柳蔭書翰

徒然なるままに、音楽関連の話題に拘らず、常ならんこの世の事々書き散らし諸兄のお耳汚しに供したく思います。

強気

2009-05-21 07:54:56 | Weblog
東京で感染者が出ました。さてこれで国も本腰上げますでしょう。東京が中心です、東京が無事なうちは大阪であろうと神戸であろうと「地方の出来事」ですからね。今回の(またまた高校生でしたが)事例は今月の11日から18日までニューヨークに行ってた者でした。学者はしたり顔で言ってます、神戸大阪のケースとは違う、こっちは渡航者の感染だからって。ふむ。このケースはどうしてこんな時に行かせたんだ?という非難は避けられませんか。流行地だと厚労省がはっきり通告している国にわざわざ行かねばならぬほどの急用だったのかい?という詮索です。ここから広がることは必至でしょうから。水際作戦ってのもこの程度のことです。出るを止めなくて入るも防げませんやね。
 水泳背泳ぎ世界記録出した日本の若い衆、水着違反で記録が認められないかもしれないそうです。あの物議を醸したレーザーレーサー社のものとは違う、日本製デサント社のものだったそうです。詳しくは全く知りませんがラバー地のものだそうです、浮力がどうのこうので違反なんだそうです。日本水連はたとえ世界記録として認められなくても日本記録としては公認すると言ってます。よろし。それでいいんですよ。結局先の騒動の時も、レーザーレーサー社の国際水連への根回しが効いていたという結果だったでしょう?根回し、つまりは実弾発射。委員がOK出せばいいわけですからね。ということはデサントの根回しが足りなかったということです。日本人以外の人種の文化には正々堂々なんて概念はないんですきっと。どんな条件でも強い者が勝つなんだ、だから自分を鍛えるだけだという思考回路がないんです。自分が勝てないとなるとルール変えてきますから平気で厚顔にも。柔道がその典型です。見ていて面白くなくなったのは、あの競技の爽快感がなくなったのはレスリングになってしまったからです。グローバル化という平準化低俗化の典型例です。組み合っても(ガシッと組み合うこともしないですからね、あれは組み手争いではなくて逃げてるだけです)尻を引いてこけない様にこけないようにするあの不細工さ、美しくなさは醜いほどです。それもこれも業界の根回しに負けているからでしょう。青い柔道着には仰天しましたが、蟻の一穴だったわけです。日本柔道はどうしたかというとオロオロして強く出るわけにも行かず(敵さんたちはちゃんと手を打ってます、国際柔道連盟の決定機関から日本人を締め出します)こちらが変わっていかねばならないなんて与太です。ルールを戻せなんて言わないです。あれじゃぁ柔道じゃないと言うには言ってますが陰でボソボソの態です。舐められてるんですね。きっと水泳もそうなんですよ。最近は北島筆頭に日本が良いですから、人種差別の根強い白人連中は気に入らないわけです。当の本人は気丈に次にも記録出せばいいことだって言ってますが、太古の時代から続く当然の如き人種差別感、現在の世界はそこに根ざした文明文化によって形成されてきたことをこの若い衆は気づいているでしょうか。ほんの3,40年前まで歴然と存在したアメリカでの黒人蔑視差別や南アフリカのアペルトヘイトだけが人種差別じゃありません。白対黒だけであるはずもないのです。白対それ以外、です。黄色も褐色もみんな、です。アイススケートに黒人がいないのは何故か?除外してきた歴史があるからです、運動能力に劣る人たちじゃないですよ彼らは。別の理由です。黄色が強いのが気に入らないのです。そういう理由でしょう。で、それを諾々と受け入れる日本人のお人よしさ。それが日本人の特性であって、生来全員に備わっている極めて優れた素質素養に違いないのですが。今回、日本記録としては公認する、なんて強気を早々に表明して、珍しいことですよ。いつもなら、日本記録としても・・なんて言ってきたことですから。でも新聞にはありました、協会役員には世界記録と乖離するのはいかがなものかって言う奴がいると。世界記録より日本記録の方が優れているなんてのがあっても良いじゃないですか。世界記録より2秒も3秒も遅い記録ばかり見慣れている我々には痛快です。是非この強気徹してもらいたいと思うことでした。強い時期にこそ発言もできるのですぞ!
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