馴応

大洗の原子力施設での被曝事故。内部被曝、22000ベクレル（Bq)。福島の事故以来シーベルト（Sv）やベクレルという単位はよく耳にして、ああまた？の感でしょうが、話聞くとおそまつな顛末のようです。数字が素人耳にも大きそうですから大事感が煽られますが、これだけの放射線放出物質（プルトニウム）を体内に持つと一年間で1.2Sv内部被曝することになるとすぐに学者が計算して見せてます。外部被曝とは無防備な体表に放射線を浴びること、内部被曝とは体表ではなくて食べる吸いこむなどして体内にため込むことです。今回は（きっとこういう理由だと思いますが）防護服とフェイスマスクで十分にガードしてたから外部被曝は無視できたんだろう、でもじゃぁどうしてマスクしてたのにそんな大量に吸い込んだんだ？という疑問は残ります。ええ加減に装着してたんでしょうね、馴れてしまって。肺に取りこまれたプルトニウムが一年間に1.2Sv放射線出す計算だそうです。私達の医療被曝の基準は一年間100mSvです、0.1Sv。安全基準の10倍です。もう一つ数字が出ていて50年間で12Svだと。当人は50代男だそうですから、50年後は死んでましょうし。でも、その作業場の汚染はどうなんだろうかとも思いますね。もっと丁寧に注意してやってくれよ。咎めは妙に優しい言葉になってしまいますけど。
　サッカー、大丈夫ですかね。シリアって格下なんでしょう？解説が都並、城、北沢と錚々たる元日本代表連中でしたが、一つ一つのプレーを褒めるだけです、点が入らなくても褒めるばかり。ああ、こういう連中がいるから日本のサッカーは変わらないんだなと素人ながら思いましたね。トラップがうまい、体の捌きがうまい、ここで走り込むのが大事、そんな話ばかり。シュート打てよ。点取れよ。周りもこういう評価に浸ってる状況ですわ。ひょっとして行けないかもしれないですね、Ｗ杯。