柳蔭書翰

徒然なるままに、音楽関連の話題に拘らず、常ならんこの世の事々書き散らし諸兄のお耳汚しに供したく思います。

味方

2007-11-15 08:43:47 | Weblog
ボージョレ・ヌーボーの解禁日だそうです。ビール以外はからきしダメな準下戸にとってはピンと来ないことですが、嬉しいことなんでしょうねTVが新聞が煽ります。何でも全量の1/4が日本に輸出されるんですって。1/4ですよ。何とお目出度いこと。嗚呼、経済大国。
 中日福留巨人へ行くんでしょうね、昔から憧れだったなんてね。おいおい、あんたは高卒時のドラフトで外れて社会人野球で浪人して、相思相愛の中日に晴れて入団したんじゃなかったのかい?昔から巨人に憧れてた?前にも書きましたがここの業界人の動機は皆巨人です、長嶋です。野球に優れて甲子園に大学野球に社会人野球に打ち込む、そして憧れのプロ野球、どなたもかなたも巨人巨人。いえ、仕方ありません、つい最近です巨人戦以外がふんだんにTV観戦できるようになったのは。かく言う私も、鄙の地にいることも相俟って野球といえば巨人でしたから。だから、清原に始まって巨人に来る奴どれもこれも同じセリフを吐くのは致し方ない現象なのですが、これまた見事にどれもこれも潰れていきました。福留も吸い寄せられるようにその毒を喰らうわけです。中日にいてこそのその存在感、その成績だと、やはり分からないんでしょうね。新井ですか?巨人は知らん顔でしょう?どうしてでしょうか。これくらいの奴は今もベンチの中にわんさかおるってわけです。必要としているのは阪神。こっちに行くべきです。クルーン。さて巨人が札束で頬叩きましょうか。外人は簡単です、金です。阪神も欲しいと思ってましょうが、抑え投手だけは今は充足していますからね。さて福留、日本中の私のような日本人気質のオッさんのブーイングの中を、ブルーからオレンジ色に着替えましょうか。
 吉兆のごたごた、何とも基本的な原始的な嘘の上塗りでした。嘘ついたらだめですよ、という道徳教材のような出来事です。誰かに嘘をやらせたら、黙っちゃいませんよ、という戒告です。どこもかしこも「悪いことだけれど黙っておけと言われたから黙ってた」です。「いけないことをいけないと、とても言える雰囲気はなかった。命令に服従するばかりだった」と内部告発者やら、今回のように自分たちの所為にされた従業員達のいいわけです。日々の仕事は繰り返しです。悪いこととは知りながら、そんな意識はどんどん薄れていきます、今日の仕事をこなすだけです、今日も明日も次の日もまた次の日も。それで給料貰っているんですから。で、こんな事態になって初めて「実は・・」となります。もっと早く言えよ、です。水戸黄門の印籠です。でも、言えないんですね、よく分かります。やはり時満ちるまで事は起こらないと一般式化できるのでしょう。あちらこちらの老舗、ブランドが叩かれつつかれするこの流れに、叩けば埃の出る体ばかりだったってわけです。そして我々が得た教訓はこうです、悪さするなら一人でなさい。誰かとつるんだら、その誰かに必ず刺される。つるむが複数であることの怖さを知るべきです。組織ぐるみ、ということは恐怖と恫喝で縛っているだけですから、必ずどこかが綻びます。自分の思いも寄らぬ奴が必ずいます。ピカピカの正義の味方やら、逆に脅してくるのやら。おお怖いこと。悪さするなら必ず一人で。一人でできぬような悪さはせぬ事です。誰ーれもあなたの味方じゃありませんよ。
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