柳蔭書翰

徒然なるままに、音楽関連の話題に拘らず、常ならんこの世の事々書き散らし諸兄のお耳汚しに供したく思います。

定例

2014-06-26 08:17:46 | Weblog
本田が長谷部が岡崎が敗戦の弁を述べてます。香川が長友がマイクの前に立たされてます。長友泣いてましたよ、スタッフに肩抱かれてましたそこまで写されて。ううむ。新聞には例によって、よくやったの感動をありがとうの勇気をもらったのと並ぶのだろうと読めば、今度という今度はそういう色は薄いですね。さすがに恥ずかしいか、そんな気持ちにならぬのか。でも、負けたけれど日本サッカーの方向は間違ってないと個人的には思うなんてキャプテンのコメントもあり、内容は悪くなかったけれど決定力が足りなかった、勝つ実力は持っていたのに戦術が間違っていた等々、結果は出なかったけどよくやった式の誤魔化し幕引きコメントも街の声を擬して載せてます。ま、これはこれでいつものお定まりで仕方ない流れでしょうが、世界のレベルとの差がキーワードのようです、各紙批判の中心はこれです。そして、TVには煽るだけ煽った解説者達が沈痛な顔を見せてます。あんた達の言いっ放しに矛先が向いてるっての、気づかぬふりしてしたり顔であれがいけないこれがいけないと後出しのじゃんけんです。ま、そういう仕事ですけどね。野球解説における野村のような色違いがいないんですねこの業界には。皆ベタ。行け行け!行ける行ける!負けるな!やってみなければわからないのは確率的には正しいことですが、10回やって9回負けるところには勝てないのです。剣道の有段者の話が面白かったです、7段とった人に聞くと、自分より段位の低い者に試合で負けることはある、が、力の差は歴然だと。段位の低い者に聞くと、構えた時点で負けだと思うそうです、動けないのだと。この辺りの現実を解説者たるものもっと素人視聴者に教えるべきと思いますがね。もっとも、このゲームは負けます、なんて言い切ると誰も見なくなりますけれどね。だからといって・・の過剰なのです。負けるとこういう批判が噴出します。これもいつもの通りで。この繰り返しが悲しいことですがね。
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