認識

八百長騒動、何だかまたまた茶番に終わってもみ消されそうですか。石原都知事のコメントがＴＶに流れてました、だから言ったろう？大相撲はあれなんだよもともと、と。新聞によるとこの人が最初に（かどうかは知りませんが）大鵬柏戸戦を八百長と噛みついたんだそうです。東京オリンピックの頃の話、この人が太陽族で時代の寵児であった頃の話。以来、本人が告白するやら、誰かを名指しで告発するやら、ジャーナリストが週刊誌でぶち上げるとか、多くの事例を重ねてきてその度に訴訟を起こして握り潰してきた相撲協会でした。今回も何でも記名式のアンケートを力士親方始め全関係者に配って調査したって鼻の穴膨らませてます。あなたは八百長しましたか？正直に答えなさい。・・・誰が正直に言うんです？言えば挙げられてクビになるだけです。新聞には若い親方の弁として、今まで協会には振り回され続けてきた、今回も言う通りにすれば潰されるだけだと載ります。ううむ。膿を出し切れと識者は新聞は言います。何度聞いたですかねそのセリフ。石原さんの言葉正しいんでしょう。私たちがそういう目で見ていればそれで済むことなんでしょうね。公益法人とかそういう所にカチンときてるだけですから、一民間興行団体になればいいんでしょう。何でもありのベタベタぐちゃぐちゃで出直せばいいです。所詮プロレスと一緒なんですから。そうです。観客たる私達の問題でもあるのです。
　大雪、新潟の大雪を聞くに、田中角栄の日本列島改造論を懐かしく思い出すことでした。雪が降ればいくつもの村落が孤立する。ここにトンネル一つ開ければ一つの村が助かるんだ。そういうモチベーションであの政治家が生まれたんです。利益誘導型とか金権とか批判の的ですが、新潟の人達にはどれだけの恩恵をもたらしたことかわからないでしょう。この山崩して新幹線引いて・・こういう力は出るべくして出てきた天の配剤だったと私は信じてます。とても懐かしい気がします。もちろん今の政治家達と比較しての感想ではありますが。