安倍さんのアメリカ議会での演説内容が吟味の対象になってます。ここぞの出番です、新聞の解説、数多いる政治評論家、政治学者達。彼らの評価点は一に河野、村山、小泉談話との比較です。もっと具体的には言葉狩りです、侵略、植民地支配、お詫び、文言が入っているかどうか。安倍さんがこの単語を使うかどうか。全く馬鹿馬鹿しいことですが、こうやって国内で煽っておけば中韓の噛みつきどころもできるという順番です。誰かがきちんとTVで指摘してましたが、こういうことを紙面に載せるのは朝日と日経だけなんだと。そうなんですね。もう揚げ足取りなんて幼稚は止めましょうよ、です。で、何紙かは安倍さんの演説を英語で起こして載せてます。朝日は全文です。どの新聞も興味を示しているのは、お決まりの上記の三つの定句に代えて使った言葉、痛切な反省の英訳部分です。remorse, repentance だそうです。英字新聞なんか読みません、原語で小説なんか読みません、医学論文を読むくらいのことです、この単語初めて見ました。deep remorse over the war です。 remorse なんては、安倍さんもそうでしたが日本人が発音しにくい単語で、わざわざに。girl や surf のように。こういう場面用の単語なんでしょうが、そういう観点でこんなに英文が載るのは最近の傾向ですね。そう言えばオバマの演説も日本語訳付きで全文載ってたこと思い出します。リモースねぇ。ピンともポンとも来ませんが、安倍さんの満面の笑み、ドヤ顔は成功を表しているんでしょうね。
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