柳蔭書翰

徒然なるままに、音楽関連の話題に拘らず、常ならんこの世の事々書き散らし諸兄のお耳汚しに供したく思います。

風情

2013-08-21 08:23:58 | Weblog
日が短くなりましたね。外はいつまでの暑いんですけれど、確実に季節は巡って行きます。暑いんですけれど夕陽が真夏のまぶしい白から茜色調に変わってます、影が長くなってきました、当地8時ごろまで日が残ってましたが7時には暗くなります。朝も5時はまだ薄暗いままです。8月夏休みの終わりの風情です、いいですねぇこの裏寂しさが。
 秋田書店の懸賞景品水増し事件、昨日の夜のNHKニュースで採り上げてて、そんなに?と思ったことでしたが、ご覧になりましたか?そんなことじゃないの?ですよね、感想は。TVでもやってましたが、当選発表は発送をもって代えさせていただきます、なんて決まり文句がありますからね。あれじゃぁ誰に当たったのか、どこに行ったかわかりません、届かなければ外れたんだなで終わりです。たとえ当選者が発表されていても、大嘘のハチを並べてもわかりませんものね。町の声は当然ながら秋田書店ともあろう者がセコイとか情けないとかです。そう言わせたいわけですね。ま、どこまで行ってもそのレベルの叱責ですが。そんなにニュースソース?どこでもやってるんじゃないの?これが一般的な感想でしょうね。
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丸呑

2013-08-20 08:22:23 | Weblog
はだしのゲン問題、どうお考えですか。実は現物を読んだことがない(漫画がもともと苦手なもので)のです、ですから騒動論争だけを見ての感想に終わるのですが、今朝の朝日の社説を読んでははぁんと合点がいきました。表現の自由とか知る権利とかいうのは左翼さん達のよく使う口実ですからこれが本点なのだろうなと思いますし、原爆の悲惨さを扱った反戦モノであれば二言目には戦前への回帰とか皇国史観などと言いがかりをつける流れからはこの抗議はマニュアル通りと思うのですが、必要以上に弱者強者理論を振り回して言葉狩りや幼稚化に躍起になる彼らにすればこの手の残虐モノ公共悪モノは猥褻モノと同等に抹殺方向に持っていきたいだろうにと思うんじゃないのかと訝しくも思ってました。でも社説にはっきり理由がありました、もともと松江の教育委員会に寄せられた抗議文が、ありもしない日本軍の蛮行が掲載されている、こういう嘘が許されぬというものだったそうなのです。そう言えば昨夜NHKでその残虐場面が示されていましたが、日本兵と思しき兵隊が後ろ手に縛られた女の首を刎ねている絵でした。なるほど。そういう抗議なのでしたか。そこをTVも新聞も報道しないから、原爆の惨状がリアルに過ぎて残酷だ、子どもによろしくないという抗議なのだと勝手に思い込んでますよね。違ったのでした。自虐史観への抗議なのでした。ああ、それなら怒るですよ朝日も中国新聞も左翼マスコミも。合点がいったと言うのか、呆れたというのが正しいのか。抗議の方が筋が通ってますね、そう思うほどですが、これは私の感想です、トンガリバイアスが大きくかかってます。花火爆発事件の時も書きましたが、報道は不十分ですよ、思い込んでしまって勝手に判断してることの多いこと。もっとも敵さん(マスコミ)もそれを狙ってるんでしょう、詳細は小さく小さく載せて、都合いいように思いこませるような大見出しを打つ。注意がいります。新聞を丸呑みしちゃいけませんよ、諸姉諸兄。
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徴用

2013-08-19 08:23:08 | Weblog
先の大戦中の、韓国人(朝鮮人)の労働者としての強制連行の賠償訴訟、これは慰安婦問題と並んで何度も訴訟されていることですが、日本での訴えはもう50年以上前の話だからという理由と、1965年の政府間の条約でこの手の問題は全て解決されているという理由で裁判にもなっていないのですが、韓国ではそうではないのです。でも条約で解決されている、その時も十分に経済援助がなされている(名目は慰謝賠償というものではなかったでしょうが)という事実は歴たるものですから、向こうさんもそれなりに収めてきた経緯なのでしたが、今回は最高裁までいき、あるいは賠償せよと判決が出るかもしれぬというわけです。で、それを受けて、訴訟の相手になっている製鉄会社が賠償金を払う用意があると表明したという記事が一面トップです中国新聞。国家間政府間では解決がついているにせよ、この訴訟は民事裁判賠償問題です、別枠という考え方もあるそうです。払った方が話が早い、世界を市場にして出ていく企業である以上はこういう「傷」は好ましくないという判断もよくわかります。が、相手が相手です。一旦引くと次から次とやってきましょう。しかも裁判とは前例主義です、最高裁が一旦認めると次々に認めていきましょう。当時徴用していた企業はまだまだ多いのですよ。ここは考えてもらいたいと思いますね。それこそ国益問題です。
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規制

2013-08-18 07:45:12 | Weblog
福知山の花火大会での爆発事故。ぼやっと聞いていたからでしょう、今日新聞きちんと読んでびっくりしました、露店が爆発事故したんですね。花火が落ちたとか、花火の打ち上げのトラブルかとすっかり思い込んでました。見出しだけを斜め読みしてるとこうなります。記事にはその際大火傷した人(引火したガソリンが振りかかったそうです)が死亡したとあります。ああ、刑事訴訟でもありましょうが、賠償が大変なこと・・・。
 その新聞見出しです、タクシーの減車を義務付け、と。規制緩和の嵐が吹きました、官から民へとのキャッチフレーズでした小泉改革です。竹中平蔵をブレーンとした、プライマリーバランスの是正という看板を掲げての改革でした。そしてこういう新自由主義改革、市場原理主義に呑みこまれた各国と同じように強者弱者の世界となり国民の内に強烈な生活格差を生みました。これは現実としてお感じの通り、ご存知の通り。資本主義自由主義を突き詰めればここに至りましょう、自然の成り行き、資本主義の成熟過程と捉えることもできるのでしょうが、一方でこの流れは阻止もできるのだと気づいたことです。高い代償、高い授業料を払ったことにはなりましたが。郵政改革や派遣(ハケン)をはじめとした雇用改革が目立ってますが、タクシーの台車規制の緩和です。参入規制が撤廃されたと記事にありますが、その後再び規制をかけたものの需要が増えぬのですからダメですわね、再びきつい規制をかけると言うわけです。市場原理主義とは、経済は神の見えざる手に委ねておけば、つまりあれこれ干渉しない方が落ち着くところに落ち着いて、結局活況を呈するのだ。不採算、不合理が淘汰されて経済は持ち直すのだと言う理論です、これが新自由主義です。でもこれは結局大資本の一人勝ちを招きました、不採算ながら生活に沿って存在していた仕組み、インフラをどんどん潰して行きました。仕事なくす人がワンサカ出て、つまり給料なくす人が大量に生み出されたのです。無駄をなくすという根拠で、外(外国)から安い資材を持ちこむ、安い労働力で賄う、それが儲けを出すということですからね、そしてそういう大変換するには大資本が必要です、世界を股にかける無国籍グローバル企業の餌食になるわけです。タクシー台車問題が象徴的ですね、需要の増加の見込みの何もない所へ差して規制を緩める、客の取り合いになる、結果取り分が減じますね、淘汰です、それが好ましい競争だ、残るべきが残る正しい選択だとするのが新自由主義です、市場原理主義です。いかに自由主義とは言え、資本主義の健全な維持には規制が必要なのだという真理が明らかになったのだと思います。特に日本人には、相互扶助の精神、自助公助の精神がDNAに組み込まれてます、いたずらな競争社会には国民性として馴染まないのです。そしてTPPがまさにその無用の競争原始主義の脅威なのです。ここのところ、失敗を糧にしてきちんと対応せねばなりません。そう思います。
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優先

2013-08-17 08:16:08 | Weblog
マー君、神の子、不思議の子。当時の野村監督がリップサービス盛んな頃に言ってましたね。ま、あの頃からこの人は本物で、常に比べられてきた、常に引き立て役に回らされてきたハンカチ王子なんかよりはタマ(文字通り)が違うと素人目にも明らかなことでしたが、果たしてこの差です。思えば田中の球歴は華麗です、夏の甲子園を二連覇して、三連覇なるかでハンカチ王子に負けてのドラマ。潔くすぐにプロ入り、しかも楽天。あのあっさりさは却って清々しかったですね、あれこれゴネる奴が多い中で。最弱球団に敢えて行くんですから。でも、結局光るものは光る、どこにいても光る。そういう証明をしてくれましたね。今年は楽天優勝でしょう、MVPは間違いないでしょう。松坂と入れ替わりにプロ入りして、ダルビッシュがいなくなった今や球界の大エース。24歳です。まぶしいことですねぇ。野球の神様の演出は小憎らしいほどです。
 8月15日の戦没者追悼式典での安倍さんの式辞に型通り中韓が非難してます。中国新聞、朝日新聞はじめとした反日親中親韓メディアが先導して、果たしてご本尊の公式発表です。村山談話の否定、だそうです。新聞読むと、安倍さんは靖国に行かない代わりにこの式辞にはゴーストライターにあれこれ注文を多くつけたそうです。つまりわざと不戦の誓いなり隣国への加害謝罪などを外して、国の支えとなった英霊方に尊崇の誠を捧げる文言になったというわけです。こんなことだけでこれだけ非難されるんだから、靖国参拝した日には・・・と思わせる効果狙いでしょうね。敵さんの手口はミエミエです。だから、安倍さんは偉かった?違うでしょうに。戦後レジームを変えることを即戦争できる国に作り直す、戦争に向かうとすり替えて大声を出す勢力に騙されてはなりません。戦争する?馬鹿馬鹿しい。日本が、今の日本がどこに戦争仕掛けるんです?その必要は皆無ですよ。ひとえに防衛ですから。中国、北朝鮮のあからさまさ、韓国の雷同ぶりに対抗する必要です。こんなことでお茶を濁してもらいたくなかったというのがトンガリの感想です。堂々と参拝すればよかったんです。どんな非難も無視すればいいんです、国内問題です、内政干渉ですから。と、言うても空し、ではあります。外交と国の構え国の背骨と今どちらを優先すべきなのか。そういうことなのでしょうに。
 
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様子

2013-08-16 08:25:59 | Weblog
安倍さん結局行きませんでした靖国。がっかりです。それでも戦没者慰霊の会での挨拶に左翼達は噛みつきます。不戦、加害に言及しないとは何事だ!と。歴史から目をそらすな(朝日社説)、中韓の反発は必至と煽ってます(中国新聞)、一体どこの国の新聞だ?保守の論者でさえこうコメントを寄せてます、靖国参拝しないことで当面の紛糾を避ける意味では賢明な判断だが、問題の先送りに過ぎないと。どうすりゃいいの?これ以上問題先送りしないために参拝するんじゃないの?毎年靖国問題の勘所としてA級戦犯合祀が取り沙汰されます。中韓もここに論点絞ってる様子ではあります(もっとも、ここで譲っても文句言うことは止めないでしょうけれど)、だからここをなんとかしろよという点に矮小化されてるわけですが、ここにもきちんと反論があるのです、A級B級と決めたのは東京裁判のあの無茶な裁判という名の復讐劇です、事実日本の国会はその後各々戦犯の無罪を決議しているのです。日本には戦犯などは存在しないのです。ドイツがホロコースト等のあの惨劇を全てナチスの所為にして、つまり個人(ヒトラー)の所為にして解決したように、日本もそうしろという考え方ですね。でも、日本人にとっては誰でも死んでしまえば仏さんです。死者に鞭打つな、という文化です。この辺りの考え方の違い、文化の違いは大きいでしょう?これが日本人でしょう?だから安倍さんのあの考え方が嬉しいんですよ。あの戦争をアメリカの言う通りにA級戦犯の所為にして、他の国民は騙されて弄ばれてただ殺されたって?世紀の大悪人の巣窟だったんですか日本は?おかしいでしょう。違いましょう。そういうことを認めさせていのです、その第一がアメリカなのです。中韓の反発などよりも大きな壁はアメリカです。だからこの枠を崩してもらいたかったわけです、この人(安倍さん)にしかできぬことですから。残念です。がっかりでした。
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依存

2013-08-15 09:35:43 | Weblog
サッカー対ウルグアイ戦、昨夜見ました。本田がいて香川もいてのフルメンバーのA代表布陣でしたが、全然でしたね。見せ場は本田のフリーキックだけ。あれは世界レベルなんだろうなと思うことでしたが、後はボロボロです。いかに本田か、監督がそういう組み立てをしているか、またメンバーが如何に頼りにしているかよくわかりましたね。悉く本田にボールが集まります。攻めの起点が本田。ボール運ぶのも、攻めのフォーメーションの指図出すのも。そんな本田にマークがきつくないというのもウルグアイの余裕だったのでしょう、本田潰せば日本は何もできなかったでしょうから。ウルグアイは一発で仕留めるという感じでしたね、隙を見せると必ずズドンと来ました。あそこが世界レベルなんでしょうね。見た目明らかに青(日本)が多いのにちょっとの間フリーになった白がズドンと打つ。この差。道は遠いですよ、相変わらず。
 宮崎監督の新作「風立ちぬ」に日本禁煙学会がクレーム付けたんだそうです、喫煙シーンが多すぎる、青少年に与える影響が大きいと。この学会は医者が構成員だそうです、つまらんことをするもんです。がっかりしますね。煙草を吸うってのは、背伸びなんですよ大人になる前の。私がそうだったから言うわけじゃないのですが、私の世代は公共施設のどこででも煙草が普通の時代を過ごしてきました、満員の電車の中でもプカプカやってましたから大人達は。他人(喫煙者)の健康を思い遣るふりをしながら実は紫煙を迷惑がる、吸わない者を優先して喫煙者を排除しようとする運動です。この映画に詳しくないのですが、漫画で戦争の話なんでしょう?どうしてこんな娯楽モノにまでちゃちゃ入れねばならぬのでしょうね、全く大人気ない。煙草を平気で吸ってる医者がいくらもいるってのにこの学会とやらは・・・。
 天声人語が、戦争が一年早く終わっていれば死なずに済んだ人が何人いることかと嘆き、今日は遅すぎた敗戦の日であると言います。当地山口県には光市に海軍工廠があり、岩国にも基地がありました、そしてその二か所とも玉音放送間近に壊滅的な爆撃を受けました、岩国は前日の8月14日です。動員されていた学生が多く亡くなりました。一年と言わず、一日早ければという話です。終戦ではない、敗戦なのだとも書いています。もちろんこれは戦争非難であるのですが、一年前に終わらせることができればという仮定がどれだけの徒労感に収束するしかないか、わかっててのことなのでしょう。この仮定はやがて「開戦しなければ」となり、その前のあれこれの交渉事でこうやっていればよかったのにとキリのない話になります。もちろんそういう結果を見込んでの文章建てなのでしょうが、無責任と言うべきか、歴史をバカにしているというのか、非常に不愉快です。うちの爺さんは、家族は死なずに済んだ、焼き出されずに済んだのに、という恨みに必ずつながります。いえ、そうつなげたいのですから目的は達しているのでしょうが、不愉快ですね。とても底浅い嫌悪感でした。
 
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受動

2013-08-14 08:27:47 | Weblog
安倍さん、15日には靖国参拝せず、首相名で玉串奉納すると具体的な話になったようです、NHKです。産経も一面トップで15日には行かぬと報じてます。何ともねぇ。誰に阿るの?個人的な参拝が外交問題化するのはよくないなんて言ってました。個人もクソもないのです、あなたはこれ以上ない公人です、一挙手一投足全てに亘り「個人」はありません。日本人として一国民として、なんてセリフは通用しません。あなたが日本です、あなたが日本人です、あなたが日本人の意志です。だから行ってほしい。15日に参拝してほしい。きっと彼に周りには私の様に嘆願する者が多いでしょうけれど、それを振り切るほどの計算が、姑息な態度がどれほど日本人の心をを毀損してきたか、あなたはわかっているんじゃないのか。
 この時期には先の戦争を云々する論が紙上に載ります。昨日に引き続き中国新聞批判を。35歳の若造学者がインタビューに応える形の記事です。なんでも永続敗戦論なる本を著している人で、あの戦争を敗戦とせずに終戦とすり替えて対米従属を続けてきたことが現在の外交問題の根源だと言ってる人だそうです。うむ、そこは反論しません、敗戦だったのですからね。終戦じゃないです、そういうごまかしがつまりは多くの評論家が口を揃えてる戦争の総括がなされてないという非難に繋がりましょう。それはよろしい。が、内容読むと、勝ち目のない戦争に突っ込んで、ずるずると続けた、最後には原爆まで落とされてしまって、と続きます。これが言う所の自虐史観、日本はバカだった、やらずともよかった戦争を仕掛けた、悪いのは日本だ、だから原爆を落とされた・・・。原爆を落とされたという受動態表現が特徴ですこういう人達の。じゃぁどう言うんだ?アメリカが原爆を落とした。こうです。もちろん前後の文脈関連です。国語の文法問題であれば、この文を受動態に変えなさいと指示されれば日本は原爆を落とされたで正解ですが、日本はバカな戦争に踏み込んだ、挙げ句の果てに落されたという文脈では間違いです!開戦の決定は決めるべき人達が決めたことです、米英の締め付けに抗うという国の方針です、そこを非難しても始まらないのです。が、村山談話よろしく「日本は国を誤った」観の人達はここから非難します、だから原爆落されても仕方ないんだと。そうじゃないでしょう?でも、この若い学者、最後のところは正しい見方してます、安倍さんの歴史認識を批判しているのは中韓だけじゃないアメリカもだと。その通り。戦争の総括をしなければ安全保障もTPPも何一つ解決しないぞとまとめてます。ここのところも賛同します、グローバリズム、新自由主義への懐疑や批判があればもっとよかったですが、まとめのところはよろし、です。私に言わせれば、だからきちんと靖国へ行きなさいよというわけですがね。これ以上ない象徴的な日に、万言を費やすよりも効果的な意思表示となる日に、堂々と参拝してもらいたいと思うわけです。私のようなトンガリ相手じゃなくて、この手のリベラルさん達はさて措いて、大半を占める普通の人々に対して、ちゃんとした意思表示をしてもらいたいと思うのです。今日も暑い夏の一日です。
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安直

2013-08-13 07:56:02 | Weblog
当地柳井でも35℃でした、とうとう。暑いです、酷暑です、暑さと湿気が纏いつきます。夜に気温が下がりませんから辛いことです。もっとも、昨日の東京や大雨の被災地での停電は何倍する辛苦でありましょう。贅沢を言うてはなりませぬ。暑いときはそれなりに、です。
 今朝の中国新聞、多死社会という見出しで学者が寄稿してます。今後は老人がどんどん死んでいく(当然です、人は死んでいきますから)、その処理する者が少なくなる、今は火葬まではして骨壷をずっと置いておく、納骨しないくらいで済んでいるが、やがては遺体処理自体が問題になって行く、行政が代替することを考えねばならぬ、が一点。もう一つは、東北大震災の時にあった話だそうです、宗派別の葬式ができない、坊主や神父神主がいない、そこを補うためにボランティアが被災者支援をしていたんだそうで、そこから発展して犠牲者の弔いに加えて遺族のグリーフ・ケアを目的にした臨床宗教師を育成しようと言う主張です。グリーフ・ケア?どうして学者という奴らはどいつもこいつも知ったかぶりに衒学趣味を振り回しますかねぇ。グリーフなんて全然馴染みのない横文字を使って鼻高々です、知ってるでしょう?って。これだけで世に受け入れられぬ、広がらぬを予言してますが。 grief です、深い悲しみ、悲嘆と辞書に載ってます。もっとも心のケアなんて馬鹿な日本語が正式に使われている現状にであらば、日本語に訳そうとしない、横文字で誤魔化し騙そうとする手口はおそらく直りはしません。こういうことやってるうちには掛け声倒れ、補助金無駄遣いに終わるんですがねぇ。で、内容です。宗派を越えて死者の弔いをするってのは非常時には大事でしょうね。各派共通のお経ってのはないんでしょうか、知りませんから勝手こと言いますが、曹洞宗だろうが浄土宗だろうが線香と読経のうちに頭を垂れるという儀式は求められます。般若心経でも読んでくれればそれでいいんですよね。その謂いで、神道、キリスト教についても共通の基本動作(形式)を施してくれる者がいてくれるは便利なことです。あくまで緊急避難的な緊急時の対応をしての存在です。常時には要らぬ者です、当然です。が、仏教で言う所の檀家制度が緩んできて、葬式仏教としてさえもあちこちのお寺との関係が希薄になっている現状、急に死人が出た場合に遺体の処理すら滞ることは想像に難くありません確かに。だから行政の仕組みを作れという提言なのですが、なんでもかんでも行政の責任にするような「大きな政府」指向はそれこそ社会の力の弱体化を促進するものでしょう。この辺りは有識者特有の、理屈振り回した後は他人の所為になすりつける、平たくは行政の政府の国の所為して能事終われり。こうしろよ、で終わり。ダラダラと書いてますが、何にカチンと来たかと言うと、臨床宗教師という資格(じゃないのかも知れませんが)です。この手合いの資格が多すぎます。まさに乱造濫造。文字通りみだりに作りすぎ。介護方面に沢山ありますよ、粗製乱造の気味。臨床宗教師・・。命名からして胡散臭いこと。その場限りの儀式の進行役と割り切ればそれはそれでいいのでしょうが、それは葬式仏教に堕ちてしまった(自ら貶めたのですが)業界の責任でもあります。大災害の後のような特殊な場面の想定はいざ知らず、しかしまだ私の世代ではうちはどこどこの寺という檀家意識は強いものです、身内が死ねば葬式の初七日の三回忌のという法事は繋がって行きます。こういう資格を作って対策しましたとするのが行政です、必ず雑石が混じってきます。そういう虞と、文化破壊の危険です。こういう流れには本当に注意せねばならぬと思います。一見効率的能率的に見えて、実は伝統文化の破壊につながる変更や規制緩和。今私達はそういう風潮の真っただ中にいます。意識高く持ちましょう、諸姉諸兄。
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国体

2013-08-12 08:16:46 | Weblog
マ様のご意見が聞こえたのかどうなのか、地震警報が出た時に甲子園でどうするかという対策が公表されてました。ということは今までなかったのね。高校野球大会開催中に起こりゃしないだろうという判断ですね、ありがちですが。高をくくるというやつです。ま、遅ればせながらですが、こういうのがあるとないとでは後の咎めの軽重が段違いですから早々に作っておけという指示でしょう。でも、実際には警報が来て何秒後ですよ、マ様の場合は44秒でしたが、そんな間に何万人が非難できる筈もないことです。現実問題としてはナンセンス。でもやらぬと(マニュアルがないと)叱られる。形式主義役所主義の最たるものです。どんな立派な文言ならべても所詮は作文レベルのことです。ですよねぇ。
 たった今オスプレイが岩国から沖縄に飛んで行ったと報道です。こんなことです、全ては予定通り。オスプレイの配置目的を達するのみです。有無を言わせない。日本の都合で動いてません。尖閣が心配だろう?言外に、態度で示します。その通りです。今どう考えてもアメリカ軍を排除する選択肢はありません、国軍がないうちは。だから悩ましい。安倍さんの悩ましさは理解する所ですが、戦後レジームからの脱却と一番嫌ってるのはアメリカです。丸腰で核兵器反対と言わせておく方がうんと都合がいいんですから。中国への手前あからさまには言えませんが、尖閣向けの配備に違いないことですオスプレイ。だからここでアメリカのへそ曲げさせるのが得策じゃないという判断はあって然るべきではあります。靖国参拝です。どうしましょうね。15日へのカウントダウン。行って欲しいです、私は強く願います。今年、今このタイミング、衆院参院ともに勝ってさぁこれからという今こそ、国に日本にもう一度背骨を差し込んでくれと願います。
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