憲法の話題を取り上げるのは憲法の日だけ。それだけ何の盛り上がりもないって事ですが、安倍さんがあれだけパパッと駆け足で準備した改憲への道(手続き)でしたがいまは苔むして落ち葉に埋もれています。安倍さんがあれこれ決めた何とか委員会は開催もされず(むろん野党、民主党の反対でです)全く進展がないなんてNHKは言います。朝日は憲法九条支持が六割を超えている、改憲を望まない人が過半を超えていると一面に載せます。確かにこれだけ次から次に失着が続けば改憲論議なんかはできません。こんな気が散った状況では声を掛けるのも憚られましょう。また、そんな時に答えを出す事でもありません、その辺のチンケな法案とはわけが違います。ということは民主党の作戦勝ち、倒閣作戦がこっちにも奏功しているということです。私は安倍さんの考え方が正しいと思っている者なのですが、つまり改憲賛成、軍隊をちゃんと持て、正式に軍備せよという考え方です、こんな私でさえ今この時期でのこういう話は不適当だと思います。目の前のチャラチャラを解決してからのことでしょう。そのチャラチャラ。年金、ガソリン、道路、医療、教育、治安不安出るわ出るわ。福田さんではどうにもならぬのでしょう、何も喋れない男ですから。だからといって小泉さんはダメです、この男のやったことが間違いだったと証明されての今ですから。誰?混沌、閉塞感、失望をうち破ってくれそうな人。週刊誌には小池女元大臣の名が取り沙汰されていますがどうですかね、この女にはどうも胡散臭さがつきまとってますよね、もっとも政治家は皆胡乱なのですが。戦前の、戦争前夜の世相空気に似てきたなんて評価をよく目にします。当時を知らないので私には比べようがないのですが、石油がない、物がない八方塞がった状況に皇国全体主義が先鋭化して世論が誘導される。開戦に手を叩いた人も多かったという事実。スパッと斬ってくれるのを待つという心情は同じなのでしょうか。馬鹿野郎!きちっとしやがれ!と啖呵切れる人。小泉さんじゃダメですが、この人が出てきたときのような感覚をまた味わいたいのです。小沢さんのやり方が当時のアメリカ(ハルノートの如く)、追い込まれていく日本(福田さん)。結果として破滅への道ではありましたが、そういう逆向きの評価(後出しじゃんけん風の)では当時のこの決定の背景はわかりません、きっと「閉塞感の打開」が指導者の共通理解だったのではないでしょうか。今まさにそういう心持ちになってきましたね、そうじゃありませんか。いい加減にしろ!って。麻生さんでしょう。この人にどれだけの肚があるのかそれは知りませんが、こういう時だからこそ悪人顔、柄悪顔、べらんめぇ調の乱暴者の出番なんでしょう。民主党にやらせてみるという選択じゃなくて、麻生さんにバッサリ斬らせてみる。多くの人達も民主党(小沢さん)に政権渡すことは不安じゃないんでしょうか、よく見ているとこの人も福田さんと同じです人に指示するばかりで自分じゃ動かない、大号令を掛けるってタマじゃないです。菅やら鳩山やらの口先だけの有象無象集団よりも、その前に一度麻生さんにやらせてみる。早く何とかせぇ!という思いを満たしてくれるのは麻生さんだと思いますがね、いかがですか。
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