往生

公職選挙法か政治資金規正法かの選択。ベラさんは、たかが団扇で？の流れに持って行ければ御の字、小渕さんの方が事は数倍数十倍重大です。公職選挙法でやられると大臣辞職だけでは済まぬこと、議員辞職さらには公民権まで奪われます。政治資金規正法でお咎めを受ける選択です。ベラさんは公職選挙法違反の方なんですが、所詮うちわですからね、これで議員辞職までは行きませんいくらなんでも。地元の町長が突然辞職して、全ての責任は私にあると言ってます。聞けばオヤジ（元首相）の大番頭、城代家老だった人で、いわば金庫番。ワイドショーによると例の観劇ツアーは2007年から始まってるそうです、もうオヤジいないし、彼女が始めたこと？でもその場にいる政治記者によればこういう票集めはオヤジたちの定石だったのだ、それに倣っただけのことだし、昔ながらの子分（城代家老）が慣例に沿って取り仕切るは当然あり得ること。お嬢ちゃんは黙って神輿に乗って笑顔でいなさい。みんな私がやりますから。だったんでしょうね。会見で語るに落ちてました、彼女も正直です、わかり易いです、曰く、私自身がわからないことが多すぎる、子供の頃から傍にいてくれる信頼するスタッフにすべて任せていたと。で、もとの大番頭が私がやりました、お嬢さまはご存知ないことですとひっ被る。こういう手順でいけば公職選挙法にはかからずに済む、んでしょうね。そこのところわかりません（知りません）が、傷の小さい方を選ぶのですからね。ヘタしたら議員辞職ですが、彼女はやりかねないですね、こういうあからさまな不正には耐えられないでしょうし、それを知らなかったこと、知らされなかったこと、それはつまり未だにお嬢様扱いと言うことですから、には我慢がならぬ、恥ずかしい、情けないと言う思いが湧く人じゃないんでしょうかね。その辺のコテコテの権力亡者オヤジとは違うように見受けますが、ここから先は取り巻き達がどう運ぶか。ベラさん、首相の意向でついでに馘首ですが、こっちはうすら笑いを浮かべて挑戦的です、法には触れてないと往生際の悪いこと。ま、人それぞれです。でも小渕さん件、やはり痛いですねぇ安倍さん、二重にも三重にも。

任命

任命責任。身体検査。何度聞かされたことか、何度連中繰り返していることか。おそらく無縁であろう、そうであって欲しい人でしたがね小渕さん。観劇費用がどこから出たのか、政治資金から出てるに違いないですが、小沢さんの時のような不動産がらみの「いかにも」物件ではなく、選挙民相手のわかり易い「いつもお世話になります」企画、帳簿操作で何とでもなることでしょうに。脇が甘かった。他人任せにし過ぎた。あれこれ叱責されましょうが、彼女もまさかだったことでしょうな。きっとオヤジの頃から引き継がれている選挙対策なんでしょうし。ベラさん、すっかり向こうに押しやられてますが、看板娘があっさり身を引くとなると返す刀でバッサリでしょう。お前もじゃ～！
　日ハムやりますねぇ。昨日もデーゲームで見られませんでした。どうしてこんな不規則するんでしょうね、ドーム球場なんだからどれもナイターでやればいいのに。今日はナイターですからね。大谷をあそこまで引っ張るところ、つまりバタバタしないところ、栗山さんは評価の分かれる監督ですが、所詮結果論であるとはいえあれで大谷成長したでしょうし、いよいよ二刀流できる才能であること証明しましたね。この指揮官なくばできぬことですから。中田がいいですよ。立派な四番になってます。高校野球の怪物が大成するのは少ないのです、清原桑田以来いないでしょう。この人も危なっかしかったんですけどね、やんちゃそのものでした。新庄、森本が引っ張って一時期を成したチームですが、堅いチームという印象ですね今は。対するホークス、ちと大味です。昨日のように崩れだすと止まらない弱みですか。大谷を日本シリーズで見たいですがね、希望言えば。
　

夢幻

出処進退。普段漢字で喋りもしない政治家達が他の政治家を咎める時にドヤ顔で口にする四文字熟語です。出処進退はご本人がお決めになること。こういう時だけいやらしい敬語遣いで。出ずるか留まるか（処）、進むか退くかの意です、今の地位から降りるか降りぬかは本人が決めなさいと、つまりとっとと辞めろと。小渕さんダメでしたね。ここは潔くでしょう。若いんだから出直せという言い訳の声が大きいです。安倍さん、痛いですねぇ。何度も書いてますが華でしたから、象徴でしたからねこの人の登用が。ベラさんは切ればいいだけでしたが、こっちは影響甚大です。でも、粛々と、でしょう、やることはやらねばなりません。6年前の悪夢が再びですか。身体検査とよく言いますが、まさかだったわけでした。人心を統べるために、方針を旗幟鮮明にするために、長期政権への布石として採りたてたその女にやられる。皮肉な話ですけれど。
　昨夜７時過ぎに帰宅して、一昨日のようにＣＳパリーグを見ようとＢＳ回しましたが別番組です。え？スカパー探してもなし。中継しない？んな馬鹿な。でも映らないんですから仕方ないです、と言うことは地上波で巨人阪神中継あるだろうと探すとありました、ええ！？阪神勝ってる。いけんいけん、見ちゃいけん。慌ててチャンネル変えました。まさかまさかの３タテの後です、今日まで勝てる筈がないのです。そう思いつつ、でも、見ちゃいけない、見たら打たれる。我慢しました。４タテなんてあり得ないこととは知りつつ、勢いってのは確かにあることですから。わざと知らん顔してプレスリーのＤＶＤ見て（深い理由はありません、まじないもゲン担ぎも何もありません）、丁度９０分観終わってチャンネル変えると９回の裏の巨人攻撃前、画面には８-２で阪神！ええ？ええ？絶対の韓国人クローザーがマウンドです。６点差ですからね、いくらなんでもひっくり返らんでしょう、だから見ようと思ったんです。すると途端に外人にホームラン打たれて。いけん、いけん。なんてこったい。そんなに待ってたように打たれるなよ。慌ててチャンネル変えましたよ。まずい。見ないことに決めました。今夜はダイジェストも見ない。明日の新聞まで待つ。まさか６点ひっくり返されないだろう高校野球ではあるまいし。でも、あのクローザー打たれたら次がいないですからね。連投続けてますしそろそろ捕まるころではありましょうし、なんて悪い方に思いは進んで。くわばら、くわばら。見ぬに不如。広島との戦い見てて、こりゃ巨人に４タテ（実際は３タテでいいのでしたが）喰ろうて終わりじゃ！と諦めていたのでしたが、これです。阪神が強かったと言うより巨人どうした？の顛末でした。こんなこともあるんですねぇ。日本中の、コアで戦闘的なファンは措いて、普通のファン達は皆こう思っているでしょう。

手本

ベラさん刑事告発されて、看板娘は追い込まれます。が、感じますね、小渕女史、肚据わってるわ。ここぞの仕返し風に次々に糾弾する野党議員達の雨あられを受け止めてますよ。オタオタしない。地位に恋恋としないと言うべきか。胸に辞表準備しているかの雰囲気です。もちろんこういう時にはこう応えなさいと色々レクチャーされてるのではありましょうが、それにしてもああいう態度振る舞いは付け刃でできることではありません。元々ああいうきちんとした人なんですね。私はああいう処し方こそ女性に一般的なもの特有のものと思います。つまり男は普通はああはしません、あれこれ言い訳並べるか、木で鼻括ったように知らぬ存ぜぬで逃げようとします。で、その言い訳からボロボロこぼれて行く。語るに落ちる奴らばかりでしたでしょう？悪いことは悪いですからそうわかったらちゃんと処します、その覚悟が見えてますよねこの人の態度に。相手の目をキッと見て話す。何だかこっちの背筋が伸びるような気すらしますよ。昔の男はこうだった、とか。男の女のと言うてはならぬことろなのでしょうが、この看板娘はきちんと見せてくれてますよ。マスコミや有識者は、どうしていつまでも政治家というのはこういう金の問題を学習しないんだ？と嘆いて非難しますが、それはそれ、次は本人の身の処し方です。この女史は若いながら手本を示してくれそうですよ。
　サッカーの元日本代表選手だった男が宮古島で自動車事故で死んだと新聞もＴＶも結構報道します。サッカー知らなければ誰？なんですが、どんな業種でもそうですが華々しい場面に立った人の落魄ぶりは雀の好餌です。この人のキャプションは調理師見習でした、ホテル従業員でした。職業がどうこうではなくてこの落差ですね。運動選手の宿命ですか。他人との比較、才能や技量の優劣でのし上がった人は、同じ理由で落ちて行きます。堅気の意味ですね。なんだかしみじみしますが。
　書こうかどうしようか迷いました。昨日もＢＳのチャンネル、我慢して我慢して変えずにわざとずっと日ハム・ソフトバンク戦を見てました。チャンネル変えた途端に打たれる、チャンス潰すパターンが多いので。画面での途中経過だけ見て、あとのダイジェストで確認して。東京ドームで３タテ。いつもここで書いているようにそれだけで溜飲を大いに下げる、今までの負けを忘れることに慣れているのでしたが。私は言霊を強く信じる者で、これ以上は言いますまい。ここまで書いたらもうダメですかね。

看板

やはりこっちの方が攻めやすいし責めやすいのですね、妖怪人間大臣よりも看板娘大臣の方が。報道の仕方にも違いがあるように思ってしまいます、ベラさんの方は憎々しげなこの野郎！（野郎じゃないんですが）色がついてますが、看板娘さんには真っ向から。本気で安倍さん攻めるなら小渕さん潰しでしょうな。安倍さんもきっとこっちの方が痛いですから。ベラさんは切ってしまっても替わりは利きますが、小渕さんは華であり象徴であり目玉でしたから。さて逃げられますか、潔く退きますか。映像のあの顔や態度みてるとあっさり退きそうにもありますがね。
　昨夜ラジオ聴いてたら、今年は長嶋が引退して40年だと言ってました。ああそうか、昭和49年よねぇ。私が高校三年の秋でした。え、東京オリンピックから10年しか経ってなかった？あの時分は東京オリンピックを基準にしてませんからね、今が特別なんですね、あれから50年、新幹線から50年ですから。ちなみに'64年、昭和39年はビートルズが2月にアメリカに渡って（上陸なんて言います、British invasion の始まりです）大旋風を巻き起こした年です。いえ、長嶋の話でした。中日が優勝して巨人のＶ10が阻まれた年です、長嶋が4番じゃなくて1番を打ってた年です、ゲッツーの長嶋、だった頃です。そしてあの日はその中日とのダブルヘッダーでした、当時は平気で一日二試合やってました（だからもっと前に稲尾が年間42勝なんてとんでもない記録を作ったのです、その二試合ともに投げてどちらも勝つ）。その一試合目で長嶋ホームラン打って444本目。これは見てない筈ですが、見たような記憶になってます、あの日は長嶋の引退試合でデーゲームでってのは前から知ってましたし、授業終わって男どもは皆急いで帰ったんですから掃除さぼってＴＶ見ようと。でも、第一試合からは見られませんわね時間的に。何度もビデオで見せられてリアルに見た記憶に変わっているのでしょう。その時は4番サード長嶋でしたねさすがに。中日が当時の主力を温存して（当時の主力は星野とか高木守道とか谷沢、木俣ですね）出て来ないんですよ、二軍級ばかりで、なんて失礼なんだと思ってたことも覚えてます。そしてあの有名な、巨人軍は永久に不滅ですのセリフです。これは直に聞きました、リアルタイムです。ああ、そうですか、あれからも40年ですか。こっちの方がなんだかしみじみしたことでした。
　

対応

産経新聞のソウル支局長が大統領を侮辱する記事を書いた廉で逮捕拘留されてます。出国禁止期間がさらに3カ月延びたんだそうです。報道やワイドショー見てると、トンデモ記事でも何でもなく、他の韓国紙や雑誌に載ってる記事を合わせて伝聞として載せただけだそうです。日本人がやったからダメなんですね、とってもわかり易いことなのでしたが、何とも幼稚なことです。それじゃぁ北朝鮮や中国と変わりませんよ、常識の通用しない国。常識って何よ？の話になりますが、これこそ国柄民度の差です、ここに文句言っても始まりませんがそれにしてもです、一応西側に名を連ねてる国なんですからこっちの（自由民主主義国としての）常識を踏まえてもらいたいと思うのですが、ダメなんでしょうね、こと日本人に対しては。犬に咬まれるようなもんです。
　松島妖怪人間ベラ大臣（国会委員会での原稿読みながらいやいや謝ってるあのふてぶてしい顔姿。醜婆ですな）に続いて、彼女と対極の今次安倍内閣の華とも言える小渕経産相が政治資金の不明瞭使途を毎日新聞に抜かれてます。大丈夫かいな、女ども。スカーフのうちわのでは前例はありませんが、金がらみで辞職更迭例はわんさかあります。危ないのはこっちかな。安倍さんにとって痛いのは小渕さんの方でしょうから。それとも野党手心加えましょうか。経産相は原発担当ですからね、狙い目ではありますが。
　星野、秋山、野村、監督が辞めていきます。日ハムの稲葉も引退です。この仕事もハードなんでしょうねぇ、秋山も野村もまだやればいいのにと傍は思いますがね。星野はもうええでしょう。もう暑苦しいです。でも、替わりが大久保つうんですからこれまた三木谷さん野球知らんなぁです。野村の代わりは緒方、これは予想通り（どうして衣笠来ない？の謎はそのままですが）秋山の替わりは工藤かとの噂で。工藤も横浜よりは古巣感のあるこっちの方でしょうね。ヤクルトは地味から地味への交代です。原がいつやめるんだ、松井との交代時期は？どうして和田やめないんだ？！あれこれ雀は言いたい放題です。すみません。
　

能力

ホームランであれバスケットのシュートであれ、ズドンと決まるヤツはフォームが綺麗で見ていて惚れ惚れするのが常ですがそれにしてもブラジルのネイマールです。怪我してたんじゃないの？とえらい昔の事のように思いだして、でもこの人の高能力をまざまざと見せつけられます。ニュース番組のダイジェスト版で見ただけですけど、あのシーンだけ見たのでは政治家の失言切り取り画面と同じで些か不公平ではありましょうが、キーパー川島の無様なこと。好き放題やられて、ボカンボカンと4点です。日本も駒落ちしてたとは言え仮にも日本代表ですよ。日暮れて道遠し。こりゃ本当に遠いですよ。
　前の総理時代にあれだけ大臣の不祥事、舌禍にヤラレた安倍さんです、今回はきっと大緘口令、口は慎め！とお触れが回っていたのでしょう、先日の内閣改造までは誰も更迭辞職騒ぎなくきわめて上手に乗り切ったことでした。今度はもっと女大臣増やして、自ら態度を示そうとしたはいいのでしたが、その女大臣の舌禍です。こんなことになるとは思いもよらなかったでしょうに。でもこのおばさん、週刊誌によると東大出のお盛ん、飛び上がり、はばしい（当地の方言です、口うるさい、あれこれやかましい、うっとうしい迷惑な奴）人のようで、猪木張りのスカーフ垂らして登場して、これは禁止されてる襟巻ではないと余計な波風を立てて、自分の選挙区で団扇配って選管法で禁止されてる寄付行為だと追及されて（あら懐かしやの蓮舫さんが質問してました）あれは団扇じゃないなんて強弁して失笑を買い、さらにはあの騒動を雑音と斬って捨ててまたそれを謝罪して。どうにもならんのう。せっかくバカな男どもが黙って守ってきたのに、売りにした女大臣がひっくり返しちゃった。しかも法務大臣てのがシャレになってて、さてどうしますかね。早々に切りますか。でも次も女にしないとね。野田さん持ってくればいいですよ。きっと大した仕事しないですよこういう目立ちたがりぃのはばしい奴は。そう思いますがねぇ。

表記

台風が日本海側へ抜けるとひどい風、南を通ると雨というのが当地の傾向なのですが、二週続けてやってきた台風はいずれも四国の南でした。遠いことで、今回は早くから風が強かったのでしたが大事なく過ぎました。夕方には雨風ともに止んでいました。有難いことでしたが、今回もあちこちで大雨の被害です。台風銀座ってのはもう死語なんでしょうかね、台風の進路はともかくどこで大雨が降るかわからないですから。昨昼のワイドショーでも不思議がってましたが、天気図では宮崎に中心があってそこから暴風円強風円が描かれているのに、当の宮崎の中継映像は風がやんで青空さえ見えてました。目の中か？もう目があるほどの勢力はないのだそうで、台風の形が崩れているからと予報士は解説してました。あのややこしさは風速を基準にしているからの齟齬なのでしょうが、雨を基準に描くともちろん違う円（この円表記もどうなんでしょうね。風速は中心から同心円を描くとの前提が過ぎるのではないのでしょうか。雨量基準にするとああいう綺麗な表記にはならぬのでしょうが）になって、こっちの方が面白いんじゃないのかと思うのですが面倒なんでしょうか。雨は雨でレーダー表記が一般的になってますからこっちはこっちなんでしょうね。もう要りませんね、今年は噴火まであってもういりませんわ。次は大雪ですか。それとも・・・。くわばら、くわばら。ちなみにこれは雷除けのまじないでしたね。

情報

月刊誌はまだ朝日叩きが続きます。週刊誌もまだかなりの紙幅を割いてるくらいですから、月に一度のものなればこのタイムラグやボリュームは仕方のないことですが、後になればなるほど朝日ばかりの問題ではないという大局観が目立ってきます。正論やWiLLはここを先途と暫く続けるのでしょうが、文藝春秋の今月号もたっぷり批判特集です。中には左翼さん達もいてタッチやトーンの違いを面白く読めます。が、もう飽きましたね。正直な所です。が、朝日ご本尊はあれこれ紙面に載せます、検証の第三者委員会を開くぞとか、また他にも間違いが見つかりましたので報告しますとか、記者への個人攻撃はテロ行為だと逆切れしたり（すり替えです得意の）。だから叩く、の繰り返し。もう次のステージに行きましょうよ。
　昨日の日経コラム、個人情報保護法について書いてます。役所や企業での門前払いには都合よく（悪用しようなんて思ってない者にとっては最悪の不便ですが）使われてますが、どっこいこれに対抗する手段があるわけですね、ネットです。こっちはしたい放題です。個人名はおろか職業や学歴、果ては女房子供の顔写真まで晒されるとのことです（週刊誌にありました）。LINE や FACEBOOK をしないのでその特典も被害もどちらもないのですが、こちらには賛否があるようで。別の記事で歴史学者の秦さんが書いてました、何か調べものしようとしても公的施設では名前や出自は全部黒塗りで役に立たぬが庶民の知恵はたくましい、ネットを調べると出てくる出てくると。こちらは個人情報保護法を批判する文章でしたが、コラム子はその逆、個人保護法では保護しきれないことを嘆いています。つまりネットの無法さと非難してます。無用の隠蔽、徒な隠匿は却って害ですが、もちろん悪用するかどうかは開示する側にはわからぬことですから、どれもこれもシャットアウトするという手段もわからぬではありません。が、無用の場合の多いことです。殆どが悪用の意図のないケースだからです。会社に電話して、誰々さんいますか？に答えてくれませんから。コラムはグーグルでのあの訴訟事件を採り上げて、個人情報の行き過ぎた開示を戒めるのですが、もちろん触れられたくない過去がそこに暴かれるは不都合でしょうが、架空の作り事でない限り仕方のないことではありましょう。他人のプライバシーを暴くモノ好きに魅入られた不運なのでしょうが、それが嘘でないのなら・・。コラム子はそこのところ昔のドラマと断って他人の昔の不都合を黙って見逃すのも対応の仕方だと例示しながら、忘れられる権利を共存させよとまとめてます。何でもかんでも権利という抽象に誤魔化すいつもの手筈なのですが、そんないたちごっこするよりこの悪法を取り下げるように働きかけることです。不都合に対しては、逐次対応を加えるより、元の縛りをなくす方が有効なことが多いでしょう？

定型

マララさんの英語はわかり易い、英語の喋れぬ私レベルの耳にも優しいものでした。さすがに少女だけあると言うか、高校生の弁論です、小難しい表現もなければ回りくどさもないし。つまり青臭い正論なのですが、女活動家達はこの受賞を象徴にして盾にし矛にし武器にして進むわけです。彼女が締めくくってた Education first からどこへ向かって派生、拡大解釈されるか、これも実はうっとうしい話なのですが、彼女の訴える純粋な望みは女性に対する教育のない国に教育を、自由のない国に自由ををどう具体的に進めるかなのです。私は昨日、今の日本から見ると道徳本か歴史本を読んでいる気分だと書きました、いささか見下ろした揶揄に過ぎたかと反省してますが、振り返れば日本の普通選挙、女性に選挙権が与えられたのは戦後の話です、わずか70年の歴史です、偉そうに言えぬのでした。女性差別は歴然と現存し、ガラスの天井はまだまだ厚いのです。私たちは社会の教科書の知識として平塚らいてう（雷鳥）や市川房江らの迫害に負けぬ活動が基礎になっている事は知っています、女性解放という大文字になって行くのでしょうが、マララさんの望むことは女性の活動の場の拡大進出ではなくて、教育のない所に教育の機会を、なのですね。ここのところ、世界は恣意の解釈を慎むべきでしょう。そう思うことです。
　ＰＬ学園、来年の野球部員の募集しないんだそうです。そんなに老舗ではない高校ですが、全国から上手を集めて甲子園を宣伝に使う先鞭をつけた功績は大きい事です。野球留学なんて言葉、ここから出てきたんじゃないんですか。今やこの手法が主流です、田舎県の常連校、あれこれ挙げられるでしょう、どこもかしこも全国から集まってます。当地の私立高校の野球部の出身は殆どが大阪、関西です。雀たちはＰＬや他の有名校に行けなかったのがこっちに流れてくるんだろうと嫌味を言ってるのですが、野球留学という言葉に誤魔化しています、これでいいのかなぁと思うこと頻りですがいいんでしょうね、需要があるから供給元が増えるわけですから。その雄が廃部の危機だそうです。不祥事が重なったとの事情のあったことですが、監督が見つからないそうです実情は。盛者必衰、栄枯盛衰。定型にすぎますかこれじゃぁ。