みどりの野原

野原の便り

5月5日 マラッカ ③-2 ブサール島

2013年05月05日 | Weblog
燕生態館の後・・

昨日案内所やホテルで「どこかお勧めの面白いところはないか」と尋ねたら答えは「他に面白いところはどこもない」
「この島は?」「行っても何もない。面白くない」と言う。

でも船が出ているらしいから行ってみることにしたのだった。

オランダ広場でタクシーを拾い港へ。
途中には1日目、来る時も見た青い旗がはためいていた。
「何なの?あれは」運転手に尋ねる。選挙の候補者のものらしい。

 
青の天秤のマークが圧倒的に多い。緑色のが少し、その他のはもっと少ない。
今日は投票日らしい。選挙事務所らしいところには大勢人が集まり、車の私たちにも旗を振る。
どこも同じような選挙風景。
青と緑が激戦。青陣営が金持ちらしい。今日6時に投票締め切りだと運転手さん。
さすがに世界遺産の街中に旗はないが、中心街を外れると旗が目立つ。

途中、マンゴーやランブータンやココヤシが実をつけていたがまだ青い。
庭にニワトリがいる家も1件見たし、コブ牛も1ヵ所見た。オオアリアケカズラのような黄色い花が見えた。


30分ぐらいで港に到着。船を待つ人たちがいた。

モモタマナの大木、サンタンカの花そしてなじみのベニバナトキワマンサクが咲いていた。

 
オレンジ色の小さい実がついていたヤシの仲間。落ちていた実    マメ科の雑草

12:00出港

 
乗り込んだと思ったらその船を通り抜け次の船その次の船も通り抜けて、やっと乗船。
先の3隻の船は通路として使われていたのだ。

海の色は濁っている。
15分で目的の島、ブサール島に上陸。

 
まず近くにあったミュージアムに入ってみたが大したことはなかった。右)ジオラマ
地図にはゴルフ場やホテルも書いてあるがどうやら使われていないよう。

海岸へ。
海岸にはサンゴや貝殻 ヤシの実が落ちていた。

 
     球果をつけたモクマオウ         種が出た後の殻


食べ物も何も持ってこなかったのでちょうどあったカフェ(オープンな海の家ぐらいなもの)でナシゴレン・ミーゴレンを食べた。
そばにはコテージが何軒か建っていた。泊まれるのかもしれない。

バケツの水を流すトイレを借りて、ふと上を見上げると・・
 
大木の高いところに蕾と花らしいものが見えた。  落ちていた花 ひょっとしてネジレフサマメ?

 
   灌木の黄色い花              カシアの仲間

山の方に行ってみることにした。
実をつけたクワ科の木はアコウ? バナナ・カシアの仲間などを見てまた海岸へ下りてきた。
浜には他にも小さい雑草の花が咲いていた。

そしてさっきと反対側の砂浜の近くに来た時、突然何かが走った。

ミズオオトカゲだ。陰で休んでいたらしい。
私たちの姿を見て慌てふためいて海へ・・走った。
あっと言う間のことで写真を撮る間もなかったが、かわいい~!
しばらく見ていたが、それきり姿を見せなかった。


後で見ると、走った跡らしい形が砂浜に残っていた。

15:30の船で島を出、ちょうど待っていたタクシーで街まで帰った。

「何もない?」「面白くない?」誰だそんなことを言ったのは。  
時間があれば島をぐるりと一回りしてみたかった。

後につづく。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 5月5日 マラッカ ③-1 ガ... | トップ | 5月5日 マラッカ ③-3 ブ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

Weblog」カテゴリの最新記事