みどりの野原

野原の便り

12月18日 奈良町からくりおもちゃ館 ・植物スライド会

2016年12月18日 | Weblog
午後からの会に参加するついでに、気になっていた奈良町からくりおもちゃ館へ。


もちいどのを通り抜けて、右折、西へ向かって下りの地形になっている。


この辺りは陰陽町という町、霊符神社も陰陽師と関係が深いらしい。


霊符神社の隣の町屋がおもちゃ館。
この町屋は「松利」という料理屋の離れとして建てられた明治の建物。
所有者より寄付を受け、長く江戸のからくりおもちゃを研究してこられた方からのたくさんの復元おもちゃの寄贈により開設された。 


からくりおもちゃは主に、座敷のテーブル2台に展示されている。
知恵の輪や知恵の板で遊べるコーナーでは親子が遊んでいた。

うれしいのは、展示おもちゃをただ見るだけではなく、実際に触って動かせること。
単純な仕掛け、棒を回す引っ張るなどの簡単な操作で動くのがいい。

 
私のお気に入り「木挽き人形」丸太を大きいのこぎりで挽く。人形の動作がおもしろい。

 
これは「さや絵」というらしい。へんてこな絵が「筒」に映った時には正常な絵になる。
(写真がわかりにくいが・・)

「猫とねずみ」「梯子ねずみ」「米食いねずみ」「回りねずみ」ねずみの声が聞こえるものも。ねずみのおもちゃが多く、昔は人と共に暮らしていたんだなとわかる。

展示してあるおもちゃは多くはないが、まだたくさん(600点余りあるらしい)保管されており、展示も時々入れ替わる。他にどんなものがあるのか見たいな

 
高い天井。町屋のつくりの良さを残していた。
                 右)ゆらめきガラスの奥はしっとりと落ち着いた中庭
1時間ほど遊ばせてもらって、おもちゃ館を出発。

 
        奈良町 庚申堂           屋根には青面金剛のお使いの猿が。

通りのあちこちに 庚申信仰のお守り「身代わり申」
途中でお昼を済ませて午後の会場へ。

スライド会
1時半から休憩をはさんで 7人の方がスライド発表をされた。
洞川の植物・飛鳥の植物・河川沿いの植物・奈良の希少種や虫こぶ・キノコ・屋久島のシダやランの話など、専門的なお話も聞けた。


八木駅前のイルミネーション 年末だなあ。
コメント
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