最高裁、違憲状態と判決しました。一票の格差訴訟、結果的に今までと同じ結果です。原告弁護士達がブーブー非難してますが、ま、これが常識的な判断ですね。よかったと思いますよ、人権弁護士が原告に限られていて。大体がこの訴訟、人口割りの不公平を咎めてのものでしたが、よく考えれば(反対論として昔から挙げられていることですが)人口の多い所に多く割り当てるとはつまり少ない所を抑えつけることになることを閑却してます。どちらを基準にするのかなのです。人口の少ない所(今は高知が対象です)の現状を基準にすれば、その比率で掛け算すれば多い所(千葉)はもっと増える、つまり国会議員数がまたまた増えてしまう。こりゃまずい。その逆、多い所を基準にして少ない所を割りなさい、すると下手すると0.8人なんてことになりかねぬこと。小選挙区制ですから人口少ないところは選挙区の統合しかないですね、それこそ一県一人の国会議員なんてことになりかねない。こんな不公平がありますか?所詮は多数決の世界にこんな不公平が許されましょうか。当地山口は人口150万人くらいですが、四つの選挙区で、四人の衆議院議員がいます。当地も人口の少ない地域ですよ。自民党の総裁、副総裁、選対本部長、外務副大臣(県連会長)の選挙区です。統合?単純な人口割りが公平公正だと決めつける考え方自体が、それが民主主義の根幹だなんて騒ぎ立てること自体が間違いです。もっと言えば、これが民選の欠点ですね。貴族院制度を復活したらどうですかね、バカを排除するシステムです。話が逸れましたが、そういう方向の事例と思うのですが。
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