みどりの野原

野原の便り

9月16日 散歩 発見①ツユクサの棒 ②ウキアゼナ

2019年09月16日 | Weblog

1時間余りの散歩

住宅地を抜けると田んぼに出る。稲もだいぶ実ってきた。
縁に草が生えている田んぼは少ない。みなきれいに作っておられる。


用水路のジュズダマは、手の届くところのはなくなって、届きにくいところに残っていた。
まだ若くて果実は緑色のものが多いが、白く枯れた「しいな」も目立つ。

さて、今日の目的はツユクサ。
先日、友達に聞いたツユクサのツボミ・花・果実の位置について、自分の目で見たいと思ったからだ。
少し歩くと草むらにツユクサが咲いていた。

苞の中を開いてみて見た。いろんな段階の花があった。

 
 苞の中に納まっているつぼみ     つぼみ・花・果実の揃ったもの 
花の右側には下向きのつぼみ 花は花軸が伸びて上を向き苞から出て咲く。
花の左側に咲き終わって下を向いている萎んだ花。
その下には茎に沿うように果実が見える。
今咲いている花も咲き終われば左に曲がって苞の中に納まり果実になるそうだ。
そういうことか・・聞いた話は自分の眼で見ることができた。

 
いつも見ている状態のツユクサの花 撮った写真を見ていると、苞の基部から棒のようなものが出ているのに気付いた。
何だこれは!今まで気づかなかった。これが今日の発見②
  右)別のツユクサ 棒の先が膨らんでつぼみのように見えるものもあった。右の花はまだつぼみ。
今まで雄しべ・雌しべしか見ていなかったツユクサ。なかなか複雑そうだ。
 
調べると「苞から出る花序は2つある」「花序は仮軸分枝で棒のようなものが主軸」「花には雄花と両性花がある」「閉鎖花もある」・・

初めて覗いたツユクサの苞の中には不思議がいっぱい詰まっていた。
そこまで考えていなかったので、写真もあいまいで残念。


ツユクサの葉に小さいカタツムリ ツユクサが好物なのか? 2匹いた。

大阪でウキアゼナという田んぼの帰化雑草を見てから、歩くたびに田んぼの縁を気にかけて見ている。
先日も御所の田んぼのひとところにウキアゼナを見つけた。


うちの近くにはまだ入ってきてないなと思っていたが・・ついに発見。発見②
御所もここもほんの数株で蔓延るところまでは行ってない。
でもこれからはどんどん広がっていくのだろうか?
田一面に繁殖してすごいことになっているのを見ているだけにちょっと心配だ。

ウマノスズクサとジャコウアゲハのいた土手は、行ってみると見事に”きれいに”草が刈られていた。やっぱり・・
枯草の中から、かろうじて草刈り機を逃れたツルが見えていた。
ウマノスズクサの果実は見ることができなかった。
ジャコウアゲハは羽化したはず。

あまり自然度の高いとはいえないうちの近辺ですが・・

 
3面コンクリート張りの30㎝幅ぐらいの田んぼの横の側溝
流れもない水の中にメダカ(カダヤシかもしれないが)が泳いでいた。
     右)アメリカザリガニもいた。もちろんスクミリンゴガイもいっぱいいる。
スクミリンゴガイなどは別にしても、生き物がいるということはホッとする。

コメント
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