みどりの野原

野原の便り

5月9日 琵琶湖1周 ⑤新旭~近江中庄 ノウルシ群落・サワオグルマ

2011年05月09日 | Weblog
午前中はさわやか 午後少し汗ばむ。

新旭駅を出て、針江生水の里を通って湖岸に出るべくだいたいの方向を目指した。
何回か行ったことはあるのだが、例によって道を覚えてないので、途中で人に聞いたりしながらそのあたりへ。ガイドの予約もしてないので今日は雰囲気をみるだけ。

針江生水の里

 
豊富な水量の水路 水草が揺れて・・地元の人は「今は田んぼへ水を入れるので汚れています」これでも?って感じ。所々に庭に湧き水の出る小さい池のある家もある。 右)水質検査結果表を張り、柄杓と竹筒コップを置いてくれてあるところもあり飲んでみた。冷たくておいしい。 

  
前に来た時、水に入って遊んだ針江川 今は水量も多い。右)小さい水路にバイカモが咲いているのを見つけた。見れるとは思っていなかったので超うれしい。

こんな水に恵まれた所だが、明治29年には大洪水が起こったらしい。背丈を超える水位を示す木標が立っていた。琵琶湖治水の先覚者 藤本太郎兵衛の功績をたたえる銅像や碑もあった。
やはり水のいい面・困る面があったのだろう。

新旭風車村へ立ち寄り休憩することに。

 
そばの菖蒲園はオープン前(ルピナス祭り5月14日オープン~6月3日)で「無料ですよ」と言うので入る。 ルピナスは咲き始め ハナビシソウがまぶしい。

 
風車村 風車が3基       チューリップが足元を彩っていた。

今日の楽しみの一つは「ノウルシ群生地」そのために今日このコースを計画したのだった。

 
ずっと前方にそれらしい色のかたまりを見つけた。近づいて下りて見るとやっぱりノウルシ。すごい。群生だ! でも感動はもっと後に。 しばらくしてもっと大群落があった。
その後、まだまだ新旭水鳥センターあたりまで延々と群落が続いていたのだった。
少し伸び始めたヨシ原ではギョギョッギーと絶え間なく鳥の声 一向に姿は見えないが、1羽飛び立ってヨシに止まったのを見ると・・ヨシキリかな?
少し先ではクイックイックイッってなく鳥も・・何かわからない

琵琶湖ではまだオオバンがチラホラと。マガモのつがいも見た。


琵琶湖にそそぐ川に設けられた樋門 これは針江大浜樋門 琵琶湖水位の調節に使われるらしい。

 
サワオグルマやコウヤワラビ・スゲの仲間・ヨシなどの湿地
サワオグルマは来る時電車の中からも休耕田に咲いているのが見えた。

琵琶湖には針江浜遺跡・森浜遺跡などの遺跡もあるらしい。


      えり漁業 

水鳥センターからは冬に来た時は一面の雪景色だった浜沿いの道。途中にカメレオンがいたのにはびっくり。(檻に入れて日向ぼっこ?)

その後、ヴォーリズ通り へ立ち寄る。

 
「今津ヴォーリズ資料館」は月曜で休館  幼稚園にもなっている「今津キリスト教会館」では幼稚園児のお帰り時間 

 
周遊路脇にハルザキヤマガラシ(多分)が一群  川の堤防にはシャクの群生


今津浜当たりではハマダイコンの群生 今は花の一番多い時だ。うれしいな。

あちこち寄り道をしてよく歩いた。4時半ごろやっと中庄駅に到着。
帰って歩数計を見たら36144歩 足の裏が少し痛い。
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