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玉城知事は民意を後ろ盾に工事中止を求めてきたが、政府は移設作業を続け、法廷闘争に発展する重大局面を迎えている。

2019-09-30 | 世直し文化・野党共闘

新基地建設反対貫く 玉城知事当選1年

 公約実現、問われる手腕

 

大阪市で講演し、沖縄の荷重な基地負担を訴える玉城デニー知事=2019年9月、大阪市大正区の大阪沖縄会館

 玉城デニー知事が知事選で初当選してから30日で1年を迎えた。米軍普天間飛行場問題では翁長雄志前知事の路線を引き継いで名護市辺野古の新基地建設反対を貫き、政府と厳しく対立している。県民からの請求を受けて実施した県民投票では7割超が埋め立て反対に投じた。玉城知事は民意を後ろ盾に工事中止を求めてきたが、政府は移設作業を続け、法廷闘争に発展する重大局面を迎えている。

 急逝した翁長前知事の後継として出馬した知事選で、玉城知事は過去最多の39万6632票を獲得した。辺野古新基地建設を巡り「対話による解決」を掲げてきたが、いまだ解決への糸口を見つけられていない。政府は県民投票などで示された民意を無視し、土砂投入や護岸造成を強行し続けている。
 玉城県政は対話を求めながらも、現在の工事を看過できないとして二つの訴訟を起こした。翁長前県政で踏み切った埋め立て承認撤回の効力を復活させ、新基地建設に向けた作業を再び止めるためだ。県外の各地で講演する全国トークキャラバンやメディア露出を通じて全国世論の喚起にも取り組んでいる。
 選挙期間中から主要政策に掲げてきた、有識者を集めた「万国津梁(ばんこくしんりょう)会議」は在沖米軍基地の整理縮小や虐待防止、持続可能な開発目標(SDGs)の3分野で先行して設置した。会議で示された意見の活用方法や成果の行方はまだ不透明だ。どのように県政運営に反映させていくか玉城知事の手腕が問われる。

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無所属新人の元県議及川敦氏(52)=自民推薦=を破り、4選を果たした。野党は共闘を前面に掲げ、8月の埼玉県知事選に続き連勝した。任期満了に伴い実施された。

2019-09-09 | 世直し文化・野党共闘

岩手知事に野党共闘の達増氏 自民推薦候補破り4選

      岩手県知事選で4選を果たし、      
支援者らと万歳する達増拓也氏=8日夜、盛岡市

 与野党対決型となった岩手県知事選は8日投開票され、無所属現職の達増拓也氏(55)=立憲民主、国民民主、共産、社民推薦=が、無所属新人の元県議及川敦氏(52)=自民推薦=を破り、4選を果たした。野党は共闘を前面に掲げ、8月の埼玉県知事選に続き連勝した。任期満了に伴い実施された。

 2021年に発生から10年を迎える東日本大震災からの復興政策や、3期12年にわたる現県政の評価が主な争点。達増氏は、国民民主党の小沢一郎衆院議員(岩手3区)に近いとされ、自民党は県政奪還を目指したが退けられた。


(共同通信)

 

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この市民と野党の共闘の進化をあますことなく伝えている唯一の全国紙が「赤旗」です。

2019-08-24 | 世直し文化・野党共闘

いま「赤旗」がおもしろい(1)

野党共闘 共闘進化伝える唯一の新聞

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(写真)参院選で発揮された市民と野党の絆、共通政策の進化などを報じるシリーズ企画「共闘の力」の紙面

 日本共産党創立97周年記念講演会(8日)で、志位和夫委員長が4年間にわたる取り組みと成果、今後の展望を明らかにした「市民と野党の共闘」。先の参院選で「改憲勢力3分の2議席割れ」、自民党の「参院での単独過半数割れ」という安倍・自公政権に痛打をあびせる決定的な役割を果たす力になりました。

 この市民と野党の共闘の進化をあますことなく伝えている唯一の全国紙が「赤旗」です。

 参院選1人区で共産党から立候補し、党公認や無所属で野党統一候補となった候補者座談会(14日付)に続き、16日付からシリーズ企画「共闘の力」を開始しました(その後、19日付、22日付に掲載)。4年間の共闘を通じて野党間、市民と野党間で相互支援し合う関係に成長・発展し、野党の「共通政策」が大きく広がってきたことや、そのなかで日本共産党への期待が広がっていることを関係者の取材を通じて詳しくルポ。そして総選挙に向けた政権構想合意がいかに日本国民と日本社会が痛切に求めているかを明らかにしています。

 また「赤旗」には、1人区で激戦を制して当選した野党統一の新参院議員がインタビューで次々登場しています。

 シリーズ企画を読んで読者から「記念講演の中身を深めるうえで大いに役立つ」「野党共闘がどう発展していくかに日本の未来はかかっている」「今回の選挙の経験が野党連合政権につながると確信になった」などの感想が寄せられています。また「13項目にのぼる野党の『共通政策』は共闘を進めるうえで大きな力になったことがわかった。資料として掲載してほしい」など要望も。

 シリーズ企画の中で東京大学社会科学研究所の宇野重規教授(政治学)は、志位氏が記念講演で今後の共闘の課題としてあげた野党連合政権構想について「選挙の時だけ共闘するが、連立政権をつくる意思はないということでは、批判票は流れるが積極的選択にはならない。共産党を含む形で連立政権を組むということで初めて代替する政権への選択肢が生まれる」と語っています。共闘の今後の展望も「赤旗」は指し示しています。

 参院選後、野党共闘でともにたたかった人たちから「赤旗」が“共闘の力の源泉”だったとの話が次々寄せられています。

 中国地方で野党統一候補としてたたかった人は、「4年前から『赤旗』を読んでいるが、これが私のエネルギー源。暮らし・年金・地位協定など一つひとつが私の力の源泉です」。立憲民主党の九州地方のある地方議員は「野党の動きや、市民と野党の共闘がよくわかる。私は毎日の『赤旗』を読むのに1時間かけている」といいます。

 日本の政治を動かす市民と野党の共闘についてメディアの多くは、参院選中も参院選後も野党間で「亀裂」「ゴタゴタ」などと足並みが乱れているかのように報じ、共闘の進化にはほとんど注目しませんでした。野党連合政権に向けた政権構想合意に向けた話し合いの呼びかけも黙殺です。こうしたメディアの対比でも「赤旗」が市民と野党の共闘推進にとって欠かせない新聞となっています。

いま「赤旗」がおもしろい(2)

日韓関係 植民地支配の歴史に向き合う

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(写真)終戦記念日特集(15日付)とシリーズ「日韓関係を考える」

 韓国が22日、日韓軍事情報包括協定(GSOMIA)の終了を決定したことで、日本国内では右派メディアを中心に「韓国は一線を越えた」などとまたもや韓国バッシングが強まっています。

問題の発端は

 しかし、問題の発端は、安倍内閣が「徴用工」問題という政治的紛争の解決手段として貿易問題を利用する「禁じ手」に踏み込んだことにあります。半導体原材料の輸出規制に続き、2日には輸出管理手続き簡略化の優遇措置の対象国(「ホワイト国」)から韓国を除外する決定を行いました。

 日本共産党は、「ホワイト国」除外決定の前に、「対韓輸出規制拡大の閣議決定の見送りを」と志位和夫委員長が安倍晋三首相に申し入れ。閣議決定後には政令改正の決定を撤回し、韓国政府との冷静な話し合いによる解決を、と求めました。

 「赤旗」も2日付で、「安倍政権の対韓輸出規制拡大 識者に聞く」を特集、元日朝国交正常化交渉日本政府代表の美根慶樹さんはじめ各界の識者に問題点を聞きました。3日付では見開きで「安倍外交 破たんの末の暴走/話し合いで外交的解決を」を特集。その後も「シリーズ日韓関係を考える」(14日付、17日付、20日付)を掲載し、「徴用工」問題に取り組んできた弁護士の川上詩朗さんや元経産省官僚の古賀茂明さん、韓国の韓日歴史問題研究所長の南相九さんなどに登場してもらい、日韓関係悪化の影響をどうみるのか、正常化へいま求められることは何かの問題提起を続けています。

 また、終戦記念日の15日付では「終戦74年 植民地支配の歴史に向き合うとき」を特集。「立ち返るべきは加害と被害の実態」(加藤圭木一橋大准教授)、「抜け落ちた記憶 『脱亜入欧』克服を」(山田朗明治大学教授)などの見解を紹介。歴史問題で問われているのは、植民地支配の歴史に正面から向き合うことだと問題提起してきました。

冷静な視点で

 読者からは、「冷静に日韓関係を考える材料として、とても貴重な記事」「古賀茂明さんの発言に賛同します。韓国をたたきのめして何を得るのか。隣人とは手をとりあうべきです」などの感想が寄せられています。

 これに対して、全国紙をはじめマスメディアは、「韓国が『反日』だといいますが、日本のメディアも『反韓』一色じゃないですか」(ジャーナリストの青木理さん、18日放映のTBS系「サンデーモーニング」)との指摘も出るほど、韓国たたきの大合唱です。その根底には、安倍政権同様、昨年10月、日本企業に賠償を命じた韓国大法院(最高裁)の「徴用工」判決を「(日韓の)関係の根幹を揺るがしかねない判決」(「朝日」)、「1965年の日韓基本条約を覆すような判決」(「毎日」)、「(両国関係の)基盤を損ねる不当な判決」(「読売」)などとする批判があります。“国と国との約束を守らない韓国”という非難は安倍政権と共通しています。

 「赤旗」は、「徴用工」問題が日本の侵略戦争、植民地支配と結びついた人権問題であり、被害者の尊厳、名誉回復のため真摯(しんし)に向き合う必要があること▽たとえ政府間で「解決済み」だとの立場でも、「個人の請求権は消滅していない」ことは日韓の政府・最高裁ともに一致していること―を明らかにし、話し合いによる外交的解決を求めてきました。

 また、「慰安婦」問題を含め、歴史問題で問われているのは、植民地支配の歴史に正面から向き合うことだと指摘。安倍政権が歴代政府の到達点さえ否定して植民地支配への反省を示そうとしないことを厳しく批判しています。

 こうした論陣が張れるのは、「赤旗」が侵略戦争と植民地支配に一貫して反対してきた歴史をもっているからです。

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安倍晋三首相は、憲法9条の改憲や消費税増税に執念を燃やす一方、破綻した経済政策「アベノミクス」や、アメリカとの貿易交渉の“密約”問題など、・・・

2019-06-25 | 世直し文化・野党共闘

通常国会の最終盤

安倍政治の行き詰まり極まる

 1月末に始まった通常国会は、26日の会期末を前に与野党の最終盤の攻防が続いています。安倍晋三首相は、憲法9条の改憲や消費税増税に執念を燃やす一方、破綻した経済政策「アベノミクス」や、アメリカとの貿易交渉の“密約”問題など、国民との矛盾があらわな外交の八方ふさがりには無反省です。年金を7兆円も削る「マクロ経済スライド」を改めようともせず、「減らない年金」を求める国民の声に背を向けています。

 政権復帰から7年目の安倍政治は完全に行き詰まっています。参院での首相問責と、衆院での内閣不信任に値するのは当然です。

改憲案の提示はできず

 安倍首相は今国会冒頭の施政方針演説で、当時大問題になっていた勤労統計をはじめとする統計の不正・偽装は「おわび」や「検証」の一言で片付け、「アベノミクスは今なお、進化」だの、「戦後日本外交の総決算」だのと、抽象的な言葉を重ねて自画自賛しました。「平成の、その先の時代に向かって、日本の明日を開く」と繰り返し、天皇の「代替わり」や「改元」を政治的に利用し、悪政を推進する姿勢を露骨に示しました。

 しかし、首相が「憲法審査会の場において、各党の議論が深められることを期待」(施政方針演説)するとして、憲法擁護・尊重の義務や、三権分立の原則を踏みにじって、旗を振り続けてきた、自民党改憲案の国会への提示は、野党と国民の反対で今国会でもできませんでした。昨年の通常国会、臨時国会、今国会と、3国会連続での見送りとなります。

 だいたい国民が望んでもいないのに首相の執念だけで改憲しようというのは、憲法で権力を縛る立憲主義の最悪の破壊です。首相は先週末のインターネット番組でも、改憲を参院選の争点にすることを改めて明言しました。首相の野望を打ち砕くたたかいが、いよいよ重要です。

 首相が政権復帰以来、「最長の景気拡大」だと“自慢”してきた経済は、今では政府も景気の「悪化」を認めざるを得ません。個人消費は、14年4月に消費税率を8%に引き上げて以来低迷が続き、輸出も減少しています。こうした中で、10月からの消費税の10%への増税強行にこだわる首相の姿勢は、暮らしや日本と世界の経済をかえりみない無責任極まるものです。

 「戦後日本外交の総決算」だと意気込んでみせた外交でも、アメリカからの兵器の“爆買い”や日米貿易交渉での農産物輸入拡大の“密約”の存在が浮き彫りになるばかりです。日ロの領土交渉や北朝鮮との拉致問題も、打開の展望は見えません。安倍政治は内政でも外交でも行き詰まっています。

ウソと強権政治に審判を

 昨年来の「森友・加計」疑惑や、政府統計の不正・偽装、新たに浮上した「国家戦略特区」をめぐる疑惑なども解明が尽くされていません。沖縄での米軍新基地建設の強行を含め、ウソと強権の安倍政治への怒りと批判は強まるばかりです。衆参の予算委員会の開催を拒み、議論から逃げ続ける首相の姿勢は言語道断です。

 7月の参院選は主権者・国民が、怒りの意思を示す重要な機会です。安倍政治に厳しい審判を下し、市民と野党の共闘の勝利、日本共産党の躍進で、希望と安心の政治を切り開こうではありませんか。

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今回の野党一本化に努力していただいた、他の野党、市民団体の皆さんに感謝し共闘の力で勝利のため全力を挙げます。

2019-05-31 | 世直し文化・野党共闘

参院選1人区 野党統一予定候補として決意

 参院選1人区で野党統一予定候補となった、中林よし子(鳥取・島根)、松本けんじ(徳島・高知)両予定候補の決意を紹介します。


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暮らし守る 私の原点を

鳥取・島根 中林よし子さん

 鳥取、島根合区の参議院選挙区に立候補を決意してから5カ月。野党一本化が決まりました。

 「今の年金では施設にも入れそうにない、毎日が不安です」「こどもの医療費が自治体で違うのは困ります」「農地が荒廃していて日本の将来が心配です」等々、一人ひとり切実な要求が次々に寄せられています。

 政界引退からの空白を経て私を国政へと決意させた最大の理由は安倍政権の目に余る暴走政治をやめさせたい、1人区で勝負をかけなければならない、この思いでした。鳥取、島根を歩けば歩くほど、皆さんから寄せられた願いを直接国政に届けて一つでも多く解決をしなければならないとの思いが募ってまいりました。

 島根県では知事選挙をめぐって自民党が分裂状態になりました。その背景には「JRが廃線になるなど地方が疲弊するのを見ても何もしない。そんな国会議員などいらない。地元に帰らない国会議員が地元のために仕事をしているといえるのか」と自民党内部から反乱が起きたと報道されました。まさに安倍政治と国民の矛盾がここに表れているのではないでしょうか。

 私は4期9年間、衆議院議員として働いてきました。道路工事現場ではトイレがなく女性の尊厳が守れていない問題を追及し、仮設のトイレを設置せよとの通達を出させ、今どこでも当たり前になっています。私の手元に1980年3月11日付の中国新聞の記事があります。「代議士一年生」というものです。私の議員活動を紹介し「主婦で母親の中林氏を東京へ駆り立てるのは弱い住民がそこにいるからである」と記事を締めくくっています。私の政治家としての原点、“くらしのよし子”がこの記事には脈打っています。今、寄せられた願いに希望が持てる展望を語れば、皆さんの顔が明るくなります。

 今回の野党一本化に努力していただいた、他の野党、市民団体の皆さんに感謝し共闘の力で勝利のため全力を挙げます。

 中林氏の略歴 1945年生まれ。島根大学卒、衆院議員4期。現在、「沖縄と連帯する島根の会」事務局長。松江市在住、家族は夫。

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手つなげば 競り勝てる

徳島・高知 松本けんじさん

 私の長男が生まれた2カ月後に安保法制・戦争法が強行されました。「命が生まれる大変さと大切さ。その大切な命を危険にさらす政治を変えたい」―私が立候補した初心です。

 野党統一候補になり、徳島・高知選挙区で幅広い多くの人たちと一緒にたたかえることをうれしく思うとともに、身の引き締まる思いです。

 徳島・高知選挙区では前回も野党統一候補が大健闘し、2017年総選挙では高知2区で広田一衆院議員が当選し、私も高知1区で統一候補としてたたかわせていただきました。高知では4月の県議選でも野党共闘で自民党に競り勝つ選挙区をつくり出しました。

 ここに希望があり、みんなで手をつなげば、社会も、くらしも変えていける。私の確信です。

 この間、両県を回る中で、中山間地をはじめ地域の深刻な衰退の実態を目で見て、地元の方から聞いてきました。「田畑を継ぐ人がおらず、人が減ってお店がなくなっていく」「公共交通機関がなく、車の運転もできず、病院に行く足がない」「医者がいない」「バスが撤退しようとしている」―。自民党政治、安倍暴走政治の結果です。

 安倍政治を代え、基幹産業の農林漁業の振興、医療や福祉の向上、最低賃金の引き上げで、だれがどこに住んでも、どんな仕事をしても安心してくらしていける社会にしていきたい。

 政治が変わったらどんなふうなくらしになるのか―「8時間働けばふつうにくらせる社会」「年金だけで生活できる社会」―想像できるように訴えています。

 投票に行っていない人たちに届くメッセージに努めていきたい、政治に期待していない人、現状を仕方がないと思っている人に届く言葉を探していきたい。

 「どんな社会で生きたいか」「どんな国にくらしたいか」―。今の深刻な実態を変える力は、「あなた」の声にこそある。それが国民主権だと思います。

 「くらしは良くなるあなたの声で」。この思いを届けて頑張ります。

 松本氏の略歴 1984年生まれ。高知大学人文学部卒。17年衆院選高知1区に立候補。党県常任委員。高知市在住、家族は妻、2男。

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辺野古新基地建設をただちに中止し、普天間基地の無条件撤去を求めて米国と交渉することを強く求めるものです。

2019-04-22 | 世直し文化・野党共闘

沖縄と大阪での衆院補選の結果について

志位委員長が会見

 日本共産党の志位和夫委員長は21日夜、党本部で記者会見し、衆院沖縄3区、大阪12区補選の結果について次のように語りました。


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(写真)衆院補選の結果をうけて記者会見する志位和夫委員長=21日、党本部

 一、沖縄3区の屋良朝博候補の勝利は、強権をもって辺野古埋め立てを進めてきた安倍政権に対する沖縄県民の大きな勝利です。

 「辺野古新基地」の是非が最大争点となりましたが、「辺野古新基地ノー」を掲げた屋良候補に対して、自民党候補はこの間の選挙では初めて「辺野古推進」を公然と掲げました。そういう候補者が敗北したことは、自民党にとってあれこれの言い訳のきかない結果です。「新基地ノー」のトドメの審判が下されました。

 屋良候補の勝利は、何よりも「オール沖縄」の結束の力によるものですが、国政4野党の党首が初めてそろって沖縄市を訪問し、「新基地ノー」を掲げた屋良候補を支援したことも、重要な意義をもつものと考えます。

 安倍政権に対して、この結果を真剣に受け止め、辺野古新基地建設をただちに中止し、普天間基地の無条件撤去を求めて米国と交渉することを強く求めるものです。

 一、大阪12区で宮本岳志候補が及ばなかったのは残念ですが、宮本候補を先頭とするたたかいは、今後に生きる大きな財産をつくったと思います。

 宮本候補の勇気ある決断をうけて、自由党・小沢代表、立憲民主党・枝野代表、国民民主党・玉木代表をはじめ、6野党・会派から合計で49人もの国会議員――元議員も含めて――が応援・激励に入っていただきました。各界の文化人・知識人からも応援・激励がつぎつぎと広がりました。本当に心強いことでした。

 市民連合のよびかけにもこたえて、大阪と全国から1000人以上のボランティアのみなさんが、ともに肩をならべてたたかったことも、たいへんにうれしいことでした。

 これらは、市民と野党の共闘の今後の発展にとって、大きな財産をつくったと確信するものです。

 大義あるたたかいの先頭に立った宮本岳志さんに心からの敬意を表します。

 ご支援いただいたすべてのみなさん、ご支持いただいた有権者のみなさんに心からの感謝を申し上げるものです。

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「鉄道はある程度の路線が出た。開城から新義、金剛山から羅津・先鋒のロシア国境までの京義線側の430キロ、東海線800キロ程度」

2018-11-09 | 世直し文化・野党共闘

韓国統一相「南北の鉄道連結の路線は決まりつつある」

2018/11/08 20:21

【ソウル聯合ニュース】韓国の趙明均(チョ・ミョンギュン)統一部長官は8日、北朝鮮との鉄道連結と関連し、既にある路盤を活用するために既存の鉄道中心に協議したとし、「鉄道はある程度の路線が出た。開城から新義、金剛山から羅津・先鋒のロシア国境までの京義線側の430キロ、東海線800キロ程度」と説明した。国会外交統一委員会で述べた。

国会外交統一委員会に出席した趙長官=8日、ソウル(聯合ニュース)
国会外交統一委員会に出席した趙長官=8日、ソウル(聯合ニュース)

 また「鉄道の工事を始めることになれば、複線にするのか単線にするのか、また鉄道の速度をどの程度にするのか、などについては北側との協議が本格化していない」と述べた。

 趙長官は「道路の場合は、まず一次的に開城と平壌の間、東海側は金剛山から元山の間になっている」とし、「東海線の場合、完全に新しい路線にする可能性がある」と付け加えた。

 また、北朝鮮の対韓国窓口機関・祖国平和統一委員会の李善権(リ・ソングォン)委員長が、9月に開催された南北首脳会談の際に特別訪朝団として平壌を訪れた韓国財閥トップらに皮肉を言ったとされることに関連しては、自身の?明が適切ではない部分があり、国民を心配させてしまったとし、「今後は慎重に返答するようにする」と述べた。

 趙長官は先月29日の国会外交統一委員会による国政監査で、李氏が「よく冷麺がのどを通るなあ」と皮肉を言ったことについて報告を受けたかと問われ「そのような話を聞いた」と答えた。だが今月1日には記者団に対し、公式にではなく、また聞きで耳にしたと説明し、当初の説明と異なるとの指摘が出た。

 この問題について、与党「共に民主党」の李錫玄(イ・ソクヒョン)議員が、「冷麺発言を認めたのではなく、また聞きでそのような話を耳にしたという趣旨ではなかったか」と問うと、「そうだ」と答えた。

yugiri@yna.co.kr

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翁長雄志知事の死去に伴う第13回沖縄県知事選挙は30日、投票が行われた。

2018-09-30 | 世直し文化・野党共闘

沖縄県知事選挙で玉城デニー氏が当確

 翁長雄志知事の死去に伴う第13回沖縄県知事選挙は30日、投票が行われた。即日開票の結果、県政与党が推す無所属新人で前衆院議員の玉城デニー氏(58)が、政府与党が推す無所属新人で前宜野湾市長の佐喜真淳氏(54)=自民、公明、維新、希望推薦=を破って初当選を確実にした。【琉球新報電子版】

 

 9月30日に投開票された沖縄県知事選は10月1日未明、各候補者の得票数が確定
 した。無所属新人の玉城デニー氏(58)が39万6632票を獲得し、同知事選で過
 去最多だった。前宜野湾市長の佐喜真淳氏(54)に約8万票の差をつけた
 
 
 
 当396632 玉城デニー 無新

  316458 佐喜真 淳 無新 
 

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創価学会の中にも、心ある人がいる。

2018-09-27 | 世直し文化・野党共闘

創価学会ブロック長 デニー支持訴え

“誇れる沖縄に”

仲宗根政良さん

写真

(写真)核ミサイル「メースB」跡地に建てた創価学会の研修道場の前で、デニー候補勝利を誓う仲宗根政良さん=25日、沖縄県恩納村

 「沖縄から世界平和の潮流を」と創価学会が沖縄県恩納村に設置した「世界平和の碑」。そこは米軍が1960年代に、県内4カ所に建設した中国を標的にした核ミサイル「メースB」基地跡地の一つでした。辺野古新基地問題を最大争点に大激戦となっている県知事選投票日(30日)目前の25日、同碑のある創価学会沖縄研修道場を一人の男性信者が訪れました。急逝した翁長雄志県知事の遺志を継ぐ玉城デニー候補の勝利に全力を尽くす決意を固めるためでした。

百数十人超の支持

 しのつく秋雨のなか、門前で施設内の木立の奥をじっと見つめる男性は、那覇市の創価学会でブロック長を務める、元マグロ船乗員で入信歴36年の仲宗根政良さん(76)。仲宗根さんは、県知事選告示以降、すでに百数十人を超える有権者からデニー支持の確約を集めています。

 仲宗根さんは、創価学会が恩納村の核ミサイル基地の跡地を購入、77年に建設した「創価学会沖縄研修道場」の壮年部人材学校第1期生。半年間、毎週末に那覇から通い、日蓮宗の教義を熱心に学び、「戦争の基地から永遠平和の要塞(ようさい)」を発信する活動に専念してきたといいます。

 しかし「自公政権」成立後、政権与党として悪政への積極的な加担などに不信感をもちはじめました。

戦争で父兄亡くす

 2012年12月の総選挙が決定的になりました。公明党が、憲法違反の集団的自衛権行使を容認する法制定を公約に掲げた自民党と連携。沖縄では県内選出の自民党国会議員が、総選挙で公約した普天間基地の「県外」移設を覆し、辺野古新基地建設を容認し、自公が推した仲井真弘多知事が埋め立てを承認しました。

 「自公政権の本性をみました。創価学会が掲げる『沖縄から発信する世界平和の潮流を』とは真逆の姿であり、絶対に受け入れられない」

 太平洋戦争で父を、沖縄戦で兄を亡くした体験から「命(ぬち)どぅ宝」(命こそが宝)を信条に必死に生きてきた人生にもふれ、安倍政権の憲法改悪、戦争する国づくり、なによりも日米両政府による、沖縄への新たな核持ち込み発言に強い危機感を感じている、と。

 仲宗根さんは「前回の知事選では公明党は“自主投票”でしたが今回は新基地賛成の候補を全国動員で応援している。わが家にも関西から幹部がきて“オール沖縄は共産党。デニーでは経済発展できない”とデマ宣伝を繰り返している。核も基地もない平和で豊かで誇りある沖縄を子や孫たちに手渡すためにデニー知事を実現させたい」と力を込めました。(山本眞直)

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午後2時35分(現地時間)にチャンギ国際空港に降り立った金委員長は、直ちに宿泊先のセントレジスホテルに移動し・・・

2018-06-11 | 世直し文化・野党共闘

金正恩委員長「全世界が見守る歴史的会談」

シンガポールのリー・シェンロン首相と会談し場所提供に謝意表す 
リー首相「朝鮮半島に平和の日が必ず訪れることを願ってきた」 
ロイター通信「暫定的だが、金委員長は12日午後2時出発予定」

 
北朝鮮の金正恩国務委員長が今月10日夕方、シンガポールのリー・シェンロン首相と会談している//ハンギョレ新聞社

 朝米首脳会談を2日後に控えた10日午後、シンガポールに到着した北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長の最初の公式日程はシンガポールのリー・シェンロン首相との会談だった。

 午後2時35分(現地時間)にチャンギ国際空港に降り立った金委員長は、直ちに宿泊先のセントレジスホテルに移動し、3時間ほど休憩した。夕方6時25分に宿泊先を離れ、大統領官邸であるイスタナで30分間にわたってリー首相と会談した後、再びホテルに戻った。

 金委員長とリー首相は会談場の前で、笑顔で握手を交わし、両側の同席者とあいさつした。北朝鮮側からは金英哲(キム・ヨンチョル)労働党副委員長兼統一戦線部長やリ・スヨン労働党副委員長、ノ・グァンチョル人民武力相が同席した。金与正(キム・ヨジョン)党中央委第1副部長とキム・チャンソン国務委員会部長の姿も見えた。

 金委員長は冒頭発言で「全世界が見守る歴史的会談のため、シンガポール政府が立派な条件と便宜を提供してくれて、我々も不都合なく朝米会談を準備することができた」としながら、謝意を表した。さらに、「朝米会談が成功裏に進めば、シンガポール政府の努力が歴史的に永遠に記録されるだろう」とも述べた。

 リー首相は「シンガポールで朝米首脳会談を開くことを決心してくれて、感謝する」とし、

 北朝鮮とシンガポールの首脳会談は、金委員長にとって本格的な外交舞台へのデビューに当たる。金委員長が2011年末に執権して以来、北朝鮮を離れ他国の首脳と会ったのは、境界または国境が接している韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領と中国の習近平国家主席だけだった。リー首相は三番目の首脳会談の相手だ。金委員長にとって同日の首脳会談は、トランプ大統領との談判を控え、シンガポール現地と国際社会の雰囲気を直接体感しながら“ウォーミングアップ”する意味もあると見られる。

 リー首相も史上初の朝米首脳会談の“ホスト”であることを積極的に広報している。金委員長との会合の冒頭場面を自分のフェイスブックを通じて生中継したりもした。同日、国際メディアセンター(IMC)を訪問し、記者団に「歴史的(朝米首脳)会談を開催するのに、2000万ドル(シンガポールドル・約16億円)はかかるだろう。このうち半分はセキュリティー関連費用」だとしたうえで、「我々は喜んでその費用を負担する」と述べた。

 一方、ロイター通信は、朝米首脳会談の計画に関与する消息筋を引用し、金委員長が12日午前9時、ドナルド・トランプ大統領と会談した後、午後2時にシンガポールを出発する予定だと報じた。同報道が事実なら、ドナルド・トランプ米大統領と短い会談を終えた後、すぐに帰国の途に就くことになる。わずか数時間だけトランプ大統領に会う場合、今回の会談で直ちに具体的な結果は出ない可能性もある。一方、事前協議が上手く進んでいる場合は、短い時間で妥結することもあり得る。ロイター通信はこの日程が「暫定的」と報じた。

シンガポール/ファン・ジュンボム、キム・ジウン記者(お問い合わせ japan@hani.co.kr)

 

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金城徹・元那覇市議会議長が「保守も革新も政治に関心のない人も、今こそ立ち上がり、立場をこえて団結し、新基地はいらないとの意志を明確に示そう」と連帯あいさつ。

2018-06-04 | 世直し文化・野党共闘

「オール沖縄」の力で翁長県政発展を

革新懇主催「沖縄連帯のつどい」で志位委員長 新基地阻止の展望語る

 安倍政権の強権的な違法工事が行われ、沖縄県知事選が11月に迫るなど、辺野古新基地(名護市)に反対する「オール沖縄」のたたかいが重大な局面を迎える中、「沖縄連帯のつどい」(主催=全国革新懇、沖縄革新懇)が3日、宜野湾市で開かれました。新基地建設は必ず止められるとの確信が深まり、翁長県政を守り発展させようと熱気に包まれました。   しんぶん赤旗


写真

(写真)沖縄連帯のつどいで「がんばろう」と両手を上げる(右から)北上田、呉屋、金城、志位、伊波、糸数、赤嶺、牧野の各氏=3日、沖縄県宜野湾市

 あいにくの大雨にもかかわらず、大型バスが連なるなど、多くの人が足を運び会場がいっぱいに。参加者がお互いの手を取り合ってがんばろう三唱をし、沖縄と全国の連帯の決意でみなぎりました。

 金城徹・元那覇市議会議長が「保守も革新も政治に関心のない人も、今こそ立ち上がり、立場をこえて団結し、新基地はいらないとの意志を明確に示そう」と連帯あいさつ。金秀グループの呉屋守将会長は、名護市長選の結果を受けて首相官邸が“県民は辺野古容認だ″と吹聴していることに対して「沖縄に生き、沖縄の人々とともに歩む企業人として我慢ならない」と述べ、県民投票の成功を呼びかけました。

 土木技術者の北上田毅氏(沖縄平和市民連絡会)が工事の現状を報告。埋め立て工事の実施設計や環境保全対策の事前協議が行われておらず、軟弱地盤の地盤改良など知事の承認が必要な課題があると指摘。「県民が絶対にあきらめず、知事選で翁長さんが勝利すれば新基地建設は完全に頓挫する」と述べました。

 ヘリ基地反対協の安次富浩共同代表、二見以北住民の会の松田藤子会長、高江ヘリパッドいらない住民の会の伊佐真次さんが現場での不屈のたたかいを報告しました。

 政党から、日本共産党の志位和夫委員長(全国革新懇代表世話人)が講演しました。志位氏は、強権的な護岸工事が軟弱地盤やサンゴ移植などに直面し行き詰まっていると述べ、「翁長県政を断固守り発展させることができれば辺野古新基地は絶対に造れない」と強調。朝鮮半島の平和の激動、沖縄を再び核戦争の根拠地とさせないたたかいとのかかわりで、基地のない平和で豊かな沖縄をつくる展望を語り、「安倍政権の卑劣な攻撃をはね返し、『オール沖縄』の結束をさらに強め発展させましょう」と呼びかけました。(詳報

 赤嶺政賢衆院議員(日本共産党)、糸数慶子、伊波洋一両参院議員(ともに参院会派沖縄の風)があいさつ。沖縄県各会派の多くの県議も参加しました。翁長知事や城間幹子那覇市長、瑞慶覧長敏南城市長、自由党の玉城デニー衆院議員からメッセージが寄せられました。

 




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▽9条改憲▽26条改憲(教育)▽参院選の合区解消▽緊急事態条項―などのテーマで憲法学者らが報告をしました。

2018-05-17 | 世直し文化・野党共闘

改憲阻止へ大同団結

法律家と市民が集会

超党派議員含め80人参加

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(写真)自民党改憲案の危険性について法律学者らの報告を受ける参加者=15日、衆院第2議員会館

 自民党改憲案の問題点と危険性をうったえる集会が15日、衆院第2議員会館で開かれ超党派の議員ら80人が参加しました。「改憲問題対策法律家6団体連絡会」と「安倍9条改憲NO!全国市民アクション」が共催しました。

 主催者あいさつをした宮里邦雄弁護士は、「安倍政権の進める改憲を阻止する大きな国民運動をつくるきっかけにしたい」と述べました。

 集会では、自民党がねらう改憲の危険性について、▽9条改憲▽26条改憲(教育)▽参院選の合区解消▽緊急事態条項―などのテーマで憲法学者らが報告をしました。

 東京慈恵会医科大学の小沢隆一教授は9条改憲の危険性について報告し、「自衛隊違憲論の主張をあえて控えてはいけない。対案は憲法9条。世論調査でも憲法へ信頼を寄せている。国民の声を受け止めて大同団結していこう」と呼びかけました。

 集会では主催2団体が共同で作成したブックレット『自民党改憲案の問題点と危険性』も紹介されました。

 日本共産党、立憲民主党、社民党、沖縄の風の国会議員らが参加。日本共産党からは赤嶺政賢衆院議員、吉良よし子、山添拓両参院議員が参加し、それぞれあいさつしました。

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首脳会談での宣言について文大統領は「朝鮮半島にもはや戦争と核の脅威はないことを全世界に示した平和宣言」と、その意義を強調

2018-04-30 | 世直し文化・野党共闘

「新たな平和時代を確信」 板門店宣言の意義強調=文大統領

2018/04/30 16:29

【ソウル聯合ニュース】韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は30日の首席秘書官・補佐官会議で、27日に南北首脳が署名した「板門店宣言」について、「新しい朝鮮半島時代を切り開く歴史的な出発」と述べた。

首席秘書官・補佐官らと会談の成果を祝う文大統領(左端)=30日、ソウル(聯合ニュース)
首席秘書官・補佐官らと会談の成果を祝う文大統領(左端)=30日、ソウル(聯合ニュース)

 首脳会談での宣言について文大統領は「朝鮮半島にもはや戦争と核の脅威はないことを全世界に示した平和宣言」と、その意義を強調した上で「非武装地帯の平和地帯化など、軍事的な緊張緩和に向けた南北の努力と信頼構築を通じ、新しい朝鮮半島の平和時代が開かれると確信する」と語った。

 また南北の共同繁栄に向けた画期的な契機がつくられたと述べ、「分野別の対話システムの全面的な復元とともに南北共同連絡事務所(の設置)によって常に協議できる枠組みをつくり、持続可能な関係改善を定着させる」との考えを示した。

 板門店宣言で完全な非核化や核のない朝鮮半島との共同目標を確認したことにも触れ、「世界が望んでいたことで、朝鮮半島はもちろん、世界史的な大転換の出発点になると確信する」と述べた上で「朝鮮半島の平和と繁栄の時代を後戻りできない歴史にしなければならない」と強調した。

 北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長に対しては、「会談成功のため、真心と誠意を尽くした金委員長の努力にもあらためて感謝の意を表する」と述べた。

 南北合意書締結の国会批准に関しては、「政治的な手続きではなく、法律的な手続きであることを肝に銘じてほしい」として、「国会の同意が新たな政争の具になることは望ましくない」と述べ、野党に協力を求めた。

 来月にも開催される米朝首脳会談にも言及し、「会談成功のため、米国との緊密な協議など、政府にできる必要な努力をしてほしい」として、「南北米の対話チャンネルをしっかりと稼働させ、国際社会の支持を得るための努力も並行しなければならない」と述べた。

kimchiboxs@yna.co.kr

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寺町三条のすき焼きの老舗「三嶋亭」前では、5代目の三嶌太郎さんがマイクを握り、食の安心・安全の確保を求め・・・

2018-04-01 | 世直し文化・野党共闘

京都知事選

福山候補が駆ける

商店街で訴え「府民とパイプ太く」

8日投票

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(写真)繁華街で市民から激励を受ける福山候補=31日、京都市

 京都府知事選(8日投票)で、幅広い市民や「民主府政の会」でつくる「つなぐ京都」の福山和人候補(57)=弁護士=は31日、観光客や買い物客でにぎわう京都市内の商店街や繁華街を駆け回りました。

 三条河原町では、子連れの母親ら約100人と、のぼりや風船を掲げて歩きながらアピール。大学院生の西郷南海子さん、緑の党の長谷川羽衣子共同代表が訴えました。

 ツイッターを見て駆け付けた女性(48)=亀岡市=は「選挙の応援は初めて。相手候補が中央官僚で、あまりにも安倍政権に近いので驚きました。こんな人を知事にしてはいけない。福山さんを勝たせたい」と期待を込めました。

 寺町三条のすき焼きの老舗「三嶋亭」前では、5代目の三嶌太郎さんがマイクを握り、食の安心・安全の確保を求め「府民目線でやってくれるのが福山さん」と激励しました。

 福山候補は「教育のオール無償化」、地域密着のインフラ整備、原発再稼働反対などの施策を語り「国とのパイプではなく、府民とのパイプを太くする府政を実現していく」と力を込めました。

 「総選挙で前原(誠司)さんの電話かけをしていた」という女性(73)=山科区=も足を止め、「選挙公報で、福山さんが祖母の介護をしながら司法試験の勉強をしたと知り、この人なら期待できると感じた。相手は学歴と役所の経歴ばかり。違法『民泊』や景観破壊で京都がたいへん。京都らしさを守ってほしい」と語っていました。

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福山候補は「政治で一番大事なのはウソをつかないこと。そのことに国も地方も関係ない。京都から多くのみなさんと正直な政治をつくっていきたい」と力を込めました。

2018-03-23 | 世直し文化・野党共闘

暮らしを丸ごと応援

京都府知事選告示 福山候補が第一声

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(写真)訴える福山候補と支援者ら=22日、京都市

 京都府知事選が22日告示(4月8日投票)され、幅広い市民、団体でつくる「つなぐ京都」から弁護士の福山和人候補(57)=日本共産党推薦、新社会党府本部支持=が立候補し、第一声を上げました。自民党主導で擁立され、公明、民進、希望、立憲民主が推薦する前復興庁事務次官の西脇隆俊氏(62)との一騎打ちです。

 福山氏は第一声で、格差と貧困の拡大や、京都のワーキングプア率、非正規雇用率がいずれも全国ワースト3位であることを告発し「この状況でやるべきことは府民の暮らしを全力で丸ごと応援することだ」と強調。「ストップ貧困京都宣言」を知事のメッセージとして発信し、中学卒業までの医療費無料化、全員制の中学校給食の実現と計画的な無償化をすすめることを掲げました。

 原発について「府民の命に責任を持つ知事の立場として、原発の再稼働にきっぱり反対して、廃炉の方向に切り替えるよう求めていく」と強調。国有地取引をめぐる「森友」公文書改ざんが国政を揺るがす中、福山候補は「政治で一番大事なのはウソをつかないこと。そのことに国も地方も関係ない。京都から多くのみなさんと正直な政治をつくっていきたい」と力を込めました。

 福山候補の出発式では、日本共産党の志位和夫委員長のメッセージが紹介されました。

 公文書改ざん問題で安倍内閣の支持率が急落する中、西脇候補の出発式では、自民党の二之湯智参院議員が「中央政界のごたごたを見ておりますと、決して油断ならないたたかい」と、知事選への影響を懸念し、引き締めに躍起になりました。

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