オバマさん大統領就任しました。あれだけ日本でも選挙戦が報道されましたから、私のレベルの者でも彼が選出された意味なり歴史的意義なりは(メディアや評論家達が教えてくれるものですが)わかっているつもりです。そして例によって斜に構えて見ているんですがでも、やはり期待を持たせますねこの人は。クリーンさというかクレバーさというか、マスコミが言うように喋りがうまいんでしょう、聴衆に向いてますから顔も心もそして言葉そのものも。小沢さんやら麻生さんやらとの違いはここなんですね、彼らはこっち向いて話しませんから。そう思うとガッカリしますが、オバマさんです。石油がらみの利権貪りが当初から見え見えだったブッシュとはっきり一線画しました。エネルギー改革がどんどん進めばまた日本にも目が出てくると言うことです。折からパナソニックが三洋傘下に入れてリチウム電池生産拡大路線に舵を切りましたね、この方向です。技術大国日本の生きる道が示されてことでもあるのでしょう。資源の囲い込み、保護貿易と一時的には世界中そう流れるんだとは思うのですが、やはり便利さ高品質さに扉は開くでしょう。アンチ日本のアメリカ民主党ではありますが、向こうさんが真っ当な技術競争を宣言するのです、受けて立てばいいですね。彼の淀みない演説の字幕読みながら、そう思いました。そしてTVはアメリカにおける黒人の歴史をレクチャーします。名だたる人種差別の国ですからねアメリカは。人種差別と聞いてどの国を思い浮かべるんでしょうか、アメリカ、オーストラリア、南アフリカ。日本人も朝鮮人や中国人を差別してきた歴史を持ちます。自分のことを棚には上げられません、そういう前提で。昔の映像が流れます、for colored only なんて看板が平気で掲げられています、黒人に向かってコップのコーヒーか何かを頭からぶちまけてる絵、どこかの知事が平気で人種差別する!と宣言していたり。オバマさんも演説の中で、ほんの60年前には父はレストランにも入れなかったと挙げました。彼はリンカーンを前に押し出して理想にしているようです、奴隷解放令を出した人だからでしょう。でも、かのリンカーンにしてもその奴隷解放令を出したその日にインディアン皆殺しの命令を出したそうなのです。時は南北戦争の頃、西部開拓という名の先住民(インディアン)虐殺虐待の真っ盛りの頃です。ここは含まねばならぬ事実と思います。そして暗殺の国アメリカ。この就任式最中にズドンてなことになればすごい映像だったんでしょうね、きっと皆それも期待していたんでしょうに。KKK団はどうした?彼らもさすがに今は生活第一ですか。彼に期待しているんでしょうか。色々思ったことでした。
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