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柳蔭書翰

徒然なるままに、音楽関連の話題に拘らず、常ならんこの世の事々書き散らし諸兄のお耳汚しに供したく思います。

世論

2011-06-25 08:08:49 | Weblog
鳴り物入り、なんでしょう?どうして辞めるって言ってるトップが新たな人事するんだという非難もものかわです、の復興大臣、松本大臣の横滑りです。でも松本?who?ですよね。10人に聞いたら9人までがこう言うんじゃないでしょうか。誰?影の薄い大臣です。防災相と環境相とを兼務している人ですが、そう説明されても誰?ですね。がっかりです。すっかり萎えてしまいます。せめてこういう時は亀井さんとか例えば石原都知事とか見ている者の気持ちをフワーッと持ち上げてくれるような人事しなさいよ、です。そう思われませんか。どこまでも菅という男は自分の仲間しか目に入らぬようです。普通の人間の感情を理解できぬようです。トホホ。
 腎臓移植に暴力団のビジネスがからんでいることが明るみに出て(こんなことはうんと前から週刊誌やルポライターの本などで明らかなことでしたが)例によってマスコミの予定調和、協調のとれた「一大事」報道です。で、出てくるべくして出てくるすり替え論が果たして中国新聞の社説です、ドナーが足りないからこうなるんだと。何~に言ってる?順序逆にしたトンデモ論です。ドナーが増える?んなわけないでしょう。脳死移植でなくても腎臓は死体腎でもいいんです、ですから数は多い筈ですがそうはいかない。それだけ需要も多いというわけです、だからビジネスになるんですが、供給元(ドナー)を増やす為にどんな手立てをしてるというんだ?が一点。それより前に、移植が治療と誰が決めた?です。移植は最後の治療法ですなんて医者が平気で言うから素人はそう思う、マスコミも大喧伝する、いつの間にかそういう前提になってしまう。そして例の偽善です、「移植は最高のボランティア行為です」なんてキャッチフレーズで人を騙し且つ強要します。それだけに止まりません、そうしない人を、私のようなトンガリを非難排除します、なんて奴だ?人か?それでも医者か?(私は医者です、すみません)だからこの社説もドナー不足は我々の意識不足だと言いたいわけです。とんでもない!!この記事書いてる奴に聞きたいことです、じゃぁあんたは腎臓を差し出すのかい?肝臓を削れるかい?あの黄色い意志表明カード(私は脳死になった場合臓器を採られてもいいです)をもってればあなたは偉いのかい?死んでしまえばどう逆立ちしてもあなたには判断も何もできないことです。死体腎の提供が少ないから生体腎に勢い頼るしかない、だからこうなっているという理屈なんでしょうが、高邁な相互扶助の精神という御旗がチラチラして嫌なことです。この独善に騙されてはなりません。臓器移植が治療なのかどうかという一等最初の論議にコンセンサスはまだ得られてないでしょう。だからそう思う人がそう思う人にやればいいじゃないの、嫌な人に強要しなさんなとは昔から多くの人が言ってきてます。が、これです。結局マスコミが流れを強引に作っていくといういつもの筋です。そこに私達は気付かねばならぬと思います。
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