だから日本も核武装しろ。タブーに放らないで、思考停止の海底に沈んでいないで、核のかの字を口にするだけで烈火のごとく非難の矢を飛ばす原理主義の人達にひるまず考えませんか。被爆者さんの惨事の証言は「だからこんな武器は捨てろよ」に心傾けるのですが、一方で「だから持てよ」とも悪魔の囁きの如く響かせるのです。安倍さんはすぐに国連に言い付けると表明しますが、それしかないというのが第一義、二義以降は法の支配を徹底させる、大勢で決まりに従わない国を懲らしめる、そういう流れになれば核を持たずとも世界をリードできるからという目論みでしょう。だからロシアともあれだけ近づいていくんだと繋がっていきます。どうしてロシアにあんなに寄る?と評論家達の評価は割れてますが、アメリカが弱くなっている現状で仲介役に生きる道を探しているのではないのでしょうか。力技で脅せない分(核兵器を持たない分)民主主義、法の支配、人権主義を前面に押し出して西側秩序を提唱する。でもこの「共通の価値観」が通用しない地域が広いこと。ロシア、中国、北朝鮮、中東諸国、アフリカ。国連至上なのは小沢さんと同じですが、米露両方に発言力を持つポジションこそが日本の生きる道と思っているんでしょうね。日本こそが武力に訴えない平和主義の理想国なのだという建前。だからこそ仲介役というリーダーになれる。武力に訴えないということと核武装することは全然別の問題です。ここを分けて考えるべきと思うわけです。
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