プベルル菌だそうです、小林製薬を傾かせている犯人です。いやどの報道もまだ確定ではないと断ってますし、今後別に本物が現れる可能性はあります。が、初めて聞く名です、青カビの一種だそうです。感染症との闘いの歴史で画期的だった抗生物質の発見、これも青カビからでしたペニシリンです。イベルメクチンでノーベル賞をもらった大村さんもそれをゴルフ場の土の中から採取した細菌から見つけたことはよく知られたこと、微生物に囲まれ包まれた世界に生きている我々は黴菌による害も恩恵も受け続けることを改めて示されたというわけで。製造過程のどこかで混入(コンタミネーション、コンタミと呼びます、意図せざるものです)したか、意図的に加えたか、なんて誰かが解説してみせてましたが、意図してってどういうこと?麹菌は人類の食文化の歴史のど真ん中で筆頭「有益」なものであったわけです、今更悪者にはなりますまい。ならば製造過程か。だから保健所や国が調査に入りました。問題のロットが限定できれば事は速やかに解決しそうですがどうなのでしょうか。TVは危機管理という御紋を振りかざして初動の悪さを非難してます、メディアの定石です。宝塚と一緒です。遡ればいくらでもネタは見つかります。死亡者がどんどん増えるってことになるなら、他社製品からも被害者が出るならまんまと餌食です。大変じゃぁ・・。他人のふり見て我がふり直せとはわかっていますが、観客席から立ち上がれません。映画館に座っているのと同じことです。他人の不幸は・・でしょう?
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