みどりの野原

野原の便り

5月1日 敦賀 手筒山~中池見湿原

2012年05月01日 | Weblog
5時起き。ちゃんと朝ご飯も食べたのに敦賀に着く頃にはお腹がすいてきた。

JR敦賀駅9:50着 周遊バスで金ヶ崎緑地で下車 

中池見湿原には何度も来ているが敦賀港近くは初めてだ。いいところですごく気に入った。


貨物専用の敦賀港線は2009年に廃線になった。


カンテラ用の油を保管していた倉庫「ランプ小屋」 レンガには職人の名の一部という刻印が見える。

 
         金崎宮                  火力発電所

 
ウラシマソウ マムシグサも多い    イタドリハムシ

海と山に囲まれた天然の要塞 金ヶ崎古戦場は古くは南北朝の新田義貞が足利氏と戦った場所であり、戦国の頃には織田信長が朝倉軍との戦場になり、反旗を翻した浅井軍に挟み撃ちにあい、秀吉の働きでなんとか退却でき「金ヶ崎の退き口」と言われた。

 
山城の敵を防ぐ仕組みの一つ 堀切跡 ここに架けた橋を外すことで敵を防ぐ。木戸跡などもあり激戦の場所であったという。      シャガの大群落

月見御殿跡からさら登ると、城跡の最高地点の手筒山 芝生公園に到着(標高86m) 

 
     ピンクのフジ 満開               八重桜も満開

 
人気のない公園でお弁当を食べ、展望塔に登った


敦賀湾~越前岬まで・・広く見渡せた。左の海岸は気比の松原。

反対側は今から行く「中池見湿原」が箱庭のように見える。

 
もう終わりに近かったが群生もあったチゴユリ        ヒメハギ


中池見湿原の端に下りてきた。

中池見湿原は「袋状埋積谷」という珍しい地形で、深さ60mのすり鉢状の基盤の中に泥炭が埋まっている。中緯度の内陸にあるのは珍しい。
少し前までは田んぼが作られていたが、大変な泥田で苦労があったようだ。
ガスの基地になるところ貴重な生態系を残すため大阪ガスから敦賀市に寄贈され、多様な生き物が住む空間となっている。
今は敦賀市と多くの活動団体により保全されている。

 
         木道          湿原はサワオグルマの黄色に染まる   

 
     サワオグルマ            ツボスミレも多い

 
水路にはメダカやヒキガエルの卵塊 ナマズの姿も見えた。 湿地には根木が埋まる。

 
デンジソウ  帰りには湿原の中に湧くクモクモ仙人の泉でちょうどなくなったペットボトルの水を補給した。
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