柳蔭書翰

徒然なるままに、音楽関連の話題に拘らず、常ならんこの世の事々書き散らし諸兄のお耳汚しに供したく思います。

真実

2017-04-30 10:36:07 | Weblog
シリアの爆撃後、全くの沙汰やみです。きっと訳があると思っていましたが、月刊誌WiLL今月号が教えてくれました。藤井厳喜、馬渕睦夫という当代きっての正確な世界情勢を教えてくれる(fake news に惑わされない)ジャーナリストの筆です。あれは急所をわざと外して、アサドには前もって通知していた、ひとえに北朝鮮と中国への威嚇であって、米共和党内の反露主流派への懐柔策でもあったと、へぇ~の連発。私の妙な要約より本編の御一読をお勧めします。面白いですよ。
 トランプさんがまだツイッター発言を続けていて。それは記者や報道機関による恣意的な取捨切り取りを防ぐ目的なのですが、今度は報道側がそれに振り回される。ザマ見ろ、ではあるのですが、その文面。北朝鮮のミサイル試射が失敗したのですが、それを指して、習さんの顔に泥を塗ったという表現でした。最後に BAD です。これを訳すに日本のマスコミです、ひどい、許さぬ、そしてTBSはけしからんと来ました。ニュアンスがだいぶ違いますね。bad という小学生でも知っている単語だから余計に日本語訳の含意なのですね。けしからん、ですか。この辺りにも主義主張が覗くわけです。
 籠池さん、徐々に行政から攻められて丸裸にされそうです、借財まみれの詐欺師扱いです。このままで終わらせようかときっと機を待っていたでしょうところ、民進党が助け舟です。財務局の役人との交渉時の音声が公開されて、籠池さんが証人喚問の時に言ってた神風の正体をそれとなく(はっきりと)安倍夫人の取り次ぎ、つまり役人が忖度したことだと証言させてます。もちろん政府側から籠池さんに条件提示されてましょうよ、ここで退くならここまでで追及も止めてやると。つまりどんどん逆算計上されるであろう借財をここまでで抑えてやるとか、詐欺罪での告訴まではしないとかなんとか。でもこのオヤジ開き直った。死なばもろとも。森友学園のもろとも作戦。窮鼠(に見えませんが)猫ならぬ虎まで噛む。じわじわ消されていくくらいなら、の開き直り。北朝鮮状態。ちなみにこの森友学園問題についても上記WiLL誌今月号に裏事情が詳しいです、読めばなるほどなぁと妙に納得するよくある話、大阪という地域特殊性に根ざした事例、そう言えばあの嫁さんの柄の悪さよ、とあの後味の悪さのわけが解けて行き且つ忌避する思いが湧きあがります。週刊新潮の名物コラム「変見自在」の著者、正論の巻頭言著者の高山正之が暴いてくれてます。是非ご一読を。
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