みどりの野原

野原の便り

6月27日 里山学 講座 ・昆虫観察

2009年06月27日 | Weblog
K大の里山講座・午前中の昆虫観察が楽しみ

学生インストラクターが私たち参加者を案内してくれた。
顔見知りの学生さんがが何人かいて頼もしく思った。

午前中は昆虫観察 
構内の里山や調整池周辺を回る。


      里山へ入る。

この里山にはオオムラサキもたくさんいるらしい。幼虫で400~500
も越冬するという。

チョウの通り道になっているところもあるが、今日は恐れをなしたか
1頭も通らなかった。

モンキチョウやクロアゲハ・カラスアゲハ・ミヤマカラスアゲハなど
もいるそうだが会えなかった。(遠くではアゲハが飛んでいた)

張り切って借りた網も役に立たず、私の見たのはホタルガやカメムシ
やクサカゲロウなど手でも捕まえられるようなものばかり。

 
       調整池周辺         ネムノキ満開
ショウジョウトン・オオシオカラトンボ・チョウトンボ(たくさんいた)
・アオイトトンボ・初めて見たベニイトトンボなど。トンボの宝庫

 
   ベニイトトンボ   ススキにはカヤネズミの巣があった。

お昼の休憩時間キャンパス内にいるチョウや昆虫の標本展示を見た。
敷地内に里山を持つ学校ならでは。大切にしてほしい。

午後は2つのテーマの講演があった。
1つ目は「生駒の棚田と里山を守る」講師は前に1.2回お会いしたことの
Dさん
生駒の棚田についてパワーポイントを利用してわかりやすいお話だった。
まとめ方がすばらしい。

2つ目は大学の教授の「自然環境はいくらかー環境の価値をお金で計ると
いうこと」
環境問題を経済システムに組み込むためには環境評価が必要とのお話だ
った。

具体的な評価の出し方などのお話は、正直言って頭に入らない。
公共事業など実施にあたってはこういう金銭的な値が必要になるのかも
しれない。
コメント
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