東北北海道は大雨に見舞われた盆になって、これは気の毒としか言いようのないことですがこればかりは誰に文句を言うわけにも行かず。二言目には地球温暖化だ、二酸化炭素だと悪者探しなのですが、問題は目の前の泥、使い物にならなくなった家具の山。デジャブーなんて暢気言うてる場合ではなくて毎年毎年どこかで繰り返される惨劇です。明日は来年は当地かもしれない。本当にそういう時代になりました。
患者よ、がんと闘うな。この本は結構に衝撃的でした、持ってます、読みました。近藤誠さんです。慶応大学病院勤務の医師というクレジットもへぇ~と思わせたものです。そもそもトンガリ体質です、反体制系です、医療の本流に噛みつく態度にはシンパシーを感じる性質なのです、膝を打ちながら読んだこと覚えてます。この人はただ叫ぶだけではなくて多くの文献を引いてデータの比較で論を進める正統派でしたから、頷くことが多かったというか信頼置けることだったのです。民間療法系のトンデモ本ではなかった。だから本流からの反発反論も多かったのですが、この人はひるまずにそこに反論を返して。でも、メディアが注目して採り上げて行くにしたがって段々過激になっていったのも確かなことです。彼はぶれずに進んできたと言うのでしょうが、意地になってる感もありました。でもがんに対する本流医療に一石を投じた功績は大きいです。大御所達がそれこそ大真面目で反論してましたからね。心筋梗塞で急死されたとの記事でした。合掌。
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