柳蔭書翰

徒然なるままに、音楽関連の話題に拘らず、常ならんこの世の事々書き散らし諸兄のお耳汚しに供したく思います。

経歴

2011-06-21 08:16:32 | Weblog
日経に震災地の知事さんのコメントが並んでいます。岩手、宮城、福島です。内容は相当ですが、それよりプロフィールに引かれました。ここであれこれ批判してました宮城の知事さん、あの物言い物腰からてっきりキャリア組の官僚上がりと思い込んでましたが、なんと防衛大出身、自衛官から県議になって、という経歴だそうです。ああ、びっくり(最近びっくりばかりです)。どうして官僚上がりじゃないのかと思っていたかと言うと二言目には国が国がと弁解したり要求していたからです。そう見えた(そう報道された)からでした。頼りの国があの状態ですから、せめて県知事さんがどっしり号令掛けていかねば・・ととんがって批判してました、きっと役人上がりなんだろうと思ってました。違ってました。でも、そう知れば知ったで、役人体質が沁みてない人なればもっと思い切ったこと、もっと住民を鼓舞するようなこと、つまり橋下さんのような大言壮語の類を吹いてもよかったんじゃないの?と思いますし、これはこの人の元々の性質性格なのだろうなと思うことでした。習い性となる、ではなく、元々の性。一方、福島の知事さん。こっちは態度大きいでしょう?原発で本当大変でしょうが、当初から東電に対する態度が大きい(厳しい)。この人はあの渡部恒三の秘書を長くやって、その後参院議員、そして現職だそうです。ああ、なるほどね。そう思うでしょう?この二人の物言いや態度の違いがこのキャリアの違いに如実ですね。感心しました。しつこいですが、元々の性格が基本ですよ、もちろんそうなんですが、そういう性格の人がそういうキャリアを歩いて行くんですが、役が人を作るってのも確かなことで、福島の知事さんのふてぶてしさを見るにつけ、宮城の知事さんの素人っぽさを見るにつけ、この経歴は十分にその人を物語ってると思うのです。
 日本製のスーパーコンピューターが7年ぶりに世界一に返り咲いたんだそうです。計算機能のコンペだそうです、詳細はわかりません、速さの競技ですかね。蓮舫さんが有名になったあれです、二番じゃいけないんですか。あちらこちらから大ブーイング浴びてました、あんな切り取り報道では真意が伝わってないと本人が反論してたのはご存知の通り。でも、やはり技術者はやるわけです、どんどん進むしかないわけです。予算は削られたままなんでしょう?そこも知らないのですが、ここは「どんなもんだい!」でしょうね。当の大臣はこう言ったそうです、ナンバーワンだけじゃなくオンリーワンを目指す努力を期待すると。何とも可愛げのないタコですな。ナンバーワンよりオンリーワンなんてのはクソのような歌の文句であって、どこの誰でもオンリーワンです、そこで埋もれていいはずがないのです。この期に及んでのこのコメントにはがっかりしましたね。所詮は襟立て女大臣で終わりましたか。
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