みどりの野原

野原の便り

9月1日 万博公園 夏の部最後

2008年09月01日 | Weblog
夏の植物調べは今日で最後

暑いけれど、季節は秋。実りの秋。公園内の木や草も実のものが多い。
この季節に見られる50種ほどを記録
 
       カシワ             カシワドングリ
早くも少しだったがドングリが落ちていた。

 
     チャンチンモドキ          実
春には古い実が1つ2つ落ちていたが、今日はたくさん落ちていた。
直径2センチぐらいの薄黄色い実。
誰かが「食べられますよ」という。ええっ!ウルシ科なのに?
かぶれたりしないの?と思う前に拾って口へ。
あとで考えればマンゴーなんかもウルシ科だから驚くことはないんだ。

んんっ? すっぱい。でも口をすぼめたくなるような酸っぱさではない。
梅干しのようでもない。香りというほどのものもないが南方系の感じの
独特の食感だった。

果肉とはいっても大きい丸い種の周りについたドロドロしたもの(梅干
しほどの果肉はない)で、後は種にねっとりとくっついている。

少し拾って帰った。同じように拾った人がいたので「どうするんですか
?」と聞いたら「わからないけど・・植えてみようかとも・・」との答え。
ん~こんなに大きくなったら困るなあ。

 
   イチョウの枝についた乳             クロキ
乳イチョウは一言主神社のイチョウの古木が有名だ。他でも見たことは
ある。でも、ここのイチョウは幹が細い。なのに枝に何本も乳が垂れ、
乳になりそうなふくらみもたくさん見られる。
古い木にできるのかと思っていたが、「根詰まりしている時にもできる
らしいです」とのこと。乳は木根で呼吸もしているとのことなので納得
できる。

苦し紛れに出したものなのかと思えば、動けないイチョウが気の毒にな
った。でも厳しい条件にも負けない強さも感じた。

前回懸案となっていたクロキを見に行った。実ができていた。
スズカケの仲間は解決しなかった。
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