材運ぶ人夫にご褒美として米1升を
上乗せしたとのこと。米1升?それだけ?

城下町高取町へ降りてきた。
        
元家老屋敷の長屋門 今は植村邸になっている。
             道路には薬の町らしい薬草のプレート

光永寺にある「人頭石」手水鉢になっていた。
これも元飛鳥にあった?

高取駅近くから 飛鳥資料館へ行き、キトラの十二支、子・丑・寅の
壁画を見、先ほど高取にあった猿石・人頭石のレプリカを見た。

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