柳蔭書翰

徒然なるままに、音楽関連の話題に拘らず、常ならんこの世の事々書き散らし諸兄のお耳汚しに供したく思います。

邪教

2011-12-31 08:11:46 | Weblog
民主党おん出た陣笠9人が新党を立ち上げたそうです。きずな、だそうです。ったく。政党助成金ほしさの年内駆け込み。あんた誰?ばかり集めて何ができるの。もっとも本人達もそんなこと考えてなくて、どこかに取り込まれる際に高く売ってやろうと思ってるだけでしょうけれど。小党は沢山あります、亀井さんとこ、渡辺さんとこ、立ち枯れ日本、そうそう社民党も共産党も。次の選挙には必ず消える連中でしょうからどこまで相手にされるかという値踏みですね。自民党があれだけ割れたのと全く同じ轍を踏んでます民主党。何~んにも変わらないことでした。経験のない分、ぶっ壊されたことでした。誰が選んだ?私達ですからね、皆様。
 原発がこの4月には日本中で全基停止するんだそうですよ。次々に定期検査の時期に入るんだそうです。どうしてこうなるんでしょうね。脱原発なのか脱「原発依存」なのかという区別はわかり易いことでしたが、前者はイデオロギー化して、土井たか子化と言うのか、ダメと言ったらダメ式の原理原則主義に陥ってます。とにかく原発はダメ、後のことは知らない。これです。新しく作るなんてはもってのほか、今ある全てを廃炉せよ!です。確かに後者では生っちょろいことではありましょう、どこまでが依存なのか、どういう割合なら脱依存なのかというグレーゾーンの中でダラダラぐちょぐちょの現状維持になるのは目に見えてますから。危険なものは排除せよ。ここまでは一応正しいにせよ、後先考えずにというのが大問題なのです。原発以外の代替エネルギーの目途が立つまでどれもこれも安全管理を十分にしたうえで稼働させればいいじゃないですか。1000年に一度の大災害だったのなら、あんなひどいのは暫く来ないでしょう?そういう前提で計画立てればいいじゃないですか。何でもかんでもゼロにすることばかりを是とする(それが目的になってますからね。単に我が国のエネルギー供給問題に係る一手段、一便法に過ぎないのに)イデオロギーは危険且つ幼稚です。被曝問題もそうです。長期に亘る低線量被曝の害を大声で叫んでます、あるかないかわからないことを怖れてます。確かなデータがない分、学者達は自分の感情論を振り回してます。害があるかないかわからないのですから、どちらでもいいわけです。好き勝手を言える、持論レベルで通用するんですね。あれだけ混乱してる、素人はどっちを信用していいのかわからないのは当然なのです、偉そうに喋ってる学者達もわからないで言ってるんですから。御用学者の御注進をそのまま言うばかりの政府発表が曖昧なのも仕方のないことなのです。でも、こちらに関する答えは東大の中川さんの説が正しいと私は思ってます、広島長崎の原爆後のデータから言ってます、広島長崎は福島のようにダラダラと放出し続けるのとは違いましょうから単純に比較はできないにせよ、当時今のようにあちこちで線量測っていたらとんでもない数字が出ていたことでしょう、半減期の長いもの(セシウムやらストロンチウムやら)も多かった筈です。でも、あの時は強制避難がなかった、生きてる人はそこにいるしかなかった。親戚を頼って非難した人も多かったかと思いますが、日本人特有の排他性(差別)は原爆者を容易には受け入れなかったことではありましょう。敗戦時の混乱の中です、やられたまんまで生きていくしかなかった人々。暫くは広島長崎のあの地域はものすごい線量だったでしょうに。内部被曝?人はそこで水を飲み物を食べてたのです。高線量による急性症状で亡くなる人が何十万人だったのは確かな事実ですが、未だに原爆手帳(被爆者の医療対応です)手にした人々が多いのも事実です。全国平均を上回っているそうです広島の被爆者の寿命は。中川さんは手厚い医療保護をその要因に挙げながら(これを言っておかないといけないですからね、いわゆる表向きの看板です)もうひとつ強制避難させなかったことを挙げてます。見知らぬ土地での生活上のストレスを与えなかったことがよかったと彼は言いますが、本当に言いたいことは避難なんてしなくてもいいんだということでしょう。20年後30年後に集計すれば結果として全国平均と比べれば癌の発生率は高くなっているのかもしれませんが寿命は短くならないだろう、そういう推測です。つまり慢性の低線量被曝はゼロ信仰学者が言い募るほどに危険ではないのでしょう。知らん顔して住み慣れた土地で住むべきなんでしょう。いえ、日本人のやることです、福島者、原発者という差別は強烈でしょう。でも、それもここ暫くのことで。政府の対応待っていたのでは百年河清を俟つの感ですから、まず年寄り達から帰っていく。やはり首長の肚でしょうかね。原発問題も首長の肚です。壊れてもいない、正常に動いている機械を止める必要などないのですから。日本中の供給電力を減じてますます日本を沈めていく、そんなことを手を拱いて見ている政治なんてありますか?トップの号令なんでしょうねぇ。ガタガタ言うんじゃねぇ、日本を潰すわけにはいかねぇ!こんな啖呵切れないでしょうねぇ、どぜうさんには。
 今年一年、皆様には当ブログにお付き合いいただきましてまことに有難うございました。お感じ通りのトンガリの反左翼の偏狭偏屈者ではありますが今後も管見書き続けて行こうと思っております。明年もよろしくお願いいたします。
 
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