新聞や週刊誌はよく読む方で、片隅記事から思わぬ知識を得たり、長く不明だったことに気付いたり、ええ?へぇ~のトリビアを得るわけです。こういうこと自体を面白がっているのです。新聞の連載コラムはその一つで、朝日の「多事奏論」6月15日では、佐渡金山の世界遺産登録のための資料が盛りに盛ってあるとの内容です。佐渡の金は世界で流通してたとか17世紀前半には世界の金の約10%を産出してたなんてことはどの専門家も聞いたことがないことなのだと。そんなもんじゃと。世界遺産に指定されることに血道を挙げている自治体が多いです、それは観光客を呼べるからです、石見銀山然りですね。でも、すぐにオーバーツーリズムで問題が起こり、大金かけて整備したら途端に客足が遠のくサイクル。つまり卑しい。金儲けだけです目的は。この記事はそうは描いてないですけれど、見出しが『「そんなもの」か世界遺産』ですから。そんなもんなんでしょうね世界中どこもかしこも。そしてそれを決める奴らにたっぷり金渡して、誘致運動です。五輪も何もかも同じ構図。知ってはいますが、青臭いこと言うつもりもないですが、そんなもんよのうと鼻鳴らすしかないのです。
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