柳蔭書翰

徒然なるままに、音楽関連の話題に拘らず、常ならんこの世の事々書き散らし諸兄のお耳汚しに供したく思います。

宮家

2011-12-15 08:21:25 | Weblog
女性宮家の創設をと、なんだか降ってわいたような話です。天皇様の万世一系、男系でつながってきた悠久の歴史が途絶える危機だという動機です。浩宮(皇太子)に世継ぎができなかったのが第一因、秋篠宮の男の子誕生で世継ぎ騒動が一気に冷えたことでしたが、今後を考えるとまずいじゃないかという話、一にも二にも皇室に男がいないからです。美智子妃がもっと男兄弟を生んでいれば、雅子さんが、紀子さんが、という話ことですが、いない者はいないのです。女性宮家案とは新聞によれば、降嫁された内親王(天皇の娘さん)も皇室の一員でいていただこうという案です。近い例では皇太子の妹君さーや様(黒田清子さんでしたか現名は)も皇室でいてもらおうというわけです。この人ももちろん天皇様の血を継いでおられるわけですからそういう意味では問題はないと思うのですが、男子が絶えた時にこの方のお子をお世継ぎにしましょうという案です。問題になるのは男系、女系という区別です。天皇様の遺伝子は(血統)は息子であれ娘であれ同じように継がれているのですが、息子の子が男系、娘の子が女系という区別です。ですから今の天皇陛下の孫さん達は全員男系の方々です。仮に愛子様が天皇になられても男系は守られているのです、男系の女帝です。黒田清子さんが男の子を生まれればその子は女系の子となります。Y遺伝子がどうのこうので括れはする理屈なので、そういう説明もよく見ましたが、天皇様のY遺伝子を持っている者(男)は世の中にわんさかいるという理屈でもあります。ここにあまりに価値理由を置くと、うまくいかなくなるでしょう。という問題を噛んでそのままにしてのこの案です。どうなのかなぁ。拙速でしょうか、安直でしょうか、効果薄いことでしょうか。その全部と、私はそう思うのですが。側室を持てばいいのに。立派な継承装置ですよねぇ。でも浩宮も秋篠宮もそんなことやりそうにないですわね、目を三角にして言いそうです、私の伴侶は雅子(紀子)ひとりです!って。すみません、茶化しちゃいけません。
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