関山

衆院予算委員会ＮＨＫが中継しますので昼休みに見てます。夜のニュース番組も他にソースがないのでしょう、かなりの長尺です。野党がかなり意気込んでます、安倍さんも結構熱くなってます。それはそれで面白いんですが、やはり揚げ足取りが多いですね。パートで妻が25万、なんて喩えてしまって、パートで25万だ？うちの亭主は正社員でもそんなにもらえない！なんて突っ込み受けてましたが、それは例えばの話で、妻も働いて世帯の所得が増えて行くということを言いたかったのでしたが、安倍さんは世情に疎いって非難に持って行く。それも討論の戦略と言えばそうでなんでしょうが、見ている方はがっかりしますね、つまらんことを・・。もっともきちんと正面から聞けば聞いたで、急所に近づけば近づくだけ政府側ははぐらかすのですから、どっちもどっちですけれど。子供たちの手本にはなりません。小学校の学級会や中学の学活（今もこんな時間があるのかどうかは知りませんが）のほうがよほど本来の議論討論になってるんじゃないですかね。議論いただきました、ご意見いただきました。そういう場ですから。これは全ての役人、役所に通じる手続きです。これが民主主義ですと擬制しているわけです。法の支配、でもありますか。真実を晒して、真に正しい手立てを見つける、そのために多くの意見を聞く。理想ですけれど、そんなにうまく行きはしません。だから決める人を選ぶ。それが今のシステムですけど、そこに馬鹿が集まっちゃったら・・。民主主義（多数決主義）が一番と思ったら大間違いで、それはギリシアローマの時代から賢人たちが言うていたことで。と、遡っても詮なきこと、国会見て面白がってるが関の山ですか。