みどりの野原

野原の便り

7月23日 箕面公園 昆虫

2011年07月23日 | Weblog
今日は昆虫目線で・・といいつつちょっと周りも気になったりして・・

役の行者の建立と伝わる聖天宮

 
ニイニイゼミが止まっていた。        泥の付いた抜け殻 
町にはあまりいない。環境がいいのかな?

山の上の方ではニイニイゼミの抜け殻がいっぱいあった。こんなにたくさん見たことがない。

「なんでニイニイだけ泥がついてるの?」抜け殻の下を見ても特に湿ってはいないのに。
すると1人のメンバーが「ニイニイは小さくて前足の力も弱いので唾液を出して土を柔らかくして出てくる」と教えてくださった。なるほど納得。
帰ってネットで調べたら、幼虫が生存するのに湿った土壌が必要なので泥が付きやすい。体表に体毛が多い。木の低い所で羽化するので外敵から身を守るために目立たぬように。乾燥を防ぐなどの説があるらしい。


1つ泥を洗ってみたが毛があるようなないような・・オスだとはわかった。

ヒグラシの鳴き声も今年初めて聞いた。

 
        ヒグラシ               ヒグラシの抜け殻

アブラゼミもクマゼミもいたがクマゼミは数がすくないように思った。


オオミズアオが 3匹もいた 写真では透明感が出ていないがきれいな蛾だ。

 
       センチコガネ          スジコガネ

弁当を食べて休憩後、上をブーンと飛ぶ光ったものが・・「タマムシだ」
元昆虫少年の動きは速い。網を高く降りながら1mほどの石垣から飛び降りざまに網を振りおろす。少しの所で取り逃がしたがその動きにびっくりするやら感心するやら。
またまた現れたタマムシに網を持って飛び上がったり振り回したり・・うまいもんだ。
「昔と同じと違うで~」と忠告の声も。
でも結局は4匹のタマムシを捕まえたのだった。すごいタマムシの宝庫。
元昆虫少年なしにはとても捕まえられない。


網に捕らえられて死んだふりのタマムシ  今の内・・写真に収めた。

見本を残して無罪放免 元気で子孫を残してね。

 
                望海展望台

 
その下にアリ地獄のすり鉢があった。
小さいすり鉢はアリを入れても動きはなかった。特大のすり鉢に入れると一瞬でアリは捕まってしまった。 右)他のすり鉢に虫(ウスバカゲロウの幼虫)が見えた。

夢中で見ていてハッと気がつくとみんな下りかけていた。慌てて追いかける。
急な階段を下りると川に出た。水遊びの親子の姿 涼しそう。

私たちは駅前で反省会 かき氷を食べたら寒くなってきた。
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