柳蔭書翰

徒然なるままに、音楽関連の話題に拘らず、常ならんこの世の事々書き散らし諸兄のお耳汚しに供したく思います。

常態

2008-07-24 08:42:07 | Weblog
岩手沿岸北部の今朝の地震の話ばかりですTV。この手の報道には飽きます。もっとも、それは飽きるほど長くTVを見ているということでしかなく、今初めてTV見た人には初めての情報なわけです、そういう人達を想定しての放送ですから、同じことの繰り返しになります新しい情報の加わらない限り。こっちがチャンネル変えればいいんですが地上波はどこ見ても同じことです、考えることやることは皆同じってわけです。現場のリポートは若い奴がやらされます、緊張して、用意された文面を読むばかりなのはよくわかってますが、病院の前からの報告、何人があれこれの怪我で運び込まれました、何人が入院になりました、それ以外の人達は自宅に帰った模様ですって。入院しなかったら普通は皆うちに帰るんです。そのまま余所に行く方がおかしかろうに、などと真顔で鼻の穴膨らませて一所懸命に報告しているのを見て、ひとり突っ込んでいるのでした。
 下関のフグ業者の産地偽装です。例によっての中国産を国産に偽装しての事件です。またこの社長知らぬ存ぜぬと言ってます。懲りぬ奴らばかりですねぇ。こういう事実をつきつけられて、マスコミが糾弾のセットアップ完了している場面での対応は、ごまかさぬこと、人の所為にしないこと、謝ることでしょうにね。あれこれ言い訳するのがいけないんです。潔いとか、偉いとかそういう評価以前の次元、此の期に及んで言い訳するなという器、度量の問題。このオヤジもやがて火だるまになるんでしょう。もう世の中がこの手の事件に馴れて飽きてきてますから、それほどにえげつない突き刺しにはならぬと予想はされますが。
 大分の贈賄で名指し逮捕された校長の娘、下駄履かされてやっと合格したなんて晒されて、辞職だそうです、23歳。ああ、23歳ではちと辛い経験ですか。晒し者という経験など今までないでしょうから。でも、こうやってトカゲの尻尾が切られていく、そうしている内にマスコミが飽きる(手を引く)世の中が忘れていく、大悪たちが大笑いするの図なのです。不正合格者を採用取り消すなんてできぬ業でしょう。口利きした議員を挙げることもできぬ業。行政公安とつるんでいる奴らに手は回りません。役所の常。そう思うしかないでしょう。腹立たしく憤ることではありますが。
 
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