みどりの野原

野原の便り

11月7日 またまた勘違い 最寄駅の木  ココスヤシ又はヤタイヤシ ゲッキツ

2016年11月07日 | Weblog
またまた私の勘違いが判明(下記の②)

最寄駅に植栽されている樹木 2種
今の住所に引っ越してきた時にはすでに植わっていたので、それを考えると50年以上前からあると思う。

①シマトネリコ(モクセイ科)
今でこそ流行の木でよく植えられているが、20年ぐらい前は見たことがなく、葉の形が沖縄で見たゲツキツにちょっと似ていると思って、詳しい人に尋ねてシマトネリコとわかった。今も健在。

②ヤシ科の木 
これも10年以上前、誰かに教えてもらって以来カナリーヤシ(フェニックス)と思い込んでいたが、どうやら違うようだ。

・・というのは、数日前、ホームで電車を待っている時に樹上に実が少し残っていて、下に落ちた実が見えた。
あそこなら拾えないこともないなと思って、昨日帰りに回って、落ちている実を拾ってきた。

 
        実が残っている。              下には箒状の花序が落ちていた。

 
         拾った実(果実)            1つ潰してみた 黒い種子

その実を調べなおしてみた。

カナリーヤシと思い込んでいて、しかも、ヤシが裸子植物と勘違いしていて(ソテツと同じ裸子植物かと)「カナリーヤシ 種子」でネットで調べたものだからなかなかわからない。実の形も違う。

かなり時間がかかってやっと、拾った実が”カナリーヤシ”ではなく”ヤタイヤシ又はココスヤシ”じゃないかと気づく。
(ココスヤシはヤタイヤシとブラジルヤシの雑種をいうらしく、区別がむつかしいのでヤタイヤシもブラジルヤシもどちらもココスヤシと言われる(流通している)そうなので、これからはココスヤシということにする)

ココスヤシはヤシの中でも一番耐寒性があり(-7℃ぐらい)樹高もカナリーヤシのように高くならないらしい。
そして、カナリーヤシは雌雄異株だがココスヤシは雌雄同株とのこと。

オレンジ色の「実」は(種子植物なので)種子ではなく果実で、中に種子がある。(上の写真)
食べられそうだったので少し齧ってみた。酸っぱいが食べられないこともなさそう。
果肉部分は繊維質で食用には向かなさそうだが。
ココスヤシは食べられるがカナリーヤシは食べられないと書いてある記事もあった。

・・ということで「駅の木はココスヤシ(ヤシ科)で果実が落ちていた」ということに落ち着いた。

もう一つの疑問は、なぜ沖縄・台湾・中国・フィリピン・インドあたりの暖かいところが原産地のシマトネリコやそんなに一般的でないココスヤシがこの駅に植えられたのか? 

橿原市は宮崎市と姉妹都市になっていて(1966年(昭和41年)、その由来か市役所前にカナリーヤシ?かと思われる木が植栽されているが、それと関係あるのか?
それにしては他の駅では見ない2種の木が気になっている。
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