柳蔭書翰

徒然なるままに、音楽関連の話題に拘らず、常ならんこの世の事々書き散らし諸兄のお耳汚しに供したく思います。

本音

2015-12-31 09:50:44 | Weblog
愛知県の社会保険労務士がやってくれてます、これは笑えますよ。新聞記事によると、問題職員(モンスター社員)解雇のノウハウ教えますとブログでやったそうです。大体がブログにせよラインやツイッターやら、どうしてこんなにあれこれ自分のこと見せたいんですかね。発表の場、なんでしょうね、その気分はわからぬではないですが、誰が見てる読んでるかもわからぬことです、ここに躊躇はないのでしょうか。女房や誰かがやっているのを垣間見ることですが、写真や何やら日記風にこまごまと晒してあってびっくりします。如何に仲間内だけだから(イントラネットですね言うところの)とはいえ、です。ブログはクローズドではありません、もちろん発表の場と考えているなら本人は世に問うている気分でもあるのでしょうが、自分の期待に数倍する攻撃も覚悟せねばなりませぬ、炎上という名の大叩きです。そのブログをこうやって書き続けている私も同類なのですが。その労務士の書いた内容です。法的に上手に解雇するには相手を鬱にするんだそうです、合法的なパワハラを続けろと。自殺しても鬱の原因と死亡の因果関係を否定する証拠を作っておけ、だそうです。へぇこりゃいいわい。ま、こんなもの読んだら目を吊り上げる輩は多いでしょうし、すぐに告げ口します。された方(エライさん達)は対応せざるを得ません。事実、社労士会会員権の3年間停止と退会勧告してるそうです、こうせざるを得ないのです。大衆の声はこれだけ強いのです。匿名大衆の無用の強さです。それはさて措き、エライさん達も彼の言の「真実さ」はよく知っている筈ですがまさか堂々とは言えぬこと、そんなことは酒の席で笑い話としてこそっと教えることだと思っているところ、白日の下に晒された日に怒らねばなりませぬ。やれやれ、です。こんなのがどこにでもいるんですわ。で、御本尊宣うてるそうです、本当のことですからと。ううむ。モンスター輩はどこにでもいて、二言目には権利権利、労働基準局にどこやらに訴え出ると騒ぐ。大きな企業なら労組が面倒です。社労士ってのは企業側の味方でしょう、労組に対するところの(違ったらすみません)。だからあんな物言いになったのですが、批判非難を許すことこそが言論の自由です。私たちはこういう国に住んでいることを幸せに思わねばならぬのです、もちろん言っていいことと悪いこととの区別をそれなりにつけるという前提あればこそですが。私もここで十分に言いたい放題です、別のブログではもっとその傾向が強いです。業界の本流に抗うは簡単です、本音を挙げればよろしい。建前ではなく、当たり障りなくではなく、そうじゃないよと並べればよろしい。実はこうなのよと暴露モノにすればよろしい。彼はそうしたわけでした。我が振り直せ、という出来事なのですが、やはりこの手の飛び上がり者は困ったことですな、組織側から見ると。
 海原お浜さんの死亡記事見ました。お浜小浜とは昔の女漫才の先頭でした。向かって左が小さい方太ってる方喋くる方ボケ方がお浜さん、右側の背の高いガリガリのメガネかけたオッサン顔の婆様が小浜さんでした。だみ声で喋くりまくる、上方漫才の第一類型です。ツッコミ側はほなアホな、ほんまかいな、きみとはやってられんわ~と言うてればいい第一類型。その昔ひょうきん族(漫才ブーム)最盛期にささやきトリオでしたか、B&B、ツービート、紳介竜介のツッコミ三人を集めてましたよね。お浜小浜もリアルタイムで見てましたが、この人の弟子にあの千里万里がいて、息子も海原姓で漫才やってました。漫才ブームの前です、大阪漫才を支えていたコンビでした。合掌。
 今年もご愛読いただきまして誠にありがとうございました。読んでいただけることを励みにして連日書き続けて参りましたが、お陰さまで明年春には丸十年を迎えることができます。浅学拙論であることは承知の上ですが、今後も続けて参る所存です。今後ともよろしくお付き合いいただきますようお願いいたします。
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