みどりの野原

野原の便り

(3) マダガスカル  11月19日② 動植物園

2008年12月08日 | Weblog
アンタナナリボの初めての朝を迎える。涼しい。

アンタナナリボはマダガスカルの首都。
マダガスカルの中央部に南北に伸びる高地に位置し、年間を通して
過ごしやすい気候だという。

ホテルは標高1300メートルぐらいの丘の上に立ち、近くには大統領府
や郵便局や税務署がある。

 
坂を下ると賑やかな町が広がる。    ジャカランタの大木
 
近くの公園やアヌシ湖畔にたくさん植えられているジャカランタは
外から持ち込まれたものだが満開のうす紫の花がきれいだった。

朝早くからホテルの前に待ち構えている物売りと物乞いの人をかわ
しながら迎えに来てくれた車に乗り込む。

これからマダガスカルのインフォメーションセンター的な「ツィンバ
ザサ動植物園」と「レミューズ・パーク」へ向かう。

これからずっとお世話になる現地の日本語ガイド「ジョゼ」さんは
日本語ぺらぺら。家庭教師に習ったという。
ガイド歴15年のベテランだ。
マダガスカルの主な言語はマダガスカル語とフランス語だというから
助かるわ~。

ホテルから車で15分ぐらいで
「国立ツィンバザサ動植物園」に到着。


ツィンバザサ動植物園ではマダガスカルのおもな固有動物や植物
などを見ることができる。
昼行性のキツネザル9種類。
暗い建物の中ではキツネザル2種類とアイアイなど夜行性の動物が
見れた。

 
       ベニノジコ               きれいなチョウ
朝公園を散歩した時、ジャカランタの
木にとまってたのがこの鳥だった。       

         
日本でも使われるラフィア繊維はこれから採る  ラフィアヤシの実

 
代表的な墓。古墳のような墓・上に木彫やこぶ牛の角を飾り立てた
墓・タビビトノキで葺いた屋根をもつ墓。それらは古くマダガスカ
ルに住み着いた人々の墓だそうだ。
長寿を全うした人の葬式はお祭りのようで、こぶ牛も殺して供され、
墓に立てられる角の数が多いほど金持ちとのことだった。


男の人がカメレオンを見せてくれた。鮮やかな色!
すぐそばの木にいたという。

午後は郊外のレミューズ・パークへ

車中から見た川の水は赤土色、ラテライトの赤土でレンガ造りが盛
んなようだ。
その赤い川で洗濯しているのも見られたが、白いものが赤く染まっ
てしまわないかと心配する。川の土手にはいっぱいに並べて干される。
よく乾きそうだが、飛んでいかないの?

レミューズ・パーク

川で仕切られた園内にキツネザル(レムール)やシファカが放し飼い
になっている。
先ほどの動物園よりは自然度が高く、しかも目の前で見れる。
喜んでいっぱい写真を撮った。

 
   シュモクドリの巣          コカレルシファカ

 
     チャイロキツネザル         シロクロエリマキキツネザル 
小さい子供がくっついている。                       

入場料は現地人は安く、観光客は別料金になっているそうだ。
そして、必ずそこのガイドが付き、ガイド料も払う仕組みになってい
るらしい。

夜は市内のマダガスカル料理店で食事。グレイワインを飲む。
コルベールホテル2泊目
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