柳蔭書翰

徒然なるままに、音楽関連の話題に拘らず、常ならんこの世の事々書き散らし諸兄のお耳汚しに供したく思います。

人権

2008-06-23 08:39:28 | Weblog
死亡記事にグレート草津の名がありました、まだ66歳だそうです。些か旧聞にわたり、またマニアックな話題で申し訳ありません。昔プロレスが華やかかりし頃、まだ猪木が新日本プロレスを立ち上げる前だったんじゃないかと思うのですが(記憶が定かでありません、調べる資料もありません、すみません)馬場・猪木の全日本プロレスから離れて豊登の国際プロレスという団体があって、それぞれにTV局がついて放映してました。私が中学高校時分のことです。国際プロレスが人気高かった頃があったんです、丸太のような両腕を体の前で交差させて腋をカポカポ鳴らすパフォーマンスの豊登、ただ飛び上がって仰向けの相手の胸や腹に尻から落ちるだけの雷電ドロップなんて得意技だけだったサンダー杉山、気合いだ~で有名になっているアニマル浜口(この人プロレスラーだったんですよ、浜口京子のアホ親のキャラで売ってますけれど)、馬場との口論パフォーマンスで人気の出たラッシャー木村、地味なところで寺西勇などなどが顔を揃えてました、結構面白かったです、そのうちの一人がグレート草津。これといった得意技や決め技はなかったんですが背の高いシュアーなレスラーでした、親日プロの坂口征二に似たキャラクターでしたか。でも、国際プロレスといえば何と言ってもビル・ロビンソン。この人がいたから国際プロレスも興行的に成り立ったと言えるほど人気のレスラーでした。私もこの人見るためにチャンネル合わせてました。クリーンファイトで強いんです。人間風車、ワンハンドバックブーカーとか決め技もキラキラしていましたが何と言っても動作が速い。ものすごく速い。どんな相手でも馬場に見えるほどでした。カールゴッチとの対戦が放映されたこともあったですね、これも凄い試合でした。ストロングスタイルという意味がこれでわかる、お手本のような試合でしたね。あとはAWAの帝王バーンガニアもこっちで来日してましたね。ううむ、思い出すもんです。それだけしっかり見ていたってわけで、またこんな田舎でも放映されているほどに人気があったっていうことです。合掌。
 鳩山法相がさっさと死刑執行を進めていることに対して人権弁護士達が反対します。死刑反対の声を挙げています。この人達の根拠は冤罪がなくならないことです。現在でも再審請求の為されている例は執行できない仕組みのようです。つまり再審請求することが事実上の執行阻止手立てになっているのです。新聞に載った論によると、今まで再審請求されて再審無罪判決に至ったのが四例あり、こういう誤判を生ずる制度上運用上の問題点について何ら抜本的な改善が図られていないのであるから誤判の危険性は依然不可避なのだ、だから死刑は非なのだというものです。鹿児島の選挙違反事件など検察警察の無茶な捜査拘束強制はよく知られることでこういう事に対する対応が何も為されてないことは確かにそうなんでしょうが、死刑になるような本物の極悪犯をものうのうと税金で食わせ続けていく理不尽に目をつぶるわけにもいきますまい。弁護士岩井某の手になるこの文章がうまくないので伝わらぬことなのですが、相変わらず世間一般の感情からわざと離れようと思っているかというような論の展開です。さてさて、厳罰化の傾向は私は好ましいことと思っていますが、諸姉諸兄いかがお考えでしょうか。
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