柳蔭書翰

徒然なるままに、音楽関連の話題に拘らず、常ならんこの世の事々書き散らし諸兄のお耳汚しに供したく思います。

思惑

2017-06-10 08:19:33 | Weblog
言霊なんて大きく抽象化する要もないのですが、ずっと負け続けることもできぬことです、昨日話題にしたからでしょうか巨人13で止めました。中学生プロ棋士もいつか負けるのですが、この差ですね。勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし。こういう事例から引き出される箴言ですが、一般化公式化の典型です。口にした途端に逆目が出る。言霊ですね。確率論的にはただの偶然事ですけれど。
 英国、メイ首相負けました。政権交代にはならなかったですが、強引に前倒し選挙した思惑が外れて過半数割り込みました。報道見てるに英国も米と同じように中傷選挙なんですね、感心しました。She is a liar.と唄い続ける映像見ました。この選挙結果を受けて、メイさんの張りぼてをかぶってのパフォーマンスを写してました、The people have spoken と一人がプラカードを持ち、一人が墓石に向かって花を手向けてます、そこには Hard Brexit -RIP- とありました。英語の勉強になったことでした。辞書引きました、RIP とはラテン語の略で、意味は may she rest in peace 安らかに眠れ、だそうです。EU離脱はそう決まったらそっちに向けての正当性が強調されます、私もここでわかったように書いてましたが、名誉ある孤高を選んだとか、EU自体の制度疲労というか元々の画餅さへの非難とかが真ん中に納まってたのでしょうが、どっこいという結果ですか。労働党によるズルズルの衰退を受けて、それこそ大英帝国の威光を取り戻せと登場したサッチャーさんを期待した向きも多いのでしょうが、さてさてですか。ここでまたバタバタと党首交代なんてやった日には何年か前の日本と同じことでしょうが、もっとも二大政党制が根付いている国ならばこういう事態は想定内の出来事なのかもしれません。メイおばさんの顔が怖い、のは影響なかったんでしょうか。すみません茶化す気もないのですが。
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