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外交界と北朝鮮専門家の間では、ベトナムやインドネシア、モンゴル、米ハワイ、南北間の非武装地帯(DMZ)が候補群として取り上げられている。

2019-01-05 | 米朝対話

「トランプ政権、朝米首脳会談の候補地を踏査」

登録:2019-01-05 06:28 修正:2019-01-05 07:39

 
米国のドナルド・トランプ大統領(左)と北朝鮮の金正恩国務委員長//ハンギョレ新聞社

 米政府がドナルド・トランプ米大統領と金正恩(キム・ジョンウン)北朝鮮国務委員長の2回目の首脳会談の候補地を踏査したと、CNNが4日に報じた。

 CNNは2回目の朝米首脳会談の準備について知っている2人の消息筋の話を引用し、米政府が昨年末の数週間にわたりアジア地域を含む多くの場所に事前調査チームを派遣したと報道した。CNNは、米国側が候補地リストを北朝鮮と正式に共有したわけではなく、候補地が増える可能性もあると報じた。

 ある外交筋は、2回目の首脳会談をアジアで開く案が好まれていると明らかにした。昨年6月、史上初の朝米首脳会談を誘致したシンガポールは、今回の候補地のリストには含まれなかったと、同消息筋は話した。ホワイトハウスは当初、金委員長が1990年代に留学生活をしたスイスを有力候補地と考え、これを提案したが、北朝鮮側が移動に問題に抱えていることから、排除されたという。金委員長が第1回首脳会談の際、中国の飛行機を借りたのに対する国際的反応のため、北朝鮮が否定的な立場を示したという。

 外交界と北朝鮮専門家の間では、ベトナムやインドネシア、モンゴル、米ハワイ、南北間の非武装地帯(DMZ)が候補群として取り上げられている。複数の候補地に派遣された米国の踏査チームは、現地の環境を綿密に調査した後、(候補地を絞るための)討論を行っていると、消息筋は明らかにした。しかし、CNNは、現時点で韓国は考慮されていないと報じた。

 2回目の首脳会談の時期は不透明だが、米国が場所を積極的に踏査していることから、早期開催を念頭に置いたものと推測される。トランプ大統領は2日の閣僚会議で、「只今金正恩恵からとても立派な親書を届いた」としたうえで、「遠からず」2回目の朝米首脳会談を行うと重ねて確認した。

 マイク・ポンペオ米国務長官は3日、フォックス・ニュースとのインタビューで、「終わらせるべきことはまだたくさん残っているが、短期間でトランプ大統領と金正恩委員長が再び会う機会を持つものと確信している」と述べた。また「交渉戦略について詳しく語ることはできない」としながらも、「我々は金委員長とトランプ大統領が会って真の進展を成し遂げ、米国と世界に向けた脅威を無くすことができる条件を設定した」と述べた。2回目の首脳会談の前提条件または会談の時に実現すべき目標を設定したことを意味するものと見られる。

チョ・イルジュン記者(お問い合わせ japan@hani.co.kr)
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