柳蔭書翰

徒然なるままに、音楽関連の話題に拘らず、常ならんこの世の事々書き散らし諸兄のお耳汚しに供したく思います。

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2008-02-22 08:40:52 | Weblog
ハンドボール、まるで今まで負けていたのは中東の笛の所為であって、ちゃんとレフリーつければ強いんだと言わんばかり、オリンピックだって行けるんだ!なんて報道で、すわ突然の棚ぼたのブームに協会やら選手やらも舞い上がってその気になっちゃったって具合なんですが、ちゃんと審判しても弱いところは弱いという真実の改めての証明に終わったようです。何チーム出ているのか知りませんが準決勝に進めなかったそうです。神風吹かず、ですか?そんなもの吹くはずがないって言うの!かたやで女サッカー。こっちはそれなりです。男サッカーは彼女たちをこそ見習えばいい。一点目の綺麗なヘッディングシュートもさることながら、特筆すべきは二点目です、あの突進力シュート力。男サッカーに足りぬはあれだと思いましたね。ああいう場面でシュート打てる奴がいないですから男には。すぐに囲まれるか、自分でスローダウンしてパスの相手を捜すのがオチ。手本は外国にあらず、なでしこジャパン!
 小野満に続いてダン池田の死亡記事です。二人とも歌謡曲華やかかりし頃に歌番組のバックバンドしていたバンドのリーダーです。小野満とスウィングビーバーズは紅白歌合戦の紅組バンドってイメージ、ダン池田とニューブリードは芳村真理の夜のヒットスタジオですか。ダン池田は急に姿を消した印象が強く、なにかトラブルがあったんでしょうね、小柄ないかにも芸能人然とした髭オヤジでした。バンドマスターの名前が有名な人でもう一人はスマイリー小原ですか、この人はピーナッツの時代、ザ・ヒットパレードの名物。三面の下段に写真付きで掲載される死亡記事は、記事は小さいですが時代の流れを教えてくれます。
 イージス艦事件、石破大臣早々の謝罪行脚です。これ異例じゃないですか、早いこと。まだどっちが悪いって判定出ていないうちからのことですからね。死体が上がらぬうちの速攻です。でも、これが正解でしょう、まず謝る、でかい方大きい方がまず頭を下げる、このバランスです。むろん立派な意思表示です、非を認めた?そうでしょう。謝った方が負けだとか、謝るということは非を認めることだとか法律上の理屈を並べて、頭を下げなくても言い、否、下げるななんて考えが罷り通っていますが、そうじゃないですよね。事の詳細はこれから先に並んできます、でもまずは申し訳なかったことですと「大きい方」が頭を下げるは大切な礼儀でしょう。いかにもその地の漁師の風体のおばちゃんが「二人は寒い思いをしているんだ、ちゃんとやってくれ」と大臣に向かって直訴する映像が流れました。大臣、この行動は大正解でしたよ、貴方が考えたことなら尚よろし、誰かに勧められていやいやであったとしてもまぁよろし、首相辺りからの世論操作の一環としての政治的指示(いわゆる早々のガス抜き)であっても行かぬよりはうんとまし。それにしても、ここの漁協の組合長さん、ちゃんと喋る人ですね。言葉自体も、言葉遣いもしゃんとして立派なことと思いました。やはりちゃんとした言葉遣いは心に届きます、感情語の連発では届かぬ所まで届きます。そう感じたことでした。
 朝日の社説、韓国大統領論を展開しています。親北反米の真左の大統領でした、これは朝日のお仲間です。庶民派リーダーとか民主化への太い流れとかいくつかしっかり持ち上げて、ナショナリズムの件については批判します。小泉さんの靖国参拝とこの大統領の竹島問題への固執は「日韓ともに指導者がナショナリズムをあおることの愚かしさを思い知らせてもくれた」そうです。この二つがどうして一緒くたになるんですかね。あなた(朝日)が勝手に靖国嫌いなだけです、靖国の意味をあなたと違う感覚で捉えている者があなたの仲間よりも多いことに知らん顔して。竹島問題はどう見ても横槍でしょう?尖閣諸島も、小笠原諸島も、ナショナリズム?そうですかね、国あっての交渉事でしょうにね。一緒くた。もちろんそれがこの人達の論法だとわかっているのですが、いちいち引っかかります。
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